TOKYO2020大会のレガシーの発信・発展を目的とした、内閣官房による企画展がJR品川駅にて開催中(6/14-15)

内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室のプレスリリース

 内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、「東京2020大会」)によって創出された成果(レガシー)を一過性のものに終わらせず、発展させていくことを目的に、2022年6月14日(火)〜15日(水)の2日間、JR品川駅中央改札内イベントスペースにて企画展「大会を契機とした取組とレガシー~TOKYO 2020~」を開催中です。

 史上初めて、オリパラ一体で2度目の同一都市となった東京2020大会は、成熟社会にふさわしい次世代に誇れる、さまざまな成果(レガシー)が創出されました。本事業では、「共生社会の実現」、「復興/ホストタウンを通じた地域活性化」、「観光立国・日本文化の発信と理解」、「セキュリティ・輸送対策」、「健康・スポーツ」、「持続可能性」、「大規模イベント開催のモデル」という7つのテーマを軸に情報を国内外に発信してきました。これまで3ヵ国4都市(札幌・東京・アメリカ ロサンゼルス・フランス パリ)でレガシー発信を行ったのに続き、今回は東京(JR品川駅内)にて企画展を実施しています。

【実施概要】
・主催:内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室
・名称:大会を契機とした取組とレガシー~TOKYO 2020~
・日時:令和4年6月14日(火)〜15日(水) 11:00〜19:00
・会場:JR品川駅中央改札内イベントスペース
・内容:パネル展示/映像展示/シンボル展示(オリンピック・パラリンピック聖火トーチ)/VRパラ競技体験

【企画展「大会を契機とした取組とレガシー~TOKYO 2020~」】
VR体験ブース2日間に渡り開催される企画展では、東京2020大会のレガシーに関するパネル・大会聖火リレートーチの展示、パラリンピック競技のVR体験が行われ、会場を訪れるたくさんの方々へ、東京2020大会のレガシーを発信しています。

大会聖火リレートーチの展示大会聖火リレートーチの展示

VR体験ブースVR体験ブース

【6月19日(日)・20日(月)、JR大阪駅 時空(とき)の広場にて企画展&トークショーを開催】
 本事業、初開催となる大阪会場では東京2020大会のレガシーに関するパネル・大会聖火リレートーチの展示に加えて、パラリンピック競技のVR体験会を実施します。19日(日)には元パラリンピック車いすマラソン代表の花岡伸和氏、お笑い芸人のひょっこりはんを招いてのトークショーを開催予定です。会場を訪れるたくさんの方々へ、東京2020大会のレガシーを発信します。

〜実施概要〜
・主催:内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室
・名称:大会を契機とした取組とレガシー~TOKYO 2020~
・日時:
①企画展 2022年6月19日(日)・20日(月)11:00〜19:00
②トークショー  2022年6月19日(日)
❶12:30〜13:00(受付開始 12:00〜)
❷14:00〜14:30(受付開始 13:30〜)
❸15:30〜16:00(受付開始 15:00〜)
・会場:JR大阪駅 時空(とき)の広場※大阪駅構内 橋上駅屋上 5F
(〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目1−3 大阪ステーションシティ 大阪駅5F)
・内容:
①パネル展示/映像展示/シンボル展示(オリンピック・パラリンピック聖火トーチ)/VRパラ競技体験/パラ競技体験(レーサー)
②トークショー
登壇者:
・一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟 常務理事 車いすマラソン元日本代表 花岡伸和氏
・吉本興業所属 お笑い芸人 ひょっこりはん

〜イベントにお越しの方へ〜
■本イベント(品川および大阪)に関するご留意事項
・鉄道会社および駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
・都合により当日のイベントの中止、または進行が変更になる可能性がございます。
・品川会場は改札内につき、ご利用の際は入場券やSuica等、有効な乗車券類が必要となります。

【東京2020大会によって創出された成果(レガシー)7つの柱の概要】
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、史上初めて、オリパラ一体で2度目の同一都市開催となった記念すべき大会で、これを契機に、共生社会の実現、日本文化の発信、健康増進など、成熟社会にふさわしい次世代に誇れる、さまざまな成果が創出されました。この成果をレガシーとして、日本全国に、さらに世界へと発展させていきましょう。

東京2020大会レガシー パンフレット東京2020大会レガシー パンフレット

1.共生社会の実現
東京2020大会では、障害のある人への社会的障壁を取り除くのは社会の責務であるという「障害の社会モデル」の考え方を理解し、障害の有無にかかわらず、女性も男性も、高齢者も若者も、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受することのできる共生社会を実現することを目指し、心のバリアフリーやユニバーサルデザインの普及などの様々な取組を実施しました。

2.復興・ホストタウンを通じた地域活性化
東京2020大会では、東日本大震災の被災地の復興を後押しするとともに、復興を成し遂げつつある姿を世界に発信。また、ホストタウンでは、選手団との交流のほか、市民同士による文化や食・音楽などの交流を通じて、相手国との強い絆や、地域に活力が生まれました。また「共生社会ホストタウン」を筆頭に、ユニバーサルデザインの街づくりや心のバリアフリーの取組も進みました。

3.観光立国・日本文化の発信と理解
東京2020大会では、大会を契機として、私たち日本人が日本文化を改めて理解するとともに、世界中に魅力を発信。また、観光立国として誰もが快適に旅行できるよう、様々な表示の多言語化などの環境整備を進めました。コロナ禍においてもオンラインを活用し、多くの方に日本文化を知っていただくことができました。

4.セキュリティ・輸送対策
東京2020大会の円滑な運営及び大会期間中の安全・安心の確保のため、防災・セキュリティの強化、輸送の円滑化に取り組みました。空港の機能強化や道路等のインフラ整備のほかテレワークの推進等の呼びかけによる交通需要削減を中心とした交通対策、選手や大会関係者の円滑な輸送を行うためのITを駆使した運行支援システムの採用など、都市機能の高度化への今後の対応に向けた大きな布石になりました。

5.健康・スポーツ
東京2020大会は、熱中症予防のための情報発信や環境整備などの暑さ対策を講じた上で開催され、同時に健康・スポーツに関する国民の意識向上・習慣化を目指す取組を実施するとともに受動喫煙対策を推進しました。これらの取組により健康増進への意識は向上。また、大会で活躍する選手の姿などを通して、子どもから大人までスポーツ参加への意欲向上も見られました。

6.持続可能性
東京2020大会を契機とし、持続可能な社会を目指して、国民の持続可能性への意識・生活の変革を推進しました。水素エネルギーやリサイクル技術の活用によって、大会に伴う二酸化炭素排出は実質ゼロを達成。携帯電話等をリサイクルしたメダルやリサイクルプラスチックを使用した表彰台を製作しました。また、法令によりレジ袋有料化が義務付けられるなど、広く意識が高まりました。

7.大規模イベント開催のモデル
東京2020大会は、新型コロナウイルス感染症に対して、大会関係者の多くが事前にワクチン接種を行うほか、定期的な検査や厳しい行動管理を行うなどの万全な感染対策を講じたことにより、クラスターの発生や市中への感染拡大の報告はありませんでした。また、アスリート向けに生まれた高度な技術は、積極的に一般社会でも活用することで、国民の生活環境の改善につながります。

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