ユーフォリアと日本ラグビー協会、ポストコロナ時代に向け選手のコンディション管理分野での共同研究を強化

ユーフォリアのプレスリリース

株式会社ユーフォリア(注1、以下 ユーフォリア)と公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(注2、以下 日本ラグビー協会)とは、ラグビー選手向けコンディション管理サービス分野における共同研究を強化してまいります。

■本取り組みのこれまでの経緯
 15人制男女日本代表や7人制男女日本代表を中心に、試合当日に向けてコンディションを整え、ベストな状態で臨むことを目的に、2012年から本取り組みはスタートしました。選手の毎日の体調やトレーニング状況などをデータで「見える化」し、チームマネジメントに生かせるよう貢献してまいりました。
 具体的には、日本ラグビー協会に所属するトレーニングや指導の専門家(注3)の知見に加えて、既に40競技・350チーム以上の様々な日本代表・プロチームに導入実績のあるユーフォリアのスポーツ選手向けコンディション管理ソフト「ONE TAP SPORTS」(注4)の知見を組み合わせることで、試合でのパフォーマンス向上とケガの予防をサポートする仕組みを構築してまいりました。

 直近では、新型コロナウイルスの感染症拡大対策として健康管理には更に細心の注意を払えるよう、ONE TAP SPORTSの従来のコンディション管理項目に加え、「体温」「咳の有無」「味覚/嗅覚の異常の有無」などの項目を加える対応をいたしました。対象は、選手のみならず、コーチなどのチームスタッフや協会職員等も含まれます。

■今後の展開
 今後は、選手自身が入力した日々のコンディションなどをONE TAP SPORTSで収集・集計し、それにウエアブルデバイス(GPS機器等)で計測した走行距離などを組み合わせることで、トレーニングの負荷や筋肉の疲労度などを集計し、「スコア化」をしてまいります。
 更には、ラグビー選手特有の身体の筋肉痛・疲労度や、睡眠・栄養データなど、様々な数値を組み合わせることで、従来は正確に把握することが困難だった選手の疲労・睡眠の質などを客観的・定量的な値でより正確に把握していくことを試みます。これにより、トレーニングの内容や強度(負荷)の調整、選手とコーチ・スタッフとのコミュニケーションの円滑化や、選手自身のセルフケア意識の向上を図り、パフォーマンス向上とケガ予防を目指します。
 また、この取り組みを強化することにより、ポストコロナにおける安全な競技の再開と発展に寄与して参ります。
 なお、得られた研究成果は日本代表カテゴリのみならず、ラグビーの育成年代・普及や、他競技の発展にも貢献することを目指して進めて参ります。

〈本取り組みの概要(イメージ)〉

〈新型コロナウイルス感染拡大対策:オンライン体調チェックのイメージ〉

■関連情報
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会ウェブサイト
https://www.rugby-japan.jp/

■株式会社ユーフォリアについて
ユーフォリアは、「データドリブンでコンディションを科学すること」をミッションに掲げています。今後は日本代表・プロチームを中心に展開している「ONE TAP SPORTS」を更に磨き上げ、今後は部活動をはじめとしたジュニアアスリートや一般層に拡大し、より安全で楽しく、かつ効率的にスポーツを行う環境整備を、データ面から貢献していきます。

代表者 :代表取締役/共同創業者 橋口 寛・宮田 誠
本社 :〒102-0085 東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル2階
設立 :2008年8月18日
資本金 :100,000,000円
事業内容:スポーツデータサイエンス/スポーツ領域におけるシステム開発・保守・コンサルティング
URL :https://www.eu-phoria.jp/
以上

(注1) 本社:東京都千代田区、共同代表:橋口 寛/宮田 誠、
(注2)所在地:東京都港区 会長 森 重隆
(注3) 日本ラグビー協会に所属するトレーニングや各指導の専門家:
ラグビー選手のトレーニングやコンディションを指導・管理する、S&C(ストレングス&コンディショング)コーチ、アスレティックトレーナー、スポーツドクター、アナリストなど
(注4) ONE TAP SPORTS:
ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)は、スポーツ選手のコンディショニングやトレーニングに必要な情報を一括して記録・管理できるデータマネジメントツールです。競技スポーツの世界では、コンディションの小さな変化がパフォーマンスを左右します。
見落としがちな選手の日々の小さな変化を「見える化」し、体調管理や怪我予防に役立てることで、スポーツ業界をIT面から支援しています。ラグビー日本代表のサポートからスタートし、現在は、40以上の競技、300チーム以上の選手のコンディション管理に活用されています。

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