体育・スポーツにおける多様な性のあり方ガイドライン -性的指向・性自認(SOGI)に関する理解を深めるために-二ヵ国語版の発行

公益財団法人日本スポーツ協会のプレスリリース

スポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、国籍を問わず体育やスポーツに携わるすべての方に性的指向・性自認(SOGI)に関する理解を深めていただきたいといった思いから、「体育・スポーツにおける多様な性のあり方ガイドライン -性的指向・性自認(SOGI)に関する理解を深めるために-二ヵ国語版」を制作しました。

 2019年には、初版となる啓発ハンドブック「体育・スポーツにおける多様な性のあり方ガイドライン -性的指向・性自認(SOGI)に関する理解を深めるために-」を発行し、2020年6月には、DSDs (Differences of Sex Development, 体の性の様々な発達)に関する専門家を作成協力者として新たに招き、より当事者の視点に立った内容に改訂しました(第2版)。

 この度は、より誰もが安心してスポーツを楽しむことができる環境をつくるため、特にスポーツ指導者の方をはじめとする多くの方にご覧頂き、単位スポーツ少年団、総合型スポーツクラブ、そして教育現場などでご活用頂きたいと考えております。
 啓発ハンドブックは当協会ホームページからダウンロードすることができます。また、性的マイノリティへの配慮など、多様性に関する様々なコンテンツの提供を行う啓発拠点「プライドハウス東京レガシー」のご協力を頂き、啓発ハンドブックの冊子版の配布も行っています(下記参照)。

デジタル版のダウンロードはこちら
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/tabid1242.html
「プライドハウス東京レガシー」の情報はこちら
http://pridehouse.jp

◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
 JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
 JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。
 2019年の大河ドラマ「いだてん」で、主人公を導く重要な役回りとして登場した嘉納治五郎はJSPOの初代会長であり、JSPOは「いだてん」の舞台でもありました。
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。