第3回日本ヒッコリーゴルフオープン 神戸ゴルフ倶楽部で開催

Cuthbert&Co.合同会社のプレスリリース

第3回日本ヒッコリーゴルフオープンが11月12日(木)、兵庫県の神戸ゴルフ倶楽部にて開催されました。本来2020年4月に開催予定でしたが、新型コロナの影響で11月12日に延期されての開催となりました。

男子優勝:若松吉己氏

 

左:日本ヒッコリーゴルフ協会アンドリュー・トムソン会長 右:女子優勝 山本潤さん

 日本ヒッコリーゴルフオープンは、ヒッコリーゴルフ(1920年代までに使われていた木製のシャフトを用いたゴルフクラブを使ったゴルフ競技。当時の意匠による復刻品も使用可能)の愛好家による日本一を決める大会として2018年から開催されています。開場当時ヒッコリークラブを使っていたであろう歴史ある神戸ゴルフ倶楽部にて、参加者はニッカポッカや、ロングスカート姿で当時を偲ばせる雰囲気の中で行われました。

 男子グロス優勝は、兵庫県出身の若松吉己氏。「前日練習から、ショートゲームの調子が良かった」とのコメント通り堅実なプレーで2位と1打差のリードを守り切った。若松氏は、スコットランドで毎年開催されているヒッコリーゴルフの世界大会、World Hickory OPENにて2018、2019年と2年連続でチーム優勝を果たしているメンバーの一人です。

 女子グロス優勝は、千葉県出身でフリーアナウンサーの山本潤さん。正確なフェアウェイウッドは、ヒッコリークラブになっても健在。ジョージ・ニコルのブラッシー(2W)と、アイアンセットを巧みに操り栄冠を手にした。「途中、バンカーで苦労する場面もあったけれど、周りの雰囲気が良かったので楽しくプレーが出来た」と、初めてのヒッコリーゴルフの大会を振り返りました。

 若松吉己氏と山本潤さんには、優勝記念品の他、来年スコットランドにて開催予定のWorld Hickory Golf OPEN の出場権が与えられました。

■ヒッコリーゴルフとは
 ヒッコリーゴルフとは、クルミの木で出来たシャフトを用いて、1920年代当時の意匠そのままのデザインのクラブ(当時のアンティーククラブ、復刻版のクラブは問わない)を使用するクラシックなゴルフです。ルールは近代ゴルフと同じですが、大会では参加者がニッカポッカやロングスカート、ネクタイ、ジャケット等を着用し、クラシックな雰囲気の中で熱戦が繰り広げられます。

 近年、クラシックなスタイルや、よりアナログな雰囲気を感じられると米国やヨーロッパを中心に人気を博しており、日本国内でも競技人口はおよそ1,000人に迫ろうとしています。

■ワールドヒッコリーオープンについての詳細
 ワールドヒッコリーオープン・COM
 https://worldhickoryopen.com

■ヒッコリーゴルフについての詳細
 ヒッコリーゴルフ・ドット・JP
 https://hickorygolf.jp/

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