100年後、「フェア」が当たり前になったので、「フェア」という言葉すらなくなりました。スポーツの力で、こんな世界に。  

公益財団法人日本スポーツ協会のプレスリリース

当協会は「April Dream 4 月 1 日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースはJSPO(公益財団日本スポーツ協会)の April Dream です。

1911年に嘉納治五郎初代会長が創設した大日本体育協会(1948年、日本体育協会に名称変更)は、2011年に100周年を迎えた際、さらに100年後に向けたスポーツ界の使命と責務となる、「スポーツ宣言日本 ~二十一世紀におけるスポーツの使命~」(https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid994.html)を起草・採択し、スポーツの推進に取り組んできました。

そして、現在、「日本スポーツ協会(JSPO)」に名称を変え、次のメッセージを掲げて活動しています。

スポーツと、望む未来へ。
スポーツは、自ら進んで楽しむものであり、
幸福の追求と健康で文化的な生活に欠かすことができない。
人類共通の文化であり、新しいライフスタイルを創造し、
フェアプレー精神で平和と友好に満ちた世界を築く。

私たち日本スポーツ協会は、
スポーツがあらゆる人々に一切の差別、格差なく享受され、
誰もが望む社会の実現に貢献していくことを目指し、支えます。
スポーツを愛するすべての人とともに。

JSPOはこのメッセージの下、100年後を見据えて、2011年からフェアプレーキャンペーン活動の展開など、次の取り組みを行っています。

  • 【フェアプレーの「行動」と「精神」の啓発】

スポーツや日常生活を通じて育まれるフェアプレーの行動や精神を世の中に広げるため、全国の小中学校・特別支援学校を訪問しフェアプレーについての講義やスポーツ体験授業を行ったり、壁新聞を配布するなど、啓発活動に取り組んでいます。

  • 【スポーツによる国際交流・協力】

平和と友好に満ちた社会を構築するために、主に韓国や中国、ロシア、ドイツを中心にスポーツによる国際交流を行い、競技を通じた友好とフェアプレーの促進を図るとともに、文化探訪なども交えて相互理解を深めています。近年ではASEAN諸国(8か国)への国際協力として、共同事業を通じて各国のスポーツ環境の発展を支援しています。

  • 【スポーツを通じた青少年の健全育成】

スポーツを通じて、青少年の健全な成長をサポートするために、スポーツ少年団を育成しています。少年団活動では、スポーツだけにとどまらず、青少年の国内・国際交流、地域行事への参加や美化活動、奉仕活動などを通して広く社会に貢献しています。

  • 【公認スポーツ指導者の育成】

一人ひとりのライフステージに応じた多様なスポーツ活動を推進しスポーツを通じた望ましい社会の実現に貢献できるよう、5つの領域にわたる18種の資格を設け、適切な資質能力を身に付けた公認スポーツ指導者の育成を行っています。

 
以上をはじめ、全力で競う場を提供する国民体育大会や日本スポーツマスターズの開催、スポーツ環境を身近に整備する総合型地域スポーツクラブの育成、スポーツ文化を継承する表彰・顕彰、科学的根拠に基づく情報をスポーツ現場へ伝えるスポーツ医・科学の研究など、幅広くスポーツの素晴らしさと適切なスポーツのあり方を普及・推進させることに真摯に取り組み続けています。

そして、100年後には、スポーツの力で、
みんな笑顔で誰とでも肩を組み、世界から差別・格差・紛争がなくなり、
「フェア」が当たり前になったので、「フェア」という言葉すらなくなる。

こんな世界にするために、JSPOはスポーツの力を信じて、今後もスポーツの楽しさと素晴らしさを広めていきます。

JSPO ➡ https://www.japan-sports.or.jp/
JSPOの事業概要 ➡ https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/koho_kyanpen/doc/JSPO_outline2020.pdf

「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えたい夢を発信するPRTIMESによるプロジェクトです。

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