2020年にスポーツ団体が実施したPR施策の中で最も優秀な施策として​千葉ジェッツ「コロナに笑利Project」を表彰

スポーツナビ株式会社のプレスリリース

 スポーツナビは、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)と公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下B.LEAGUE)の協力のもと、2020年12月23日(水)に、スポーツ競技団体などの広報担当者を対象とした研修会「スポーツPRカンファレンス」を開催しました。

 本イベントは、スポーツ競技団体の広報担当者が競技の枠を超えて集まり、知見や情報の共有を行うとともに、スポーツ業界にとどまらない広報事例などをテーマに研修を行うことで、スポーツ界全体の人材育成につなげる目的で3年前に創設されたものです。

 3回目となる2020年のイベントはコロナ禍の影響があり、初めてオンラインでの実施となりましたが、76団体129名の方にご参加いただきました。講師には川名常海氏(MUJI HOUSE)と、西原雄一氏(インフォバーン)を迎え、コンテンツマーケティングについてご講演いただきました。

 また、本イベントでは、参加団体から2020年の一年間で実施した広報施策を情報共有のため広く募集し、その中から一番優れた施策を「最優秀賞」として表彰をしています。本年は、千葉ジェッツの「コロナに笑利Project」が選出されました。千葉ジェッツの施策は、笑顔で免疫力が高めようという発想から「コロナに笑利」のハッシュタグで選手の笑顔など見ていて楽しくなるような発信を行った点に参加者からの評価が集まりました。

 スポーツナビでは、受賞された千葉ジェッツの「コロナに笑利」プロジェクトの裏側を取材して、3月26日(金)から記事として掲載しています。

●コラム:コロナと戦う「プロジェクト」の裏側
ジェッツが日本中のPR担当に支持された!?
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202103230004-spnavi
理想と現実の間で見た “ジェッツらしさ”
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202103230005-spnavi
ジェッツの選手がコート外も全力な理由
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202103250003-spnavi

■イベント概要
イベント名:2020スポーツPRカンファレンス
開催日時:2020年12月23日(水) 13:00~17:30
開催場所:オンライン
主催:株式会社スポーツナビ
協力:公益社団法人日本プロサッカーリーグ、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、配信協力ALPHABOAT合同会社
参加者:国内スポーツ競技団体 広報担当・マーケティング担当、国内スポーツ関係者
参加費:無料
内容:講演/グループワーク、アワードセレモニー/PR施策 事例共有

主な参加競技団体
サッカー:日本サッカー協会、Jリーグ、Jリーグクラブ
バスケットボール:日本バスケットボール協会、B.LEAGUEクラブ
野球:パシフィックリーグマーケティング、プロ野球球団
その他:日本陸上競技連盟、日本ゴルフツアー機構、日本バレーボール協会、 パラリンピックサポートセンターなど

■講演内容
講演1 「無印良品のコミュニケーションについて」
講師:川名常海 氏(株式会社MUJI HOUSE マーケティング部 部長)
内容:
・無印良品のマーケティングにおける基本的な考え方
・アプリの活用事例
・共感を呼ぶプロモーション事例 など

講演2 「ひとりで始めるファンを増やすためのコンテンツマーケティング」
講師:西原雄一氏(株式会社インフォバーン ソリューション部門PM)
内容:
・コンテンツマーケティングとは?
・効果的なコンテンツの作り方(グループワーク)
・西原さん目線の好事例の共有&インタビュー など

▼最優秀賞
千葉ジェッツ(B.LEAGUE)
「コロナに笑利Project」
コロナ禍によって暗くなりがちな時期に、笑顔で免疫力が高めようという発想から「コロナに笑利」というハッシュタグで選手の笑顔など見ていて楽しくなるような発信を開始し、その後、「コロナに笑利Project」と題した企画に展開。手洗いなどの啓発活動だけでなく、試合会場におけるコレオグラフィーも実施。「コロナに笑利」のハッシュタグは他競技チームや一般の方にも使っていただけるようになり約3か月で13,088の投稿、12,227RT、のべ配信数30,567,100となった。

▼優秀賞
ファイターズスポーツ&エンターテインメント(プロ野球)
「ファイターズとおやくそく」
コロナ禍によって自宅での待機生活が強いられていた若年層に向けて、2月という早い段階から、監督、選手が手洗い、うがい、運動などの生活方法を啓発した動画を配信した企画。企画は約1か月間毎日更新され、動画によっては24万回以上の再生をするなど、話題を呼び、若年層だけでなく幅広い年代に支持された。

▼優秀賞
横浜DeNAベイスターズ(プロ野球)
「SHOW THE BLUE.~おうちからエールを、“青く”染まるその時まで。~」
6月19日(金)の無観客での開幕戦に向けて、スタジアムにお越しいただけないファンの皆様からのエールをグラウンドで戦うチームに届ける企画。ファンの皆様から応募いただいた約11,000枚の写真をモザイクアートにしたビッグフラッグにして掲載。また、約1,000件の応援歌を歌う動画や音声をかけあわせた「声援動画」を試合場面に応じてメインスコアボードに放映。

▼優秀賞
栃木SC(Jリーグ)
「パートナー企業のSNSプロモーション」

SNSを活用して、ファンだけでなく広範なステークホルダーに対して、それぞれに合わせたコンテンツを制作し、タイミングを計りながら配信することでコミュニケーションを図るとともに、地元でのパブリシティを獲得した企画群。パートナー企業やホームタウンの自治体や生活者に寄り添い、自クラブの資産を余すところなく活用した事例が多数あげられた。

▼スポナビ特別賞
千葉ロッテマリーンズ(プロ野球)
鹿島アントラーズ(Jリーグ)
日本陸上競技連盟

スポーツナビの「公式情報」として記事・動画を配信されている競技団体の中で、配信実績、情報のオリジナリティ・有益性、スポナビの有効活用という観点から表彰。

PRアワード 選考委員一覧 (敬称略/五十音順)
太田雄貴:公益社団法人日本フェンシング協会 会長、国際フェンシング連盟 副会長
川淵三郎:一般社団法人日本トップリーグ連携機構 会長
谷口優:株式会社宣伝会議 月刊『宣伝会議』編集長
間野義之:早稲田大学 スポーツビジネス研究所 所長

■イベント実施の様子

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。