​第73回全日本フェンシング選手権大会　開催のご案内

COVID-19の猛威により日本中、そして世界中の様々なスポーツイベントが軒並み延期や中止を余儀なくされています。そして日本のスポーツ界における「スポーツビジネスにおいて集客こそが財政基盤を安定化させる手段である」という前提が崩れつつあることも事実です。日本フェンシング協会ではこれまで集客に力を入れ、様々な形で「観戦体験」をアップデートする取り組みを行ってきましたが、この逆境を機会と捉え、会場での観戦体験以上の価値提供をめざすべく、本大会の開催を決定しました。STAY HOMEの中でスポーツ観戦が出来ずもどかしい思いを抱えている大勢のスポーツファンに、新しい「スポーツの価値」をお届けします。

■大会コンセプト
NEW STANDARD
・スポーツは生で体験するのが一番である、という概念を打ち破るような体験の提供を目指します。
・新しい技術を駆使し、会場での観戦で得られる感動とは異なる「新しい感動体験」を提供します。
・スポーツ界の先駆けとして、Withコロナ、Afterコロナにおけるスポーツの新たなモデルケースとなることを狙います。

■大会の見どころ
「NEW MANAGEMENT」「NEW EXPERIENCE」「NEW ENGAGEMENT」の3つの柱で、大会コンセプトである「NEW STANDARD」を実現します。

 

 

 

(1)NEW MANAGEMENT（安心安全のNEW STANDARD）
・予選、決勝を通じて無観客試合、かつ選手・審判・スタッフ・コーチも最小限の人数で運営し、3密を防止します。また、専門家の指導を仰ぎ、徹底した新型コロナウイルス対策を行います。
・NTT西日本グループ様ご協力の下、大会準備を可能な限りリモートで実施します。事前の打ち合わせから会場設営、リハーサルも実施可能な範囲でリモートを徹底します。

(2)NEW EXPERIENCE（観戦体験のNEW STANDARD）
・より多くの方々にリモート観戦を楽しんで頂くべく、ABEMAでの配信を予定しています。
・フェンシング・ビジュアライズドをはじめ、試合解説やコンテンツへのユーザー参加など、インターネット配信ならではの観戦体験を提供します。
・NTT様の技術を活用し、新たな観戦体験の創出を目指します。

(3) NEW ENGAGEMENT（繋がりのNEW STANDARD）
・観戦者からの能動的な応援を可視化するための手段として、ギフティングシステムやクラウドファンディングの導入など、さまざまな試みを検討しています。

■今後のスケジュール
決勝戦の会場をはじめ、大会の詳細については大会特設ウェブサイト（7月中旬公開予定）や日本フェンシング協会のニュースリリース・ウェブサイト・SNSアカウントなどで随時発表します。ぜひご確認ください。

■大会概要
1. 大会名
第73回全日本フェンシング選手権大会

2. 期日
決勝　：　2020年9月26日（土）
予選　：　2020年9月17日(木)　～　19日（土）

3. 会場 （いずれも無観客、大会関係者以外の入場不可）
決勝　：　未定（都内屋内施設を予定）
予選　：　駒沢オリンピック公園総合運動場　体育館
　　　　　〒154-0053　東京都世田谷区駒沢公園1-1

4. 組織者
主催　公益社団法人　日本フェンシング協会
後援　東京都、 スポーツ庁（予定）
協賛　NTT西日本　他

5. 大会形式
各種目32名、ランキングによるエリミナシオン・ディレクト方式で実施
※詳細は協会HP掲載の大会要項をご参照下さい。
　https://fencing-jpn.jp/news/23551/

6. 特設ウェブサイト
7月中旬開設（予定）

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