株式会社グレースイメージング、フィットネスクラブでの汗乳酸測定サービスの導入支援を開始!

マラソン大会参加者、ランニング愛好家を対象に目標タイム達成をサポートします

株式会社グレースイメージングのプレスリリース

 株式会社グレースイメージングは、2024年4月よりフィットネスクラブ向け汗乳酸測定サービス(以下、本サービス)の提供を開始いたします。
 本サービスの導入により、マラソン大会参加者、ランニング愛好家を主な対象として、汗乳酸を測定し、個人に合わせた適正なランニング速度の表示、完走や目標タイムの達成に必要なトレーニングの提示ができます。
昨年度に実施した実証実験(※1)では、ランナーの非常に高いニーズを確認し、本サービスを受けた全員から継続的に行いたいとの回答を得られました。会員様の継続率、満足度の向上をお求めの事業者様は本サービスの導入をご検討ください。

【本件に関するお問い合わせ】株式会社グレースイメージング 新規事業部
https://www.gr-img.com/#contact

※1:スポーツ庁助成事業にて「さいたまマラソン」との共創プロジェクトを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000484.000037194.html(配信元:株式会社eiicon様)

【汗乳酸測定技術を活用したランナーサポートサービスについて】

 株式会社グレースイメージング(以下、当社)は、これまでの活動で汗乳酸測定デバイス(汗乳酸センサ)を、各種スポーツにおける「疲労」を可視化するツールとして開発してきました。様々な大学、研究機関、企業への導入を進めており、2022年度よりミズノスポーツサービス株式会社様のランナー向けサービス事業に対し汗乳酸センサを提供しています(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000054709.html)。

 ランニング競技向けの測定サービスを全国各地のフィットネスクラブで導入いただくことを目的として、今回当社はアプリおよび測定結果のレポートを作成するクラウドを開発しました。今後、フィットネスクラブ事業者様等を対象に同システムの導入支援を行います。

フィットネスクラブ事業者様向けチラシ(PDFは下記よりダウンロード)

https://prtimes.jp/a/?f=d54709-10-1e76e7ba1fb3a9f0b8474f8f0f277e03.pdf

【汗乳酸測定サービスの導入イメージ】

  1. 既定の測定プロトコルに基づき、トレッドミル走行を行います(約15~20分)。利用者に汗乳酸センサ、心拍計(他社市販品)を装着し、測定者(※2)はスマートフォンのアプリにリアルタイムで表示される測定値を見ながら、徐々にトレッドミル速度を上げていきます。

  2. 測定後、レポートを見ながら適正なランニング速度および、日々のトレーニングメニューを利用者に説明します。

  3.  利用者は再びトレッドミルを走行し、測定結果から得られた適正速度を体感します。利用者にとっては目標タイムやトレーニングの見直しの機会となり、パフォーマンスの向上につながる可能性があります。

 利用者へ提供するアドバイスやトレーニングメニューは測定者が選択、または手入力することができます。導入企業様で普段取り入れているアドバイスやオリジナルのトレーニングメニュー等があれば、導入時に登録することも可能です。その他、独自の運動プロトコルを設定したい。自社の機器を接続したい等ご要望に応じてカスタマイズ可能です。

※2:測定者はトレーナー、コーチ、フィットネスジムのスタッフ等を想定しています。導入に際して当社から測定者講習を行いますが、日常的な測定は導入企業様にて実施いただきます。

【汗乳酸測定システムについて】

 当社は運動中の汗に含まれる乳酸を計測できるウェアラブルデバイス(汗乳酸センサ)を製品化し、医療・スポーツ・ヘルスケア分野を中心に適用領域を広げています(※3)。

 当社が提供するサービスは、

  • 肌に貼り付けるチップ

  • 計測データの記録・転送を行うデバイス

  • 測定情報の入力・データ表示・クラウド連携機能を備えたスマートフォンアプリ

  • データを統合化・表示するクラウドシステム

で構成され、非侵襲的、簡便かつリアルタイムで汗乳酸の検出が可能です。

スポーツ向け汗乳酸測定システムの構成例(アプリ、クラウドの機能は仕向けにより異なります)スポーツ向け汗乳酸測定システムの構成例(アプリ、クラウドの機能は仕向けにより異なります)

 当サービスを活用することで、有酸素運動から無酸素運動に切り替わるタイミングや検出された汗乳酸から見る代謝反応の変動を可視化します。その結果、疲労せずに長時間継続できる有酸素運動の限界値や運動負荷に対する汗乳酸濃度の推移が観察可能となり、フィジカルパフォーマンスやコンディションの把握、効果的なトレーニングの決定などに生かすことができます。

 学術面では、慶應義塾大学によるEMS(電気的筋肉刺激装置)の疲労促進効果の検証や、低酸素トレーニングでの運動負荷レベルの評価手法の開発などが論文として発表されており(※4)、今後も様々な機器や環境と組み合わせた疲労研究が活発になっていくことが期待されます。

※3:医療分野では開発中の製品であり、医薬品医療機器等法未承認のため販売・貸与できません。

※4:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000054709.html

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