HALF TIME株式会社のプレスリリース
総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(東京都港区、代表取締役社長CEO:水田正道、以下:パーソル)とHALF TIME株式会社(東京都港区、代表取締役:磯田裕介、以下、HALF TIME)は、アスリートを対象としたキャリア教育講座『パーソル × HALF TIME アスリート キャリアオーナーシップアカデミー Supported by バリュエンスホールディングス』を2021年2月1日(月)から新しく開講します。また、受講を希望する現役・元アスリートからの申し込みを、本日より公式Webサイト(https://biz.halftime-media.com/f_lps/athlete-career)にて受付開始いたします。
■開講の背景
日本のスポーツ界では「アスリートは競技に専念すべき」という固定観念が教育・指導、そして競技の現場に根強く残っており、引退直前や引退後に突如社会との接点を見つけなければならない環境が、アスリートの健全なキャリア形成を阻む要因となってきました。しかし近年では、現役中から起業家・事業家としてビジネスや投資を行う選手の姿も目立つようになり、複数のキャリアを並行する「デュアルキャリア」の考え方も広まるなど、アスリートキャリアの多様化が急速に進んでいます。
従って、現代のスポーツではこれまで以上にアスリートが自らのキャリアについて自発的・自律的に考え、自分の意志と行動によって理想的なキャリアを実現する力を身につけることが重要であり、特にスポーツを取り巻く社会・ビジネス環境が激変するwithコロナ時代には必要不可欠な要素になってきています。
この環境下、「テンプスタッフ」や「doda」などの総合サービスを運営し、昨年からは「アスリートキャリア支援プロジェクト」を展開するパーソルと、スポーツ業界の採用・転職サービスやスポーツビジネスを学ぶオンライン講座などスポーツビジネス関連サービスを展開するHALF TIMEが共同で運営し、バリュエンスホールディングス株式会社がパートナー企業としてサポートするのが、『アスリート キャリアオーナーシップアカデミー』です。
■『アスリート キャリアオーナーシップアカデミー』について
本アカデミーは、競技レベルに関わらず現役・元アスリートを対象としてキャリアに関する講座を提供するもので、セカンドキャリア、デュアルキャリアなど多様化するアスリートキャリアについて、アスリートが主体的に考えられる知識とスキルを身につけられることを目指します。2021年2月1日(月)から毎週月曜日の夜、12回にわたり講座を開催し、オンラインをベースに一部オフラインでも提供しますので、日本全国から参加が可能です。
講師は、社会環境の変化に柔軟に対応する変幻自在なキャリア「プロティアン・キャリア」を提唱する法政大学キャリアデザイン学部 教授の田中研之輔氏や、株式会社ワンキャリア 取締役の北野唯我氏、パーソルキャリア株式会社 執行役員の大浦征也氏、元マラソン選手の有森裕子氏などが務め、アカデミック・ビジネスの専門家の講義とワークショップ、そして元アスリートの実体験をもとにした講義から構成される、ユニークなプログラムになります。
さらに、本アカデミーを応援するアンバサダーとして、柔道オリンピック金メダリストの野村忠宏氏、競泳オリンピック金メダリストの北島康介氏、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏が就任。広報活動への協力や、開講式や講義への登壇などを通して、元アスリートの知見・経験を受講生に還元いただきます。
尚、本アカデミーの学長には、長年アスリートのキャリア支援を行ってきたパーソルキャリア株式会社 執行役員の大浦征也が就任いたします。
■開催概要
名称:『パーソル × HALF TIME アスリート キャリアオーナーシップアカデミー Supported by バリュエンスホールディングス』
期間:2021年2月1日(月)〜4月19日(月)の毎週月曜夜20:00〜22:00/全12回
開催方法:オンラインに加えて一部オフライン(都内のパーソルグループオフィス予定)でも開催
対象:現役・元アスリート(競技レベルやカテゴリ、プロ・アマなどは問いません)
費用:15万円(税込)
申込方法:公式Webサイトから(書類審査による選考を行います)
公式Webサイト:https://biz.halftime-media.com/f_lps/athlete-career
■プログラム(予定)
〈1〉2/1(月) ガイダンス、開講式(オンライン+都内)
〈2〉2/8(月) 講義「人生100年時代のキャリア論」(オンライン)
大浦 征也氏(パーソルキャリア株式会社 執行役員)
〈3〉2/15(月) 講義「プロティアン型アスリートキャリアの築き方」(オンライン)
田中 研之輔氏(法政大学キャリアデザイン学部 教授)
〈4〉2/22(月) 講義「活躍し続ける社会人になるために大切なこと」(オンライン)
大浦 征也氏(パーソルキャリア株式会社 執行役員)
浅見 義治氏(パーソルキャリア株式会社 PCAアカデミア学長)
〈5〉3/1(月) 自己分析ワークショップ「自分のこれまでを振り返る」(オンライン)
大浦 征也氏(パーソルキャリア株式会社 執行役員)
〈6〉3/8(月) 講義「日本におけるアスリートキャリア支援の現状」(オンライン)
大浦 征也氏(パーソルキャリア株式会社 執行役員)
〈7〉3/15(月) アスリート講義Ⅰ(オンライン+都内)
鈴木 啓太氏(元プロサッカー選手/AuB株式会社 代表取締役)
〈8〉3/22(月) アスリート講義Ⅱ(オンライン+都内)
有森 裕子氏(元マラソン選手/認定NPO法人ハート・オブ・ゴールド 代表理事/公益財団法人スペシャルオリンピックス日本 理事長)
〈9〉3/29(月) アスリート講義Ⅲ(オンライン+都内)
嵜本 晋輔氏(元プロサッカー選手/バリュエンスホールディングス株式会社 代表取締役社長)
〈10〉4/5(月) 目標設定ワークショップ「他人に目標を立ててもらう『タニモク』」(オンライン)
大浦 征也氏(パーソルキャリア株式会社 執行役員)
三石 原士氏(パーソルキャリア株式会社 「タニモク」プロジェクトリーダー)
〈11〉4/12(月) 講義「これからの生き方」(オンライン)
北野 唯我氏(株式会社ワンキャリア 取締役)
〈12〉4/19(月) 総括、閉校式(オンライン+都内)
※プログラム内容は予定であり、テーマ・講師・場所などは予告なく変更となる場合があります。最新情報は公式Webサイトでご確認ください
■学長および運営企業の各代表者コメント
『アスリート キャリアオーナーシップアカデミー』学長兼共同代表、パーソルキャリア株式会社 執行役員 兼 dodaエージェント事業部 事業部長 大浦征也:
「日本におけるアスリートのキャリア自律およびキャリア支援は、長らく課題視されてきましたが、本質的で明確な解決策が見出されていません。これまで長年アスリートのキャリアに関わってきた身として、解決に繋がる重要なポイントは、現役中のキャリアとの向き合い方だと考えています。現役中からキャリア自律の根本である「自分を知る」「社会を知る」ことを意識し、自身が競技引退後の長い人生で「何を実現したいのか」「どんな人生を歩みたいのか」を言語化していく必要があります。そのために今をどう過ごせば良いのか。そのような視点を素晴らしい講師陣の皆さんと共にお届けできればと思っています。
アスリートがキャリアを真剣に考えることは、必ずや競技レベル向上にも通ずるものだと思います。スポーツおよびアスリートの力で社会を元気に豊かにするためにも、多くの方のご参加をお待ちしています。」
同 共同代表、HALF TIME株式会社 代表取締役 磯田裕介:
「この度、『アスリート キャリアオーナーシップアカデミー』を新しく提供することができ、大変嬉しく思います。HALF TIMEは『スポーツを通して生きがいのあふれる社会を実現する』をミッションとしていますが、スポーツをするアスリート自身が、自らの理想的なキャリアを実現していくことは何よりも重要です。スポーツで培ってきた経験・スキルがキャリア構築にどのように活かすことができるか、本アカデミーでぜひヒントを得ていただければと思います。」
■パートナー企業の代表者コメント
バリュエンスホールディングス株式会社 代表取締役 嵜本晋輔氏:
「アスリートのキャリア形成における日本スポーツ界の抱える課題の解決に向けた先進的取り組みである本アカデミーの思いに深く賛同し、この度、パートナー企業として協力できることを大変嬉しく思います。弊社でもアスリート採用の一環として「デュアルキャリア採用」を行っており、スポーツと仕事を両立させているアスリートが在籍しています。これらの取り組みを積極的に活用していただき、アスリートの方々の将来に少しでも貢献できれば幸いです。」
■アンバサダー各者コメント
野村忠宏氏(柔道家/東京2020聖火リレー公式アンバサダー):
「私自身、競技者生活の終盤からは、時間を有効に使い大学院で博士号を取得するなど、アスリートとしての将来の可能性を模索していました。すべてのアスリートが引退後を含めて、長期的なスパンでキャリアを考えられることが、アスリート自身にとっても社会全体にとっても重要です。現役のアスリートには、日々の競技への取り組み、ケアや休息時間に加え、今回のプログラムを通して、将来を考える・将来に投資をすることにも意識を向けてほしいと思います。」
北島康介氏(競泳オリンピック金メダリスト/株式会社IMPRINT 代表取締役社長/公益財団法人東京都水泳協会 会長/日本コカ・コーラ チーフオリンピック担当オフィサー):
「現在、コロナ禍により社会が大きく変化しています。大会の延期や中止、練習場所の制限など、不安を抱えながら生活をしているトップアスリートも多いかと思います。しかし、ここ1年でオンライン化が急速に発展し、いつでも、どこでも学べる機会が増えました。今回の取り組みは、普段練習に没頭しているトップアスリートの可能性を広げ、新たな未来を切り開く機会になると感じたため、アンバサダーを務めさせていただくことにしました。本プログラムを通して、私のように現役中に起業するなど、新しいことに挑戦するアスリートが益々増えていくことを期待しています。」
鈴木啓太氏(元プロサッカー選手/AuB株式会社 代表取締役):
「私は現役時代からサッカー選手としてプレーできる期間はそれほど長くないと思い、引退後のネクストキャリアについて考えながらプレーしていました。その後スポーツ界の課題を考える度に、違う角度から物事を見る必要があるのではと感じたのが、起業するきっかけにもなりました。今回のアカデミーを通して、ぜひアスリートには競技の「外」に出て、視野を広げて、様々な選択肢を知ってほしいと思います。」
以上
■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」や転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による次世代のイノベーション開発にも積極に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。東京証券取引所市場第1部上場(証券コード:2181)。2020年3月期売上高9,705億円。
■HALF TIME株式会社について
HALF TIME株式会社は、2017年8月に設立されたスタートアップ企業で、スポーツビジネス・プラットフォーム「HALF TIME(ハーフタイム)」を運営しています。WebサービスのHALF TIMEでは、ビジネスパーソン向けにスポーツ業界の最新情報・求人情報を届ける専門メディアと、法人向けにPR・採用サービスを提供。また、採用、PR・ブランディング、パートナーシップの領域で各種サービスも提供しています。
さらに、世界最高峰の海外スポーツ団体のエグゼクティブを登壇者に迎え、累計1,500名以上の参加者を誇る日本最大級のオンライン・スポーツビジネスカンファレンス『HALF TIMEカンファレンス』などのイベントも主催しています。今後も「スポーツを通して生きがいのあふれる社会を実現する」というミッションのもと、多角的なスポーツ関連サービスをグローバルに提供します。
会社名:HALF TIME株式会社
設立:2017年8月21日
代表者:代表取締役 磯田裕介
従業員数:正社員5名、業務委託22名、インターン5名
住所:107-0062 東京都港区南青山3-1-3スプライン青山東急ビル6F
HP:http://www.halftime.co.jp/
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