読売新聞東京本社のプレスリリース
読売新聞社は、2016年度から実施している「世界の野球グローブ支援プロジェクト」の本年度の野球用具募集を7月1日から開始致します。
●「世界の野球グローブ支援プロジェクト」とは?
2020年の東京オリンピックで、野球が正式種目として復活します。
2008年の北京オリンピック後に野球が正式種目から姿を消した最大の理由は「普及率の低さ」といわれています。普及率が低い理由の一つとして、野球はグローブ、バット、ボールといったお金のかかる用具を必要とすることが挙げられます。世界の40%の人々は、1日平均2ドル以下で生活する貧困層といわれています。そうした人々にとって、野球用具は非常に高価なものです。
そこで、野球を社業の一つとする読売新聞社と開発途上国支援を行う政府系機関である国際協力機
構( JICA) が、途上国の子どもたちにも野球の楽しさを知って欲しい、野球普及を後押ししたいとの思いで
2016 年度からスタートした社会貢献活動が「世界の野球グローブ支援プロジェクト」です。
読売新聞紙上や全国各地での野球用具回収活動で募った中古の野球用具を途上国へ寄贈するとと
もに、読売巨人軍が運営するジャイアンツアカデミーのコーチを途上国に派遣し、現地の子どもたちに野球
の実技指導を行います。昨年度は世界 15 ヵ国にグローブ、バット、ボールを寄贈しましたが、今年度はさら
に国内の福祉団体にも寄贈先を広げる予定です。
なお、本プロジェクトは日本政府が推進するスポーツを通じた途上国支援活動「SPORT FOR TOMORROW」の認定事業となっています。
●寄贈対象国(2018年度実績)
アルゼンチン、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ザンビア、ジンバブエ、スリランカ、タイ、タンザニア、チリ、フィジー、ブルキナファソ、ベリーズ 、アンティグア・バーブーダ、エクアドル
●寄贈対象となる野球用具(硬式・軟式どちらも可)
野球用グローブ(左右問わず)、バット、ボール
※おもちゃの野球用具、ひもが切れているグローブやボール、ヒビが入ったバット等はお受けできません。
●応募方法
http://glove.jp のサイトより募集期間内にWeb登録のうえ発送いただくか、全国のジープ正規ディーラーに お持ちください。
●募集期間
2019年7月1日(月)~10月31日(木)
※Web登録の締め切りは2019年10月30日(水)
※野球用具は2019年10月31日(木)必着
●プロジェクト概要
プロジェクト名称:「世界の野球グローブ支援プロジェクト」
主催:読売新聞社
事業協力:国際協力機構(JICA)
協力:全日本軟式野球連盟、日本野球連盟、アンダーアーマー、松井55ベースボールファウンデーション、合同会社EXP
賛同企業:日本マクドナルド、FCAジャパン
特別協力:読売巨人軍
プロジェクトURL:http://glove.jp
●コメント
松井55ベースボールファウンデーション代表 松井秀喜氏
私は、現役のプロ野球選手時代、日本やアメリカで多くの人たちから温かい声援をいただきました。そうした野球を愛する全ての人たちへの恩返しとして、未来ある子どもたちに野球の楽しさを知ってもらうための活動を2015年から続けています。世界には野球用具を買いたくても買えない人たちが数多くいます。また、野球をしたくても教えてくれる指導者が不足している現状があります。
「世界の野球グローブ支援プロジェクト」は、こうした人たちに、野球の楽しさ、素晴らしさを伝えていく活動です。これは、私自身が行っている活動と、思いを共にしています。ぜひ、皆さんの自宅に、使わなくなったグローブなどがあれば、ご提供をお願いします。
【ご参考:これまでのプロジェクト活動報告】
・2018年度活動報告
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/glove/report2018.html
・2017年度活動報告
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/glove/report2017.html
・2016年度活動報告
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/glove/report2016.html
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
世界の野球グローブ支援プロジェクト事務局
TEL:03-5577-3064(平日10:00~18:00)