【事後レポート】 子どもたちのカラダづくり応援プロジェクト「すこやカラダ大作戦 in みやぎ」

「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会のプレスリリース

小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下「小野薬品」)と

特定非営利活動法人スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構

(事務局:神戸市 代表理事:氏家 啓喜、以下「SCIX」)は

宮城県東松島市において、プロジェクト5年目となる「すこやカラダ大作戦 in みやぎ」を開催、

2019年3月のキックオフイベントをスタートに、4月から6月までに

子どもたちの運動習慣定着へ向けた計4回の事後プログラムを開催しました。

このプロジェクトは、東北3県で課題となっている小児肥満の改善をはじめ、

次世代を担う子どもたちの健康の推進と、心身ともにすこやかな成長を応援する目的で、

糖尿病・がん領域に注力している小野薬品と、

スポーツを通じた社会貢献に取り組むSCIXが中心となり行っている取り組みです。

すこやカラダ大作戦は、「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え、

食生活や生活習慣に変化を与えていくことを目的に開催しておりますが、

今年度は6~9歳を中心に、延べ287名の子どもたちが参加しました。

3月30日に開催したキックオフイベントでは、

トップアスリートと一緒に3つのスポーツを体験するとともに、

生活習慣病の専門医による健康に関するセミナー、

地元食材を使った炊き出しの食育プログラム等を行いました。

4月以降、4回にわたる事後プログラムでは、さまざまなスポーツの体験を通じて、

運動の習慣化につなげました。

事後プログラム最終回への参加児童の保護者からは、

子どもたちの変化について、

「経験したことのないスポーツにも興味を持ってチャレンジするようになりました。」、

「プログラムで体験した内容を、もう一度取り組むことにチャレンジしていました。」、

「以前より外で遊ぶようになり、運動全般に興味を持つようになりました。」

といった子どもたちの前向きな変化に関する感想が多く寄せられました。

また、事後プログラムに参加した子どもたちの保護者アンケートでは、

運動能力や体力に「良い変化があった」と答えた保護者は82%、

また子どもたちの運動習慣に「良い変化があった」と答えた保護者も86%と、

の方が今回のプログラムへの参加により、子どもたちの運動能力や体力、

そして日常の運動習慣に良い変化があったことを実感されています。

小野薬品とSCIXは今後も本プロジェクトを通じて、

被災地域の子どもたちの元気なカラダづくりおよび小児肥満の改善をはじめ、

次世代を担う子どもの健康の推進に貢献していきたいと考えています。

《保護者アンケート結果》

◎子どもの運動習慣に「良い変化があった」    86%

◎体を動かす遊びをする機会が「増えた」     82%

◎運動能力や体力に「良い変化があった」     82%

◎子どもたちの食事を「意識するようになった」  68%

【事後プログラム参加児童の保護者へのアンケート結果】

【参加児童保護者へのアンケートより抜粋】

参加児童の保護者の感想

・参加期間中に運動会があり、かけっこを頑張ることができました。

・いろいろなスポーツに触れることができ、楽しい時間を過ごすことができたようです。

・体を動かすことがさらに好きになれた気がします。

・普段、体験する事ができないスポーツに触れることができ、大変良かったです。

・プロの方々から指導していただけたのが、とても良い刺激になりました。

・運動はもちろん、パラスポーツにも興味を持つようになり、とても勉強になることばかりでした。

・高学年の子どもたちにもこの貴重な体験をさせてあげたいと思いました。

・バドミントンが好きになり、現在でも続けています。

《「すこやカラダ大作戦 in みやぎ」キックオフイベントおよび事後プログラム》

【本プロジェクトへの協力・関係者の声】

東松島市総合型地域スポーツクラブ GOODすぽーつ東松島 齋藤寿文さんのコメント

「すこやカラダ大作戦」を通じて、アスリートの方々のゲストパフォーマンスや指導をはじめ、

カラダを動かす楽しさを子どもたちに教えていただき、たくさんの笑顔が生まれました。

東松島市の子どもたちが運動やスポーツに興味を持ち、

親しんでもらえるよい機会になったのではと感じています。

以下に、事後プログラム4回の取り組みをご報告いたします。

〔第1回 :4月13日〕「走る」「跳ぶ」「投げる」を楽しく体験し、

 運動を好きになってもらうメニュー(陸上競技①)〕

円盤投げ・ボブスレー日本代表の宮内優さん、

2010年テヘラン室内陸上走り幅跳び金メダリストの猿山力也さん、

東松島市でかけっこ教室のクラスを持つ坂本佳那さんを講師に迎え、陸上教室を実施。

70名の子どもたちが参加し、「走る」では、腕の振り方や足の上げ方などの走るコツを伝授。

「跳ぶ」では、講師のデモンストレーションのロングジャンプでイメージを持ってもらって、

大きなマットで子どもたちも実践。

列に並びながらも、それぞれ習ったコツを復習するなど、

動き方について、新しい発見があったようです。

〔第2回: 4月20日 リレーバトンパスと長距離走(陸上競技②)〕

長距離トラック元オリンピック日本代表の弘山晴美さん、

1992年日本インカレ800m優勝の今野義人さんを講師に迎え、陸上教室を実施。

26名の元気に走る子どもたちに講師たちからも熱のこもった指導がありました。

5月の運動会を前に様々な陸上メニューに挑戦し、

徒競走のスタートやリレーのバトンのパス練習では真剣な様子で、応援にも力が入っていました。

〔第3回: 5月11日 パラ競技体験(ブラインドサッカー)〕

地元仙台のブラインドサッカーチーム「コルジャ仙台」の皆さんを講師に迎え、

56名の子どもたちが参加。

子どもたちはアイマスクをつけてボールを追う難しさに最初は戸惑いながらも、

声かけや音を鳴らして、他の子を積極的に誘導し、もっとこうやった方がいいんじゃない、

と相談をしながらプレーする姿がありました。

また、選手のデモンストレーションを見た後では、プレーをどのように行っているのか、

普通のサッカーと違う点をどう工夫しているのか?

などパラスポーツの選手や種目に対して質問もたくさんあがっていました。

〔第4回: 6月15日 ラグビーボールで遊ぼう!(スペースボール体験)〕

SCIXコーチ陣の武藤規夫さん、高木聡さん、

地元東松島ラグビー協会の皆さまを講師に迎え、楕円形の「スペースボール」を使った、

リレーやゲーム形式の鬼ごっこ等のメニューを40名の子どもたちが体験。

ボールを持ってディフェンスを避けながら前に進む練習や、

みんなでボールをリレー形式で回すゲームなど、

初めて触る慣れない形のボールにも次第に慣れて、

元気いっぱいに走りまわり、チームプレーを楽しんでいました。

「すこやカラダ大作戦」プロジェクト概要

タイトル:東日本大震災復興支援活動「すこやカラダ大作戦」

主催  :「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会

参画  :小野薬品工業株式会社

     特定非営利活動法人スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(SCIX)

実施実績:2015年/福島県大沼郡会津美里町(参加人数:延べ233名)

     2016年/宮城県石巻市(参加人数:延べ381名)

     2017年/岩手県大船渡市(参加人数:延べ207名)

     2018年/福島県相馬市(参加人数:延べ131名)

     2019年/宮城県東松島市(参加人数:延べ287名)

参加対象:福島県、宮城県、岩手県の小学校低学年

実施内容:スポーツ選手のパフォーマンス、スポーツリクリエーション、

      生活習慣セミナー(保護者対象)など

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