菊池雄星さん、岡田武史さん、中村亮土さん、稲橋良太さんがdeleteC公式アンバサダーに就任

特定非営利活動法人deleteCのプレスリリース

特定非営利活動法人deleteC(デリート・シー 代表理事:小国士朗)は、MLB シアトル・マリナーズでプレーする菊池雄星さん、FC今治の代表取締役会長兼オーナーの岡田武史さん、東京サントリーサンゴリアスに所属し、ラグビー日本代表としても活躍する中村亮土さん、元ラグビートップリーグ・クボタスピアーズOBの稲橋 良太さんが、deleteC公式アンバサダーに就任したことをお知らせします。公式アンバサダーのみなさんは、がん征圧月間中に開催する「#deleteC大作戦」の開始日2021年9月4日より活動を開始いたします。

deleteCは、「がんを治せる病気にしたい」という想いのもと2019年に発足しました。日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかり、3人に1人が命を落とすと言われています。このようながんを治せる病気にするために、日本のみならず世界の研究者達が日々研究を続けています。数年後、10年後の未来を変える「希望の種」を育て、「がんを治せる病気にしたい」という想いに共感してくださったアンバサダーのみなさまとともに、その応援の輪をもっと大きなものにし、この活動を文化として根付かせることを目標に取り組んでまいります。

アンバサダーの方々から届いた力強いメッセージは、9月4日16:00開催のオンラインイベント「deleteC大作戦会議」内でも改めて紹介します。イベント内では参加企業、医師、がん経験者などdeleteCを応援してくださる方々と想いを繋ぐワークショップを実施し、9月4日17:00にSNS投稿ががん治療研究の寄付につながる「#deleteC大作戦」の投稿を開始します。タイムライン上に「がんを治せる病気にしたい」という想いを溢れさせ広く発信することで、誰もがふだんの暮らしの中でがん治療研究を応援できる仕組みを作り、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献します。

■「#deleteC大作戦」について
「#deleteC大作戦」は、2020年9月に初めて実施され、9,000件超の投稿・100万回以上のリアクションが行われ、計3,000万アカウントへリーチした、誰もが参加できるデザインアクションです。今年は、2021年9月4日~9月30日の期間中に、「#deleteC大作戦」に賛同する企業のブランドの商品やロゴに関連する「C」の部分を自由なカタチで消した画像や動画を、「#deleteC大作戦」と「#参加企業名、あるいはブランド名」をつけて参加者がSNSで投稿すると、1投稿あたり100円が、がん治療研究への寄付・啓発費用として参加企業からdeleteCに送られます。また、参加者が、参加企業の公式アカウントが発信する画像や動画をリツイート/シェア/いいね/再生をすると、1リツイート/1シェア/いいね/1再生/あたり10円が、がん治療研究への寄付・啓発費用として、参加企業からdeleteCに送られます。2021年度は全6社が参加予定です。

【特設サイトURL】https://www.delete-c.com/post)。

■deleteC公式アンバサダーからのメッセージ

 菊池雄星さん
【メッセージ】

この度、deleteCのアンバサダーに就任させて頂く事になりました、シアトル・マリナーズの菊池雄星です。delete Cの「がんを治せる病気に」という想いに強く共感し、アンバサダーを務めさせて頂く次第となりました。私自身、2019年3月に父をがんで亡くしました。誰に対しても優しく、病状が悪化してからも、いつも笑顔を絶やさなかった父を心から尊敬していました。そんな父が口癖のように「人生は想い出作り」と言ってくれました。病気になってからは、少しでも気持ちが安らげばと思い、旅行や食事にも出来る限り多く行くようになりましたが、まだまだ父との想い出を沢山作りたかった、という気持ちは今でも持っています。

人生100年時代に突入すると言われている中、1日でも長く健康に生き、家族や大切な人達と多くの想い出を作りたい。それは世界中の皆さんが望んでいる事だと思います。そのためにも、日本人の3人に1人が亡くなると言われるがんが、「治せる病気」となる。その世界が来る日を信じ、この活動を応援していきます。

  • 【プロフィール】1991年、岩手県盛岡市生まれ。2007年に盛岡・見前中から花巻東高に進み、09年、3年春の甲子園で準優勝、夏は4強入りを果たした。高校卒業後に米大リーグ挑戦の意思もあったが、日米球団との面談を経て断念。同年のプロ野球ドラフト会議で6球団から1位指名を受け競合の末、西武ライオンズ入団。プロ野球通算158試合に登板し、73勝46敗1セーブ、防御率2.77。19年、10年の時を経てMLBに挑戦し、シアトル・マリナーズに入団。21年には初めてオールスターに選出された。16年、フリーキャスターの深津瑠美さんと結婚し、19年には第1子となる長男・嶺雄(レオ)君が誕生。

 

岡田武史さん
【メッセージ】

親友だったラグビーの平尾さんががんで亡くなりました。まだまだ若く彼がやるべきことがたくさんありました。本当に無念だったと思います。その時はがんになったら仕方がないんだと思うしかありませんでした。でも、deleteCの活動でがんは治る病気だと思えるようになりました。そして、何より中島ナオさんの屈託のない明るさ、前向きさに感動しました。彼女の意志を実現するため、私も微力ながら力になれたらと思いました。できる限りの支援をしていきたいと思います。

  • 【プロフィール】1956年生まれ。大阪府立天王寺高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学でア式蹴球部所属。大学卒業後、古河電気工業に入社しサッカー日本代表に選出。 引退後は、クラブチームコーチを 務め、1997年に日本代表監督となり、史上初のW杯本選出場を実現。その後、Jリーグの札幌や横浜での監督を経て、2007年から再び日本代表監督を務め、2010年のW杯南アフリカ大会でチームをベスト16に導く。中国サッカー・スーパーリーグ、杭州緑城の監督を経て、2014年11月、四国リーグ(現在JFL所属)FC今治のオーナーに就任。日本サッカー界の「育成改革」、そして「地方創生」に情熱を注いでいる。

中村亮土さん

【メッセージ】
今回、「みんなの力で、がんを治せる病気にするプロジェクト、deleteC」のアンバサダーに任命して頂いた中村亮土です。正直、このプロジェクトに参加しないかと声をかけて頂いた時、身近でがんと闘っている人がいなかった事もあり、がんに関して詳しくもなく本当に引き受けていいものかと考えました。しかし、今や2人に1人が癌になる時代と知り、自分が思っていたよりも遥かに身近な病気であり、また、こんなにもがんになる確率は高いのにも関わらず、毎年37万人の方が命を落としてしまうほど治療が難しいという現実も知り、とても衝撃を受けました。自分もいつ、その一人になってもおかしくないと自分ごとに捉えるようになりました。2019年のラグビーワールドカップでは、皆さんの応援にたくさん勇気を頂き、日本ラグビー史上最高の結果を残す事ができました。一緒に闘ってくれる仲間はもちろんですが、皆さんの応援がなければ成し得る事ができませんでした。応援の力の偉大さを肌で感じる事が出来ました。一日でも早くがんを治せる病気に出来る様、自分にできることを行い、がんの治療研究への応援につながることができればと思っています。

  • プロフィール:1991年6月3日生まれ。東京サントリーサンゴリアスでCTB(センター)/SO(スタンドオフ)を務める。鹿児島県鹿児島市出身。鹿児島実業高校入学時にラグビーを始め、その後強豪の帝京大学に進学。大学在学中は毎年大学選手権の優勝を経験し、4年生時には主将としてチームを引っ張り、個人としては4度目の優勝である、大学ラグビー史上初の大学選手権5連覇に貢献。大学在学中の2013年5月に日本代表の選手として初キャップを獲得。大学卒業後はトップリーグの強豪サントリーサンゴリアスに入団。ジャパンラグビートップリーグ2020-21シーズンではチームの主将に就任し、チームをリーグ準優勝に導いた。2019年のラグビーワールドカップでは全5試合に先発出場し、日本代表史上初のベスト8進出に貢献した。

 

稲橋良太さん
【コメント】

この度、アンバサダーに就任させて頂く事になりました、元クボタスピアーズ稲橋良太です。 現役を退いた身にも関わらず、この様な役割を与えて頂き、非常に光栄です。各業界の第一線でご活躍されている皆さんと活動をご一緒する事が出来るのは、非常に楽しみです。

 私は、2019年にdeleteCの皆さんとお会いしました。「みんなの力で、がんを治せる病気にする」 私は、この「みんなの力で」という部分に心が動きました。そして初めてお会いした中島ナオさんのエネルギー溢れる笑顔を見て、『僕もその「みんなの力で」の、「みんな」の一員になりたい』と思いました。それが、私がdeleteCの活動に参加する様になったキッカケです。そこから継続的に、お声掛け頂き、deleteCの活動に参加してきました。 皆さんと出会ってガンという病気について、改めて考える・学ぶ事が出来たからこそ、この「みんなの力で」という言葉がどれだけ大切で、意味のある事なのかを気づく事が出来ました。

私は今回アンバサダーとして、1人でも多くの方に【がんについて知る・考える】キッカケになれる様、発信していきたいと思っています。そして、【皆さんのひとつのアクションが、明日を少し明るくするキッカケになるんだ!】という事を伝えて行きたいと思っています。1人ではどうにも出来ない事も、みんなと協力すれば出来る。みんなの為を想い、小さなアクションを大切にする。そうすれば、1人では辿り着けそうにないゴールにも辿り着ける。私はそれをラグビーから学びました。 くらいものをあかるく、おもいものをかるく、かたいものをやわらかく。ナオさんが言っていた、この言葉を実現する為にも、まずは#deleteC大作戦2021を、大成功させたいと思っています!1日でも早く、がんを治せる病気にするために、みんなで一緒に歩いていきましょう!

  • 【プロフィール】1988年10月17日生まれ。兵庫県尼崎市出身 東海大仰星高校→東海大学→クボタスピアーズ 2017-20 ジャパンラグビートップリーグ リーダー会議 代表。 2020年シーズンで現役引退後、(株)クボタにて社業専念。

 

■deleteC代表理事 小国士朗コメント

昨年のべ100万人の方々に参加いただき、3,000万人に情報 をお届けした「deleteC大作戦」。今年も9月4日からおよそ1か月にわたって実施します。

今年のテーマは「あつまれ、想い」としました。Cを消して、SNSに投稿をすることで、寄付につなげていくだけでなく、コロナ禍で厳しい状況にあっても、がん治療研究の歩みを止めずに前に進もうとする医療従事者・研究者の方々にたくさんのエールを届けたいと思いました。

そして、deleteC大作戦のスタートを前に、日本を代表するスーパースターたちが、いち早く熱い想いを掲げてくださいました。まだまだ日本において、がんの治療研究の応援は身近な存在とは言えません。でも、このような強い想いを持って参加してくださるアンバサダーの方々の存在が、がん治療研究との距離をぐっと近づけてくださると考えています。
 

「暗いものをあかるく、重いものをかるく、硬いものをやわらかく」。これは創業代表理事の中島ナオが掲げた想いであり、deleteCが最も大切にしている価値観です。ふだんの暮らしの中で、誰もがかろやかに参加できるdeleteCのアクション。アンバサダーのみなさんとともに、このアクションを広げていき、一人でも多くの方に、がん治療研究の応援の輪に参加していただけることを願っています。

上段写真:(左)創業理事中島ナオ (右)代表理事小国士朗
下段写真:deleteC 2019 -HOPE-の様子

■取り組みの背景
deleteCは、「がんを治せる病気にしたい」という創業理事の中島ナオ(※1)の想いのもと、代表理事の小国士朗とともに2019年2月に活動を開始しました。日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかり、3人に1人が命を落とすと言われています。早期診断・治療の時代が到来したものの、がんは相変わらず国民の死亡原因第 1 位です。

このようながんを治せる病気にするために、日本のみならず世界の研究者達が日々研究を続けています。

deleteCは、医師・研究者の方々と対話を重ねる中で、その一つひとつの研究こそが、現状を変え、数年後、10年後の未来を変える「希望の種」だと気付きました。がん診療・がん治療研究に携わる医師からdeleteCに「研究がなければ治療は始まらない」、「砂粒のような研究の積み重ねが大きな山を作る」、「今進めている研究が3年後、5年後、未来のがんを治せる病気にする希望につながる」、「生きたいと願う患者さんの想いにこたえたい」など、多くの声が寄せられています。

現在、最先端医科学による治療研究の着実な積み重ねにより、不治の病と言われていたがんの治療成績は年々向上していまそす。特に1990年頃から、分子標的薬・ゲノム医療・免疫療法など、個人の遺伝子・細胞等を分析し、個人に最適な治療を提供する「精密医療(Precision Medicine)」が現実となり、今やがん罹患患者が長期間「がんと共に生きる」ことは珍しくない時代がやってきました。しかし、欧米などに比較すると、未だ日本では実用化につながった治療法の種類や予算は限られる状況が続いています。

deleteCは、このような医師・研究者の想いや現状を受け止め、誰もがふだんの暮らしの中で、がん治療研究という「希望の種」を応援できる仕組みを作り、「がんを治せる病気にする日」を一日でも早く手繰り寄せるため、活動を進めています。

(※1) 創業理事中島ナオは、2021年4月20日に永眠しました。
生前は、一つでも多くの希望を届けていきたいと全力で取り組んでおりました。
中島ナオの想いを綴った著書「がんをデザインする」を発行予定です。改めてお知らせいたします。

出典)「2018 年のがん統計予測(2018 年 9 月 25 日)」 国立がん研究センターがん情報サービス https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html

■deleteCについて
deleteCは、個人、企業、組織などの立場を越え、がんを治せる病気にしたい、という想いを自由に意思表示すことで、誰もががん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献します。

具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体・自治体・個人が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名からCancerの頭文字である「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどし、オリジナル商品・サービスを制作・販売・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医師・研究者が推進するがん治療研究に寄付(※2)します。 

毎年9月には「#deleteC大作戦」と題し、SNS投稿・拡散が寄付に繋がる啓発の取り組みを実施し、ワールドキャンサーデーに先駆けて毎年1月末に開催する「deleteC -HOPE-」にて、がん治療研究を推し進める医師・研究者に寄付をお渡しします。

寄付先となるがん治療研究については、公募を実施し、がん臨床試験の専門的知見を有する医師のほか、プロジェクト参加企業、deleteC医療リサーチチームといった多様な視点を持つメンバーで選考委員会を構成し、厳正なる審査のもと、寄付先を決定します。選出したテーマの動画・プレゼン資料などの情報コンテンツを制作・発表し、deleteCがさまざまなメディアを通して幅広く情報発信します。

現在は、参加企業90社、寄付者3,000名を超える方々に支持されており、これまでに6名の医師・研究者を支援しています。
(※2)寄付金は、がん治療研究及び、啓発コンテンツ制作費などdeleteCの活動に充てられます。

【法人概要】
団体名 :特定非営利活動法人deleteC
設立 :2019年9月5日
代表 :代表理事 小国士朗(創業理事: 中島ナオ  長井陽子)
理事 :稲垣慶典 桜庭喜行 澤井典子 中村晋一郎 山口恵子 (監事 瀧口徹)
スタッフ:社員(正会員)15名  +  プロボノメンバー

事業内容:
(1)ロゴ等を活用したがん啓発事業
(2)がん啓発イベント事業
(3)がん医学研究に対する寄付・助成事業
(4)がん医学研究に関する事業提供・啓発事業
(5)その他その目的を達成するために必要な事業

HP            : https://www.delete-c.com/
Twitter     :@deleteC_
Instagram :@project_deletec
Facebook :https://www.facebook.com/deleteCproject/
note         :https://note.com/deletec/

▼PDFデータはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d65179-20210830-2a1d72024f2fcd275ca36b64f8d4133e.pdf

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