新型コロナウイルス感染拡大に伴う(一社)日本フィットネス産業協会からマスコミ・メディアの皆様への重要なお願い

一般社団法人日本フィットネス産業協会のプレスリリース

6月以降の新聞報道、ニュースにおいて感染予防が不備であったスポーツジムでクラスター発生という記事が数件出ておりますが、調査の結果全てがボクシングジム等の格闘技系ジムでの感染であるにもかかわらず、一般消費者にはフィットネスクラブでの発生と誤った認識として伝わっております。最近の新型コロナウイルス感染の発生に関する報道に於いては、経路が確認された案件に関しては店名は公表されませんが、発生地域は市区町村レベルまで発表され、そのたびに周辺のフィットネスクラブ、スポーツクラブは、クラスター発生の疑いが向けられ、施設利用者からの問い合わせが集中し、さらには心無い誹謗中傷にさらされるという被害を受け、そうした風評被害払拭の対応に追われるという事態が起きています。
格闘技系でのクラスター発生においては、当然ガイドライン運用に不備がった結果でもあります。
スポーツジムという表現は、多くの方がフィットネスクラブという認識を持たれます。

 フィットネス業界においては6月からの営業再開後、新型コロナウイルス感染拡大を防止する為の厳重なガイドラインを設定し遵守の上、営業を続けております。

 現状、フィットネスクラブ利用後の体調変化等で陽性と判定された事例は、30事例程度あります。
 しかし陽性者利用に際してFIAガイドラインを遵守する施設内での感染事例は0であるということから、このガイドラインの厳重さをご理解いただけると思います。

  4月、5月と休業要請を受け我々は営業を休止し、結果として営業的に極めて大きな負債を抱えました。しかし6月の営業再開後、厳しい営業環境が続いていますが健康づくりのインフラ機能という自負のもと営業を進め、国民の健康づくりへの貢献をしております。

 6月以降の新聞報道、ニュースにおいて感染予防が不備であったスポーツジムでクラスター発生という記事が数件出ておりますが、調査の結果全てがボクシングジム等の格闘技系ジムでの感染であるにもかかわらず、一般消費者にはフィットネスクラブでの発生と誤った認識として伝わっています。

格闘技系でのクラスター発生においては、当然ガイドライン運用に不備があった結果でもあります。

 スポーツジムという表現は、多くの方がフィットネスクラブという認識を持たれます。

我々が、安心・安全を担保しながらお客様が戻ってこられる事を待ちながら営業を継続している中、この様な表現はフィットネス業界への大きなダメージに繋がっていることは明らかであります。

 今後の報道に於かれましては、スポーツジムという誤解を招く表現ではなく●●ジムと実態に則した表現での報道をお願い致したくここに改めてご依頼申し上げます。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 令和2年10月7日
(一社)日本フィットネス産業協会

会長  吉田 正昭

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。