凸版印刷とFIGUR8社、上半身の歪み評価サービスを開発

凸版印刷株式会社のプレスリリース

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)と米FIGUR8 Inc.(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、Founder & CEO: Nan-Wei Gong、以下FIGUR8社)は、個人の人体情報を活用したサービスの開発に向けて2020年2月より協業。これまでに、身体動作の計測データに基づく個人に適した機能改善トレーニングを、オンラインフィットネス業界に提供する実証実験などを実施してきました。
 今回両社は、筋骨格センサーを活用した上半身の歪み評価サービスを新たに開発。短時間で場所の制約なく、微細な上半身の軸のズレや肩の上昇具合などを高精度に定量化することにより、姿勢の傾向や安定保持力を可視化できます。またリアルな場所だけでなくオンラインでも実施可能なため、状況にあわせてリアルとオンラインのハイブリッドでの評価が可能です。

 なお、本サービスは2021年2月24日(水)から26日(金)に開催される「第4回 Japan Sports Week」(会場: 幕張メッセ)の凸版印刷ブース(ブース番号:8-91)に展示し、デモ体験を実施します。

■ 背景
 近年、肩こり・腰痛・首の痛みを持つ方々、捻挫・肉離れ・膝の靭帯損傷・腱の過緊張などの怪我が絶えないアスリートの方々など、筋骨格疾患による経済的損失や医療費の増加に対して注目が高まっています。しかしながら、場所・時間・費用の制約の観点から、患者一人ひとりの疾患状況や改善目標にあったパーソナルサービスが提供されにくい課題がありました。
 また筋骨格疾患となる患者は、体軸のズレや過緊張に伴う身体の歪みなどの問題を多く抱えています。これらの患者が長期的にボディケアやリハビリを実施する際、効果の指標が複雑化しており、最適で効果的なサービスを受けているか判別しにくい課題がありました。
 これらの課題に対して凸版印刷とFIGUR8社は、短時間に場所の制約なく、高精度に微細な上半身の歪みを定量化できるサービスを開発。適切で分かりやすい指標を基に、最適なパーソナルサービスを提供しやすい環境を構築していきます。
 

■ 評価サービスの概要

 

◆上半身の歪み評価
・モーションセンサーを耳上、首下に装着。
・筋骨格センサーを左右の上腕二頭筋に装着。
・座った状態で姿勢保持or立った状態で姿勢保持(15秒)し、安定保持力を測定。
・立った状態で腕を左右水平にして姿勢保持(15秒)し、耐久性を測定。

■ 今後の展開
 今後、凸版印刷とFIGUR8社は、フィットネス、リハビリ、スポーツ産業向けに2022年度内の販売を目指していきます。また両社は今後、本サービスによる上半身の歪み評価に加え、下半身の身体機能評価(柔軟性、稼働性、安定性など)を基に、サービス提供者が最適なパーソナルサービスを提供しやすい環境を構築していくことを目指します。さらに、筋骨格センサーをベースにした各種機能評価や、過緊張を緩める感覚のトレーニングプログラムなども随時開発していく予定です。

■ FIGUR8社について
・米国MIT Media Lab発スタートアップ企業
 https://figur8tech.com/

■ 「第4回 Japan Sports Week」について
名称: 第4回 Japan Sports Week
会期: 2021年2月24日(水)~26日(金)
開場時間: 10:00~17:00
会場: 幕張メッセ
主催: リード エグジビション ジャパン株式会社
公式サイトURL: https://www.sportsexpo.jp

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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