公益社団法人日本フェンシング協会のプレスリリース
現地時間2021年3月28日(日)にドーハ(カタール)で開催された、フェンシング男子フルーレ グランプリ ドーハ大会にて、敷根崇裕選手(NEXUS FENCING CLUB)が銀メダルを獲得致しました。日本男子フルーレのグランプリ大会メダル獲得は2010年日本大会の太田雄貴・現日本フェンシング協会(以後FJE)会長以来、実に11年ぶりの快挙となります。また、敷根選手にとっては2017年の世界選手権銅メダル以来、ワールドカップ・グランプリ大会では自身初のメダル獲得です。
T16では世界ランキング5位のMASSIALAS選手(アメリカ)を撃破
T8はSIESS選手(POL)に快勝
準決勝ではEDIRI選手(フランス)との1本勝負を見事制する
日本男子フルーレ個人は、2015年ワールドカップ日本大会(太田雄貴・現FJE会長:銅メダル)、2017年世界選手権(西藤俊哉選手:銀メダル・敷根崇裕選手:銅メダル)以降表彰台から遠ざかっており、今大会で待望のメダル獲得となりました。また本大会後、敷根選手の最新世界ランキングは12位まで大きく上昇しました。
決勝戦はMEINHARDT選手(アメリカ)に惜敗も、見事な銀メダル獲得
表彰式の様子
この結果に満足せず、金メダルを目指すと宣言
【本人コメント】
久しぶりの大会で緊張するかと思いましたが、自分のフェンシングが出来たと思います。自力でオリンピック出場権を獲得し、少しでも多くの日本人選手がオリンピックに出場できるようにとの思いで頑張りました。
今回の大会では決勝まで進めましたが、金メダルを逃してしまったので、東京大会では金メダルを獲得したいです。
東京2020オリンピックに向けた選考レースは本大会をもって終了となり、最終結果として日本は女子フルーレで団体枠を、その他の男女全種目でそれぞれ個人枠1を獲得しました。開催国枠8を加えた全内定選手につきましては、既に公示されております協会内の検討プロセスに則って選考の上、4月下旬に正式発表することを予定しています。
以上