日本人3人目。165か国加盟の、生涯スポーツを推進する国際統括団体「TAFISA」理事に、玉澤 正徳(笹川スポーツ財団)が就任

公益財団法人 笹川スポーツ財団のプレスリリース

「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進する公益財団法人 笹川スポーツ財団(所在地:港区赤坂 理事長:渡邉一利 以下:SSF)は、世界のスポーツ・フォー・オール団体の国際統括団体であるTAFISAに、TAFISA-JAPAN(構成団体:公益財団法人 日本スポーツ協会、公益財団法人 健康・体力づくり事業財団、SSF)の一員として加盟しています。
2022年6月8日~12日に、第27回 TAFISAワールドコングレス2022(於:スロベニア・ポルトローシュ)が開催され、TAFISA総会(6月10日)にてSSF常務理事の玉澤正徳が理事に就任しましたのでご報告いたします。日本人では3人目(青木 髙 氏(健康・体力づくり事業財団 任期:1991年~1997年)、山口 泰雄 氏(流通科学大学 任期:2009年~2022年))となり、2025年まで3年の任期を務めます。
▼公式ウェブサイトhttps://www.ssf.or.jp/dotank/international/tafisa-japan/20220613.html

2022年6月8日~12日に、第27回 TAFISAワールドコングレス2022(於:スロベニア・ポルトローシュ)が開催され、TAFISA総会(6月10日)でSSF常務理事の玉澤正徳が理事に就任しました。日本人では3人目(青木 髙 氏(健康・体力づくり事業財団 任期:1991年~1997年)、山口 泰雄 氏(流通科学大学 任期:2009年~2022年))となります。

元ドイツオリンピックスポーツ連盟職員のWolfgang Baumann会長をはじめ、オランダや韓国など世界各国から選出された12名の理事とともに、2025年まで3年の任期を務めます。今後はより一層、すべての人がスポーツを楽しめるように、世界と日本の架け橋となるべく取り組んで参ります。
 

▲玉澤 正徳
 

  • 玉澤 正徳 コメント「アジアを牽引し、スポーツの価値を世界に発信」

「スポーツには、人を幸せにするチカラがある」と、すべての人々がそう強く信じることができる社会を、スポーツ・フォー・エブリワン社会とSSFでは呼んでいます。 これは、TAFISAの根底にある考え方に通じるものであり、日本だけではなく、海外にも広げていくことで、国や宗教や文化、歴史、価値観の違いを超えて、スポーツが人々をつなぐ触媒となる社会づくりに貢献します。これまでの経験・知見を最大限に活かし、国内事例の積極的な発信や専門家たちとの懸け橋になるだけに留まらず、アジア地域を代表するTAFISA理事として地域を牽引し、世界にスポーツの価値を発信していきます。

■玉澤 正徳プロフィール
笹川スポーツ財団 常務理事。岩手県盛岡市出身。
1999年、日本船舶振興会(現:日本財団)入会。国際協力グループ等の業務に従事。2009年より、日本財団の関連団体であるSSFに入職。経営戦略を中心とした業務に従事。2019年事務局長に就任。2021年より現職。
10歳からラグビーをはじめ、高校・大学とラグビー部の所属。「One for All, All for One」というラグビーの哲学をモットーとする。1971年生まれ、51歳。
 

▲玉澤 正徳
 

▲TAFISA理事就任が決まり、Ju-Ho Chang TAFISA名誉会長(左)に祝福される玉澤(右)(中央は渡邉SSF理事長)
 

▲TAFISA新理事就任会見に臨む玉澤(右端)
 

▲Wolfgang Baumann(TAFISA新会長:左)、玉澤(右)
 

▲TAFISA新理事就任会見に臨む玉澤(右端)
 

▲Jean-Francois新事務局長(左)、玉澤(左から2番目)、右端は山口 泰雄 氏( 前TAFISA理事、流通科学大学)
 

  • TAFISA(The Association For International Sport for All/国際スポーツ・フォー・オール協議会)

1991年設立。本部はドイツ・フランクフルト。
生涯スポーツ、スポーツ・フォー・オールと身体活動の振興を通して、世界の人々の楽しみ、健康増進、社会統合、地域開発を推進するスポーツ・フォー・オール団体の国際統括団体。国際競技団体、国内オリンピック委員会、スポーツ・健康・文化・教育関連の政府組織など、165ヵ国から368の組織が加盟している。(2022年4月6日時点 サイトより)

主な事業として、ワールドチャレンジデー、ワールドウォーキングデー、ワールドスポーツ・フォー・オール・ゲームズ(World Sport for All Games)といった、スポーツ・フォー・オールの国際的イベントの実施、TAFISA ワールドコングレスに代表される国際会議の開催、人材育成プログラムなどがある。すべての人がスポーツを通じて健康で豊かな生活を送れる社会づくりを目指すという理念のもと、国際オリンピック委員会(IOC)や、世界保健機関(WHO)といった国際機関とも協力関係にある。
 

  • TAFISA-JAPAN(日本スポーツ・フォー・オール協議会)

日本の生涯スポーツ推進を目的に、1992年に文部省(当時)の先導により日本体育協会(現 日本スポーツ協会)、健康・体力づくり事業財団、日本レクリエーション協会、SSFの4団体で設立。1993年に千葉、2019年には東京でTAFISAワールドコングレスを開催するなど、TAFISAの活動にさまざまな形で貢献する。現在は、日本スポーツ協会、健康・体力づくり事業財団、SSFの3団体で構成。
 

  • TAFISAワールドコングレス

2年に1度開催されるTAFISAの国際会議。世界中からスポーツ・フォー・オール及び身体活動の推進団体や研究者などが、基調講演やディスカッション、事例発表等を通じて、生涯にわたり日常生活の中でスポーツを楽しむ「生涯スポーツ社会」の実現に向けたアイディアを共有・創出する。
 

  • TAFISAと笹川スポーツ財団

SSFはTAFISA-JAPANの一員として、さまざまな事業を通しTAFISAに貢献してきました。
1993年、TFISAが主催するワールドチャレンジデーを、SSFがコーディネーターとして日本で初めて開催。運動のきっかけ作り・健康増進などを目的に、2022年に30周年を迎え、これまでに国内の延べ参加人数3,700万人超(SSF調べ)の住民総参加型スポーツイベントに成長しました。同年、TAFISAワールドコングレスを千葉で開催しました。

日本としては2回目の開催となる2019年のTAFISAワールドコングレス東京では、78ヵ国から約600人のスポーツ振興関係者が参加し、スポーツを通じた健康長寿や子どもの身体活動についての活発な議論がなされました。そのほか、TAFISAが主催する国際会議などで、日本の運動・スポーツ実施状況の調査結果を発表しています。現在は、TAFISAの中長期的目標「TAFISA Mission 2030」の達成向けて、定期的な調査・研究を実施しています。
※TAFISA Mission 2030:「スポーツによるSDGsへの貢献」を目指して2017年に策定した行動指針。ジェンダーの平等やアクティブシティ、健康とウェルビーイングなど12テーマ。
 

  • 「Sport for Everyone社会の実現」 笹川スポーツ財団

代表者 : 理事長 渡邉 一利
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル3階
設立 : 1991年3月
目的 : スポーツ・フォー・エブリワンの推進
事業内容:
・生涯スポーツ振興のための研究調査
・生涯スポーツ振興機関との連携事業
・生涯スポーツ振興のための広報活動
URL : https://www.ssf.or.jp/

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