公益社団法人日本フェンシング協会のプレスリリース
現地時間2022年7月23日(土)にカイロ(エジプト)で開催された、フェンシング世界選手権大会団体戦にて、女子サーブルで日本チーム(江村美咲・福島史帆実・小林かなえ・尾崎世梨)が銅メダルを獲得致しました。男女通じ、サーブルの世界選手権における日本チームのメダル獲得は史上初となります。
左から:福島・尾崎・小林・江村
ベスト16でトルコに45対23、準々決勝でアメリカに45対33で勝利。準決勝では世界ランク1位のフランスに43対45で惜敗したものの、3位決定戦では世界ランク8位のスペインを45対43で下し、銅メダルを獲得しました。
【コメント:江村選手】
アメリカ戦の1試合目で負けて帰ってきてしまったのですが頼もしいチームメイトのおかげですぐに日本のペースを取り戻すことができました。
準決勝で最後に逆転されてしまったのは本当に悔しかったです。でもそこから切り替えてメダルを獲得できたので最後は笑って終わることができました。技術的には準決勝最後の試合を振り返って、動作が速くなりすぎていた部分を修正して良い感覚で戦うことができました。
誰かが上手くいかなくても、他のメンバーでカバーし合える良いチームだったと思います。
今シーズンは団体戦で金メダルこそ獲得できていませんが、初めての団体戦でのメダル獲得から世界選手権を合わせて3つのメダルを獲得し、自分たちでもオリンピックへの手応えを感じています。このメンバーでこれからも新しい歴史を作っていきたいです!
最後まで応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
以上