ユーフォリア、日本ラグビーフットボール協会版「フィジカルデータベース」システムを開発・リリース

ユーフォリアのプレスリリース

スポーツテック企業の株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区 共同代表:橋口 寛/宮田 誠、以下 ユーフォリア)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下 日本ラグビー協会)の協力のもと、ラグビー選手の育成・強化のためのフィジカルデータベースシステム「SCOT(スコット)」を開発しリリースしたことをお知らせいたします。
本システムは、日本ラグビー協会が日本代表の強化・育成を進めるため、全てのカテゴリーの日本代表において運用し、トップリーグ、トップチャレンジの各チームとの協力を得ながら、まずはフィジカルデータベースの構築を目指します。

■「SCOT(スコット)」(S&C One Team System)とは 
日本ラグビー協会の協力のもと、ユーフォリアが開発した「SCOT」とは、ラグビー選手が行うフィジカルテスト(身体能力測定テスト)の結果を入力することで、選手ごとの身体能力をデータベース化するシステムです。選手が、統一基準のもと行われたフィジカルテスト結果の値を入力すると、同年代・同ポジションでの平均値との比較ができたり、ランキング表示され選手のレベルを確認することが可能になります。また、日本代表選手の平均値など上位カテゴリーのデータを参考にし、選手の目標設定に活用することで常に代表チームレベルをベンチマークにしたトレーニング設定が可能になります。

フィジカルテストは、システム内で共有される動画を見ながら測定していただきます。SCOTシステムの活用により選手の育成・強化のための指標が統一化されることにより、日本ラグビーの競技力の底上げを目指します。またSCOTシステムを通じて、可能性を秘めた才能を埋もれさせることなく日本代表選手の発掘に役立てていただけます。

*「S&C」とは、Strength & Conditioningの略で、強化を意味するストレングス(Strength)と、それを競技パフォーマンスの向上に適切に生かすためのコンディショニング(Conditioning)を一連のものと捉えたときに用いられる略語。

■「SCOT」開発の背景
日本ラグビー協会によると、これまでラグビー選手のフィジカルテストはさまざまな方法で測定されており、基準も項目もチームによってばらつきがあるために、統一した指標をもって選手の評価・現状把握を行うことが難しく、選手・指導者にとっても具体的な目標設定がしづらく、曖昧になりがちでした。

ユーフォリアでは、日本ラグビー協会が2019年ラグビーワールドカップ日本大会後に実施したレビューによって所属チームと連携したS&C強化推進の必要性を感じていることを受け、日本ラグビー協会とともにSCOTシステムの開発に着手しました。ユーフォリアと日本ラグビー協会は、国内チームが「ONE TEAM」で課題を解決し、選手や指導者が具体的な目標設定のもと日々のトレーニングを行い、また選手の長期的育成を行うことができるようになることを目指します。

ユーフォリアは、2012年から日本ラグビー協会と連携しパフォーマンス向上とケガの予防のサポートを行ってまいりました。日本ラグビー協会との取り組み(https://eu-phoria.jp/news/pressrelease/jrfu-euphoria-joint-research)の一環である今回のSCOTシステムの開発を通じて、ユーフォリアは日本ラグビーのさらなるパフォーマンス向上に貢献してまいります。また今後、大学生以下、ラグビー育成年代への普及や、他競技への発展にも寄与することを目指して推進してまいります。

■ 株式会社ユーフォリア について
ユーフォリアは「スポーツの力を活かし、スポーツの力を通じて、未来をつくる」をミッションに、スポーツ選手のコンディション管理、ケガ予防、ピーキングのためのSaaS型データ管理ソフト「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」(https://one-tap.jp/ )を開発・提供するスポーツテック企業です。ONE TAP SPORTSは現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1,700チーム以上に導入されています。より安全で楽しく、かつ効率的にスポーツを行う環境整備にデータ面から貢献してまいります。

本社 :東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル2階
設立 :2008年8月18日
代表者 :代表取締役/共同創業者 橋口 寛・宮田 誠
事業内容:スポーツデータサイエンス/スポーツ領域における
システム開発・保守・コンサルティング
URL :https://www.eu-phoria.jp/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。