【競馬「推し」女子急増中!】 沸き立つ日本競馬界を舞台に「1億円の良血馬 VS. 100円の馬」の対決を描いた全く新しい競馬小説『走れ、無印の馬』(谷川直子著)がついに発売!

武豊さん驚嘆! 細江純子さん絶賛! 文藝賞受賞作家にして、競馬歴40年の競馬ライター谷川直子が満を持して贈る感涙必至の競馬エンターテインメント小説

河出書房新社のプレスリリース

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、第49回文藝賞受賞作家であり、各紙誌で筆を振るう人気の競馬ライター、谷川直子さんによる初の競馬小説『走れ、無印の馬』を、2026年5月27日に刊行しました。


全く新しい競馬エンターテインメント小説『走れ、無印の馬』

本命が◎、対抗が○、単穴が▲、連下候補に△。
馬名の下の予想欄に、専門家がつけた予想の印がついている。
だが、トレジャリーには見事に何の印もついていなかった。

「けっきょくオレの馬は、みんなに駄馬だと思われてるんだな」
「違うよ。トレジャリーの実力をまだ誰も知らないってことだよ」

コロナ禍を境に劇的に変わった2019~2024年の競馬界を舞台に、心にそれぞれの傷をもつ3人とトレジャリーの1勝にかける因縁の戦いが始まる!

コロナ禍を機にさらに拡大したネットでの馬券購入、競走馬をモチーフにした育成シミュレーションゲーム人気の高まり、一口馬主ブームなど、人気、収益ともに拡大し続けている日本の競馬界。5月24日開催のオークス(東京競馬場、芝2,400メートル)では、今村聖奈騎手がジュウリョクピエロに騎乗し、JRA女性騎手初のGⅠ制覇を成し遂げ、さらなる盛り上がりをみせています。

昨今では、推し活ブームを追い風に女性ファンが急増し、競馬場に詰めかけるファンもすっかり様変わり。競馬グッズの活況はもとより、馬券の売上げ傾向にも影響を与えているそうです。

そんな新しい競馬の時代を背景に生まれたのが、谷川直子さんの『走れ、無印の馬』。著者は、小説「おしかくさま」で文藝賞を受賞した作家にして、なんと競馬歴40年のベテラン競馬ライター。本書は、彼女が満を持して贈る初の競馬小説です。

武豊さんが驚嘆、細江純子さんが絶賛するこの小説には、とある競走馬に魅せられたOL・川村乃里を中心に、さえない3人の「100円の馬」と金持ちオーナーの「1億円の良血馬」の対決が描かれています。未勝利の母馬と開店休業中の種牡馬の間に生まれた仔馬で1勝をめざすという究極の下剋上に、「全く新しい競馬エンターテインメント小説!」と、業界内外から熱い視線が注がれています。

『走れ、無印の馬』は、物語を楽しみながら競馬にふれられる入門書として、あるいは、新しい競馬の世界を舞台にした極上のエンターテインメントとして、特別で最高の1冊。

競馬愛好者の方も、これから競馬と出会う方も、誰もがきっと胸を熱くする、読み出したらとまらないハートフルな物語です。ぜひお手に取ってご覧ください。

日本競馬界のレジェンドと女性騎手のパイオニアが驚嘆&絶賛!

競馬の魅力、それは一頭の馬を中心にいろいろな人が繋がっていくことにもある。
もちろん騎手もその一人です。この小説、僕が登場しているんですね!
――武豊さん(騎手)

直感から始まり連動していく人間模様。
1勝の背景で繰り広げられる戦いの数々は、今までにない競馬小説である一方で、忠実に描かれる馬社会の仕組みは、競馬入門書とも言える仕上がり。
長年にわたる作者の競馬愛と、二極化する現代社会の構図が胸に刺さる作品です。
――細江純子さん(ホースコラボレーター・元騎手)

『走れ、無印の馬』あらすじ

初めて競馬場に連れて行かれたOL乃里(のり)。彼女はパドックで未勝利馬ウェンディとなぜか目があい、その瞳に魅せられる。母の再婚後、居場所がなくなった実家を離れ、一人暮らしをしていた乃里だったが、その日から推し馬を応援するという心躍る日々が始まる。ウェンディの厩務員である、イケメンだがぱっとしない巧(たくみ)とも繋がることができ、どのレースに出走するか教えてもらえるようになると、乃里はウェンディの追っかけを始める。

丈夫なだけが取り柄のウェンディは、毎回楽しそうに走ってくれる! だが1勝もすることなく、このままでは廃馬になってしまうと聞き、乃里はウェンディを引き取る決意をする。

いつしか乃里は、牝馬ウェンディに子供を産ませ、その子どもに1勝を託すという、大きな夢を持ち始める。

ウェンディの預託料を支払うべく、昼は会社で夜はスナックでバイトし、仔馬の馬主になってくれる人を探していた乃里は、ブランドものには全く興味がなく笑顔を見せない商人・角倉隼人(かどくらはやと)と出会う。

心にそれぞれの傷を抱えるさえない3人――OLの乃里・厩務員の巧・新米馬主の隼人。やがて彼らの人生は、ウェンディの子どもトレジャリーを中心に、大きく動き始める。そして仕事上で理不尽ないやがらせを受けたことをきっかけに、ついに金持ちオーナーが所有する1億円の良血馬ディグニティと1勝を賭けて、未勝利戦で勝負することになり!?

はたして、3人と1頭は“親ガチャ”を越えることができるのか?

“走る”ことになかなか目覚めず、1勝できないトレジャリー。もどかしさや苛立ちを感じながらも、なんとかトレジャリーに寄り添おうとするうちに、次第に3人もまた、自分たちのままならない現実や心の傷を見つめ、自分自身も変えていく。

まさに3人+1頭の物語! ラストは感涙必至の傑作競馬小説です。

目次

0 はじまり

1 未勝利馬にひとめぼれ 

2 馬主になるには

3 ようこそ、この世界へ

4「馬車馬」っていうけれど

5 その名は、トレジャリー

6 ファッショナブルでなければ、存在してはいけない?

7 追い討ちをかけられて

8 スリーアウトで、引退

9 金で買えないもの 

10  大いなる賭け

11 ゲートイン

著者紹介

谷川直子(たにがわ・なおこ)

1960年、神戸市生まれ。2012年「おしかくさま」で第49回文藝賞を受賞。

著書に、小説『おしかくさま』『断貧サロン』『四月は少しつめたくて』『世界一ありふれた答え』『あなたがはいというから』『その朝は、あっさりと』のほか、高橋直子名義で、エッセイ『競馬の国のアリス』『お洋服はうれしい』、ノンフィクション『ステイゴールド物語――遙かなる黄金旅程』などがある。

高橋直子・谷川直子名義で、「サンケイスポーツ」「週刊Gallop」、月刊誌「優駿」等に寄稿し、競馬ライターとしても活躍する。

書誌情報

書名:走れ、無印の馬

著者:谷川直子

仕様:四六変形判/並製/320ページ

発売日:2026年5月27日

税込定価:2,090円(本体1,900円)

ISBN:978-4-309-03270-2

装丁:ニマユマ

カバーイラスト:早川恵子

書誌URL:

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032702/

※電子書籍も近日中に発売予定です。

詳細は各電子書籍ストアにてご確認ください。

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