【イベント開催レポート】「陸上からハンドボールに競技転向してトップを目指す高校1年生」「異色の2競技に挑戦するスーパー中学2年生」選手×保護者×コーチ陣が初登壇、熱いオンライントークセッションを展開

公益財団法人日本スポーツ協会のプレスリリース

 スポーツを「する」「みる」「ささえる」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、全国から将来性豊かなアスリートを発掘する「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」※のオンライン説明会ならびに選手・保護者・コーチのリアルな声をお届けする初のトークセッションイベントを、2021年1月16日(土)に開催いたしました。

 本イベントは、オリンピック競技4期生エントリーの期限が1月31日(日)と迫る中、まだエントリーを迷っている選手・保護者の方に理解を深めていただくことを目的に開催しました。当日は総勢15組のまだエントリーに迷っている選手・保護者が参加。今回はJ-STARプロジェクトを昨年修了した2期生で「陸上からハンドボールに競技転向してトップアスリートを目指す高校1年生」や現在参加中の3期生で「異色の2競技に挑戦するスーパー中学2年生」の親子とそのコーチ陣が初登壇し、先輩J-STAR生として興味深い実体験やエ ピソードをお話しされました。
 また質疑応答の時間には、本プロジェクトの詳細についてや、将来の目標やそれぞれの競技に専念しようと思ったきっかけなど、J-STARプロジェクトに対して前向きな質問が飛び交いました。

実際にJ-STARプロジェクトに取り組んできた選手・保護者・コーチのリアルな声を通じて、スポーツで自分の可能性に挑戦することの意味、大切さを一人でも多くの子どもたちに届ける機会になりました。J-STARプロジェクトオリンピック競技のエントリー〆切期限は2021年1月31日(日)までとなります。

J-STARプロジェクト詳細はこちら 
https://www.j-star.info/project/
◾登壇者プロフィール
J-STARプロジェクト2期生(ハンドボール)
水谷美海選手(高校1年生/東京都)

中学2年生のときに、母親のすすめでJ-STARプロジェクトに挑戦。7人制ラグビーに憧れるもハンドボールに適性を見いだされる。現在日本ハンドボール協会の強化プログラム選手に選出され、ハンドボール強豪高に在籍。
所属した千葉県のクラブチームでは全国大会の優勝メンバーとして活躍。夢は「インターハイで優勝して日本一のポストプレーヤーになること」。

J-STARプロジェクト3期生(ウエイトリフティング/7人制ラグビー)
小池彩華選手(中学2年生/山梨県)

 

ウエイトリフティングと7人制ラグビーで選出され2競技に挑戦中。それ以外にも野球、陸上競技(100m走、走幅跳)、スポーツ鬼ごっこ等にも挑戦。小学3年から入会した総合型地域スポーツクラブのコーチにJ-STARを紹介されチャレンジを即決。現在はまだ専門競技を絞り込まず6種類の競技に挑戦中のスーパー中学生。

徳永剛コーチ(7人制ラグビーコーチ/所属:公益財団法人日本ラグビーフットボール協会)

<選手歴>
・2005~2009年:福岡サニックスブルース所属
(現 宗像サニックスブルース)

<コーチ歴>
・2014年:第2回ユース五輪(南京)男子7人制ユース日本代表監督
・2016年:アジアラグビーU20男子セブンズシリーズ、U20男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ
・現在:日本ラグビーフットボール協会男女7人TID(育成)ディレクター

<開催概要>
■期日:2021年1月16日(土)10:30~12:00
■場所:オンライン会議ツール「Zoom」にて開催
■プログラム:10:30~11:00 J-STARプロジェクト事業概要の説明
       11:00~11:45 選手×保護者×コーチによるトークセッション
       11:45~12:00 質疑応答

開催の模様は以下のとおりです。
■水谷選手・保護者コメント

■小池選手・保護者コメント

■徳永コーチコメント

以下、本イベント参加者を対象に行ったアンケート結果です。

●本日の内容はいかがでしたか?

 アンケート結果を見ると、J-STARプロジェクトについての疑問点はおおむね解消され、本プロジェクトについてだけでなく、具体的な活動内容やJ-STAR生のリアルな声を聞き、より理解が深まるイベントになりました。
 自由記述欄の「J-STAR生の話で印象に残っていること」では、「J-STAR生が本プロジェクトを通してスキルのみならず人間的に成長した点」という回答が多く挙げられました。トップコーチから選手の自主性・自立性促す指導を受けることで、技術面だけでなく、人間性を成長させることが、特に保護者の印象に残ったようです。
 また、「コーチからの手厚い指導が受けられる話が聞けてよかった」「選手が話している姿が自信に満ち溢れ、楽しそうであった」など、実際にJ-STARプロジェクトに参加している選手の話を聞くことができた本イベントならではの感想もありました。
 「保護者の話で印象に残っていること」では、「子どもの意思を尊重し、応援していること」、と参加した保護者の方からも「子どもが選んだ選択肢を応援してあげたい」と共感のコメントもありました。
 「コーチのお話で印象に残っていること」では、「選手を第一に考えた寄り添い方・接し方をしていること」、「選手とのコミュニケーションを大切にしていること」などの、スキル面以外での選手との関わり方に感動された方が多く見られました。「現状だけでなく将来性を見込み、長期視点をもった指導をすること」など、指導方法やモットーについても知れる良い機会になったようです。

■「J-STARプロジェクト」とは

世界で輝く未来のトップアスリートを発掘するプロジェクトです。2017年4月より開始された第2期スポーツ基本計画及び2016年10月に発表した「競技力強化のための今後の支援方針(鈴木プラン)」では、アスリートの発掘が重要な課題として位置付けられました。このことから、2017年度から、日本スポーツ協会(当時「日本体育協会」)は、日本スポーツ振興センターから委託を受け、「競技力向上事業」の一環として、全国の将来性豊かなアスリートを発掘するためのプロジェクト「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STAR PROJECT)」を実施しています。スポーツ庁をはじめとする関係5団体が連携し、全国規模で将来性豊かな選手の可能性を見出します。(※)対象競技は開催年度によって異なります。

 

◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
 JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
 JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「みる」「ささえる」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。

 

 

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