ラグビーワールドカップキャンプ地支援に向けてアンチドーピング講演会を医療者などを対象に開催

国立大学法人千葉大学のプレスリリース

千葉大学病院(病院長:山本修一、千葉市中央区亥鼻1-8-1)スポーツメディクスセンターは、千葉県ラグビーフットボール協会※からラグビーワールドカップの公認チームキャンプ地(市原市、浦安市)等に関する医療体制整備について協力要請を受けました。その活動の一つとして、医療関係者、スポーツ関係者、自治体関係者を対象とするアンチドーピング講演会を、千葉県ラグビーフットボール協会とともに開催します。

本講演会では、スポーツファーマシストの資格を有する当院の薬剤師が講師となり、専門性が高いとされるアンチドーピングについて、基礎知識や医療機関における実践方法をわかりやすく解説します。アスリートをドーピングから守るため、各分野の関係者への普及啓発に資するとともに、大会終了後も活かしていけるよう、関係者同士の連携強化も目指します。
※千葉県ラグビーフットボール協会は、ラグビーワールドカップ組織委員会の連携医師及び関係地域の医療関係者等を支援するためにラグビーワールドカップ医療・安全対策特別委員会を設置

  • 講演会名

医療関係者およびスポーツ関係者のためのアンチドーピング講演会
~ラグビーワールドカップキャンプ地支援に向けて~

  • 参加対象者

地域の医療関係者、スポーツ関係者、自治体関係者(一般参加枠はありません)
座席数に限りがありますので、お早めに下記アドレスから申込みください。

  • 会場

千葉大学病院 外来診療棟 3階 セミナー室

  • 日時

2019年7月30日(火)19時30分~20時45分

  • 講演

1.テーマ「千葉県における(ラグビーワールドカップに関する)医療体制整備の取組概要」
  発表者 千葉県ラグビーフットボール協会医療安全対策特別委員会メディカルディレクター
      さんむ医療センター整形外科部長 石川哲大氏
2.テーマ「アンチドーピングの基礎知識 〜アスリートをドーピングから守るために〜」
  発表者 千葉大学病院薬剤部講師・副薬剤部長 スポーツファーマシスト 鈴木貴明氏

  • 主催

千葉大学病院スポーツメディクスセンター及び千葉県ラグビーフットボール協会

  • スポーツメディクスセンター長 大鳥 精司 教授よりコメント

当センターは、2019年1月に設置しました。スポーツイベントにおける医療スタッフの派遣、医療器材や救護マニュアルの整備、緊急時行動計画等の策定などを包括的に支援します。今回、ラグビーワールドカップのキャンプ地に滞在する選手及び医療者を含む関係者に貢献できる機会となり大変、光栄です。その医療体制整備として、スポーツ医学の重要分野のひとつであるアンチドーピングの知見を広げる講演会を企画しました。大会後も活かせるように、地域の医療機関と協力して取り組んでまいります。

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