Withコロナ時代のレジャーとしてゴルフの新規顧客が急増

GDO(ジーディーオー)のプレスリリース


新型コロナウイルスによって私たちの生活スタイルが大きく変わり、スポーツやレジャーの楽しみ方にもさまざまな影響が及んでいることが伝えられています。2000年からインターネットでゴルフに関するサービスを提供している弊社も、さまざまな市況データの例年にはない傾向などからその影響の大きさを再認識しているところです。

国内ゴルファー約440万人が利用する弊社の2020年8月のデータから、このたび前年同月を上回るゴルフ場への送客実績が確認され、加えて、新規ゴルファーの顕著な増加トレンドも分かりましたので、以下にお知らせいたします。
 

  • コロナウイルス感染拡大の影響

経済産業省調べの「第3次産業活動指数」では、ゴルフが含まれる「生活娯楽関連サービス※1」は、新型コロナウイルスの影響を最も大きく受けた分野という結果が出ています。ゴルフは屋外の広大な空間でプレーするスポーツですが、弊社のゴルフ場予約サービスを利用した「月別ゴルフ場送客件数」の推移(下の棒グラフ)を見ると、本来春のトップシーズンである3~5月に、感染拡大による緊急事態宣言など自治体からの要請による休業や自粛期間が重なり、やはり大きく影響を受けていたことが分かります。

弊社のゴルフ場送客件数は6月以降、新しい生活様式の浸透と歩調を合わせるように、ゆるやかに上向いているように見えます。しかし、送客データを詳細に分析すると、法人需要などで利用されることの多い「ゴルフコンペ」の予約は3月から引き続き大変厳しい推移を続けており、直近8月の当社データでは前年比86.1%の状況。ところが、全体としてのゴルフ場送客件数では前年比125%以上となり、弊社の8月実績としては過去最高を記録するに至りました。
 

 

  • 法人需要減を上回る個人利用増加の背景

法人需要の減少分を大きく上回る旺盛な個人需要が現れた背景として、弊社では、自宅などでのリモート勤務を採用する企業が増加したことで余暇時間が増えたこと、外出先として人混みが避けられるようになったことなど「新しい生活様式」の普及が大きかったと分析しています。

接触感染を避けるための新しいルール(旗竿やバンカーレーキを触らないなど)や共用スペースでのマスク着用徹底の呼びかけなどを積極的に採用したゴルフ場が多かった事実もあります。また、プレーしやすい時間帯を比較的早めに予約することの多かったゴルフ場会員様やコンペの需要が減少したことで、当社サイト上で好条件のプレー予約枠が豊富に掲載されるようになったことなども、弊社実績を後押しする要因となったと理解しています。弊社ゴルフ場送客データをつぶさに見ると、プレー単価が少しリーズナブルになったことも影響してか、全ての世代において1人当たりのプレー回数が増えている傾向も明らかになりました。
 

 

  • 約2倍になった若年層と新ゴルフ様式の兆候

世代ごとにデータをみると、特に緊急事態宣言明け後のwithコロナ期で、若年層(20~30代)の予約数が前年の約2倍に増加している特徴を見出すこともできます。経験の少ない人にもイメージできるほど、ゴルフがソーシャルディスタンスを保ちやすい条件のスポーツであることに加え、レストランでの昼食を省略した「スループレー」や、仲間とともに予約しない「1人予約」、2人1組でプレーする「2サム」など、新しいプレー様式を取り入れるゴルフ場も少しずつ増えているため、新たな余暇時間の選択として、感染予防対策が困難な他のレジャーやアクティビティから、ゴルフへと移行してきている可能性もあると考えています。
 

実際、Googleトレンドでは「ゴルフ 初心者」などのキーワード検索が、8月では前年に比べて6%増加していることが分かります。弊社のコンテンツである「初心者ゴルフナビ(https://www.golfdigest.co.jp/beginner/)」 など、初心者向けのページの閲覧も約17%増加。また予約する際に利用されたチャネルも、コロナ前とwithコロナとの比較でアプリやスマホ経由が顕著に増加していること(上の円グラフ)も、「ゴルフというレジャーの台頭」が比較的若年層で起き始めていると推測する根拠となっています。

ウイルス感染への警戒を緩められない環境で、スポーツやレジャーによる「健康」や「リフレッシュ」が、ライフスタイルの一部としてより重視されていく withコロナの時代。インターネットをベースに総合的にゴルフ関連事業を展開する弊社は、新しいゴルフの潮流の行方を見守り、対応したサービスを一層充実させていく予定です。

※1生活娯楽関連サービスには、名前の通り、生活や娯楽に関連する実に様々なサービスが含まれています。
生活関連としては、宿泊業、飲食店,飲食サービス業、洗濯・理容・美容・浴場業、旅行業、冠婚葬祭業、写真業。さらに娯楽関連として、映画館、劇場・興行団(プロスポーツ興行含む)、競輪や競馬などの競走場、ゴルフ場などのスポーツ施設提供業、遊園地・テーマパーク、パチンコがあります。そのほかにも、学習支援業、ペットクリニック、自動車整備業(家庭用車両)など、公表末端系列で41業種。

GDO会社概要
ゴルフのワンストップ・サービス(見る・買う・行く・楽しむ)を提供する日本最大級のゴルフ専門ポータルサイト「GDO」を2000年より展開しています。近年はゴルフにデータ/テクノロジーを融合したゴルフ練習場システム「トップトレーサー・レンジ」やゴルフレッスン・スタジオ「GOLFTEC」に加え、「スピードゴルフ」「スノーゴルフ」などのイベントでもゴルフの多様性を追求し、ゴルフを通じて豊かで「遊び」のある生活を提供しています。
社名:株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
本社:東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階
設立:2000年5月1日
代表者:代表取締役社長 石坂 信也
事業内容:ゴルフ場予約サービス、ゴルフ用品Eコマース、ゴルフ専門メディア及び広告事業、中古ショップ「ゴルフガレージ by GDO」、レッスン事業「GOLFTEC」(米国本社)、「ゴルフテック by GDO」および「キッズゴルフ」
URL:https://www.golfdigest.co.jp

本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン 向井、金丸
TEL: 03-5656-2864 Email: pr@gdo.co.jp

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