東芝×サムライインキュベートのアクセラレータープログラム「TOSHIBA OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」募集開始 〜 サイバー×実世界による新たな価値創出を目指す 〜

株式会社サムライインキュベートのプレスリリース

 創業期のスタートアップから出資・インキュベーションを行う株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原健太郎、以下「当社」)は、株式会社東芝(本社:東京都港区、代表執行役社長CEO 車谷 暢昭、以下「東芝」)と共に、サイバーとフィジカルの融合により新たな価値を創出するアクセラレータープログラム「TOSHIBA OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」を開催し、本日2021年3月16日(火)より参加者の募集を開始いたします。

 本プログラムは、東芝の豊富なアセットをオープン化して活用することで社会に新たな価値を創出し、スタートアップ企業のビジネス加速や東芝グループの強化を目指すものです。東芝グループではかねてよりCPS(Cyber Physical Systems)を示しており、フィジカル(実世界)とサイバーのデジタル技術をつなぎ解析・分析・理解し、フィジカルにフィードバックさせて新たな世界を創るという想いを持っています。本プログラムのメインテーマにも「サイバーとフィジカルの融合で実世界に新たな価値を。」を掲げ、今回はブロックチェーン・量子アルゴリズム・購買データ・IoT・スポーツテックを切り口に、産業・社会を進化させるビジネスソリューションをスタートアップ企業と共に生み出したいと考えています。

 今回より当社が東芝アクセラレータープログラムの共創支援パートナーとして参画し、シード期のベンチャーキャピタルとして培ってきた0→1の事業創出・共創ノウハウを惜しみなく提供し、企画〜運営を担います。またVCならではの出資検討も行うことで、大手企業単体では難しい出資案件であっても適正かつ柔軟に検討し、様々な企業の成長に寄与してまいります。

■「TOSHIBA OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」概要
名称:TOSHIBA OPEN INNOVATION PROGRAM 2021
メインテーマ:サイバーとフィジカルの融合で実世界に新たな価値を。
サブテーマ:
技術提供テーマ:東芝の技術・データを活用してスタートアップのビジネスを加速
①プライベートブロックチェーン:

 プライベートブロックチェーンを活かした新しいサービス・オープンコミュニティの場の提供
<求める企業特性>
・トレーサビリティ:記憶の保持や証明が難しかった分野において、トレーサビリティに関わる事業を展開したい企業
・トークンエコノミー:経済圏の多様化に伴い、独自の流通ネットワークを展開してビジネスを構想している企業
・企業コラボレーション:アプリケーションとアプリケーションをつなぎ、自由かつ透明性あるデータ流通のビジネスを考えている企業

<本テーマの特徴>
・アプリケーションとアプリケーションを自由につなぐ場(マーケットプレイス)を創出
・アプリケーション間の連携内容は、当事者間にて自由にスマートコントラクトで記述
・連携履歴はブロックチェーンで記録を残し、透明性を確保
・これら東芝で20年培ったクラスタ技術を進化させて実装したプライベートブロックチェーンで実現

②量子アルゴリズム:
 量子コンピュータの研究から生まれた世界最速・最大規模の組合せ最適化ソルバを活用したビジネスモデル開発

<求める企業特性>
・組合せ最適化:組合せ最適化を事業で活用している企業
・量子アルゴリズム:量子コンピューティングへの知見があり、イジングモデルへの変換が可能な企業
・AI,機械学習:大量のデータ分析やAI・機械学習を活用して事業を行う企業

<本テーマの特徴>
・特殊なハードウェア不要で、すぐに実装可能
・世界最速・最大規模の組合せ最適化計算
・量子コンピュータに馴染みのない企業様には量子計算関連スキルがあるパートナーが定式化・イジングモデル化を支援

③購買データ:リアル店舗の購買データを活用した新たな価値創出
<求める企業特性>
・購買データ:購買データを活用し、自社アプリケーションやサービスをより充実させたい企業
・食生活データ:購買データを食事・栄養データとして活用することで価値創出できる企業
・その他データ連携・解析:購買データと自社データの連携やデータ解析などにより新しい価値創出を目指す企業

<本テーマの特徴>
・リアル店舗の購買データによりパーソナライズされた情報やサービスで新たな価値創出
・国内POSシェアNo.1東芝テックが提供するスマートレシートデータ
・35万人以上のスマートレシート会員の電子レシート情報 ※会員の個別同意に基づきデータを活用

技術活用テーマ:スタートアップのソリューションを東芝が活用
④東芝ラグビー部:スポーツテックを活用した東芝ラグビー部のチーム強化
<求める企業特性>
・チーム・選手強化:選手のパフォーマンス向上やチーム強化に繋がるソリューションをお持ちの企業
・ファン・スポンサー拡大:チームSNSの活用などを通じて、ファン・スポンサーエンゲージメント向上資する事業を有する企業
・スタジアム・設備:スタジアムデジタル化などサポーターや選手へ提供できる価値を拡張させられるソリューションを有する企業

<本テーマの特徴>
・リーチ マイケルなど日本代表経験者が多数所属するチームでの検証・導入
・練習場、スタジアム、クラブハウスなどでの実証実験
・検証についてチームSNSなどを活用して積極的に情報発信
・新リーグ再編に向け、リーグを盛り上げ、引っ張っていく存在を目指す

コミュニティ会員募集:企業・団体の垣根を超えたオープンコミュニティの活性化
⑤ifLink:様々なモノやサービスをオープンにつなぎ、新たなユーザ体験を迅速に共創
※本プログラムとは別枠のコミュニティに加入

メリット:
「資金面の支援」
1. PoC費用負担、2. 東芝からの出資検討、3.当社からの出資検討
「事業アセット面の支援」
1. 東芝テクノロジーの活用、2. ブランディング、3. 協業ナレッジ

 

採択スキーム:
書類審査・面談審査を通じてプログラム採択の場合、本プログラムにおいて共創を実施し、PoC等実施後に高シナジー企業へは東芝からの出資検討をいたします。また、本プログラムの採択に至らなかった場合でも、プログラム外での東芝グループとの個別マッチングによる協業検討や当社からの出資検討をいたします。

今後のスケジュール(予定):

日程 内容
2021年3月16日(火) エントリー開始
2021年4月13日(火) プログラム説明会
2021年4月23日(金) 早期募集締切
2021年5月6日(木) 募集締切
2021年6月3日(木) 採択決定・キックオフ
2021年6月〜9月 共創期間
2021年9月下旬 Demoday(成果発表会)

※変更となる可能性もありますのであらかじめご了承ください。専用サイトにてお知らせいたします。

応募資格:
・法人登記がなされていること(企業規模は問わない)
・ビジネスアイデアかつ、プロダクトや技術を有すること
 ※本プログラムでは、技術提供のみのエントリーは対象外です。

専用サイト:https://event.samurai-incubate.asia/toshiba-oip2021/

■東芝について

 

社名:株式会社東芝
本社所在地:東京都港区芝浦1-1-1
資本金:200,044百万円
代表者:代表執行役社長 CEO 車谷 暢昭
事業内容:東芝グループは、エネルギー・社会インフラ・電子デバイス・デジタルソリューションの4つの事業領域で、さまざまな製品・サービスをグローバルに提供しています。

■会社概要

社名:株式会社サムライインキュベート
本社所在地:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
資本金:7,158万円
代表者:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/
創業期〜シリーズAのスタートアップを中心に出資・成長支援するVC事業と、日本の大手企業におけるイノベーション支援事業を行っています。
イスラエルとアフリカに進出し、VC事業では日本を含む現地スタートアップへの出資だけでなく、成長に必要な支援をハンズインで行います。大手企業のイノベーション支援では、中国やアメリカ等も加えより広くグローバルに連携。VC事業で培った0→1の事業創出ノウハウを活かして、大手企業にとって最適なイノベーションの形を模索し、オープンイノベーション、組織や人材開発を含め企業内インキュベーション支援等をカスタマイズ型で伴走支援します。

以上

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