株式会社HONUのプレスリリース
KOHKIN LAB（株式会社HONU 本社：東京都港区 代表取締役：内田賢一）は、DDTプロレスリングの道場にて、医療レベルの感染症対策である「デルフィーノ」を施し、道場まるごと抗菌・抗ウイルスコーティングを行いました。
従来のプロレスのイメージとは異なる自由な発想と高いエンターテイメント性で知られる「DDTプロレスリング」において、選手の健康を守るため道場まるごと抗ウイルス・抗菌コーティングの感染症対策「デルフィーノ」を実施しました。withコロナ禍の中、プロレス団体の多くがこの感染症対策を採用しています。
格闘競技の業界は、肌と肌が直接触れ合う環境にあり白癬菌などが原因の疾患リスクにもさらされています。「デルフィーノ」は、トンズランス菌と呼ばれる白癬菌などの皮膚疾患感染拡大を減少させます。また、道場内やマット等で気になる匂いの原因菌を分解することで、脱臭・消臭作用も期待できます。
- 施工後の感想コメント
DDTプロレスリング 彰人様
（運営会社：株式会社CyberFight 取締役副社長 兼 現役選手）
現在DDTグループでは男女約60名の選手を抱えており、試合を行う会場はもちろん、多くの選手が練習を行う道場においても、新型コロナウイルスなどへの感染症対策は必須となっていました。クラスター発生は絶対に避けなければいけない状況で、選手たち個人の感染予防対策に関する意識を最大限に高めるだけではなく、選手たちが集まる「場」に対する安心感を会社が作らないと練習にも専念できません。
そうした中、今回デルフィーノを導入することで、マット菌だけではなく、新型コロナウイルスなどの感染症予防にもなり、選手たちにとって安心できる練習環境を用意できたのではないかと思っています。施工後、1年は抗菌効果が持続するとお聞きしていましたが、定期的に抗菌持続力検査を行ってもらえるのが私たちにとってさらなる安心材料となっています。自分も現役選手としてリングに上っているので実感できますが、安心・安全な練習環境があることが確実に試合当日の良質なパフォーマンスに繋がります。
新型コロナウイルスとの戦いはまだ長引きそうですし、これからどんな未知のウイルスが出てくるかわかりません。会社としてはウイルスに3カウントを取られることなく、これからもデルフィーノとタッグを組んで戦い続けていきたいと思っています！
- 選手を悩ませる「トンズランス感染症」とは
「トンズランス感染症」は、「トリコフィトン・トンズランス」という真菌による皮膚感染症です。外国から持ち込まれた新しい真菌症で、格闘技選手の間で感染者が増えていることなどから、新型水虫菌、マット菌などとも呼ばれています。身体や頭皮にできる赤い斑点やかゆみ、脱毛などが主な症状です。感染力が非常に強く、競技者のほか家族・友人などにも感染しやすく、一度感染すると治りにくいという厄介な感染症です。
近年、格闘技業界ではこのトンズランス菌が猛威を奮い、大きな問題となっています。柔道やレスリングなどの協会でも、大規模な大会の前には医師よる診断が義務づけられ、感染選手においては出場停止などの措置が取られたりと、業界全体でトンズランス菌に対する感染症対策への意識が高まっています。
プロレスリングなどの格闘技は、身体が直接他者と触れ合い、擦り傷などもできやすい競技です。トンズランス菌は、傷からの菌の侵入速度が他の菌にくらべ速いことが研究等で明らかになっています。また、道場のマットは汗などの水分で菌が増殖しやすく、格闘技選手は特に感染しやすい環境にあるといえます。
集団感染の予防のためには、練習後の早めのシャワーや入浴が効果的とされていますが、選手が接触しやすいマットなどの練習場所を常に清潔に保つことが必要不可欠です。
- 専門機関によって示された高い抗菌力
今回の感染症予防対策では、医療現場での感染予防のために開発された「デルフィーノ」という触媒反応を利用した抗菌製品を使用しています。その有効性と安全性から、救急車両をはじめとする警察・消防などの災害救助の現場において、効果の高い感染症対策として全国で導入されています。
- 抗ウイルス・抗菌コーティング「デルフィーノ」の仕組み
「デルフィーノ」は、専用の噴霧機でナノ単位の成分をミクロン単位の粒子にして噴霧し、空間全体をまるごと抗菌コーティングすることを可能にした製品です。 天井、壁、床をはじめ、人が触れる可能性のあるものへの抗ウイルス・抗菌が実現します。
施工後は、コーティング面にウイルスや菌が接触すると分解・不活性化し増殖させません。不特定多数の人々が往来する施設等においても、手指消毒などの任意の感染症対策では防ぎきれない接触感染・空気感染のリスクを軽減します。 匂いやカビの原因菌を分解することから、消臭・脱臭・防カビなどの予防効果についても、専門機関での性能試験によって示されています。
主成分は「酸化チタン・銀・プラチナ」といった化粧品や食品添加物などにも使用される、人体にやさしい素材です。 毒性やアレルギーなどの安全性試験にも合格し、 SIAA（抗菌製品技術協議会）の基準をクリア。 抗菌効果と安全性が立証されています。また、約1年もの長期間持続可能な抗菌力を持ち、コーティング後のメンテナンスが不要であることも大きなアドバンテージとなり、人気を博しています。
- DDTプロレスリングについて
DDTは「Dramatic Dream Team」の略称で、1997年に旗揚げしたプロレス団体です。通常のリングではない場所で行う「路上プロレス」や魅力あるレスラーなどを特徴にファンを増やしました。アイデア勝負のエンターテインメント路線は「文化系プロレス」と称され、ユーザー目線での徹底した情報戦略で他団体との完全区別化に成功。女子プロレス部門の「東京女子プロレス」やガンバレ☆プロレスなど複数の別ブランドを展開し、DDTグループを形成しています。旗揚げ20周年を機にサイバーエージェント・グループに参画しました。
- 会社概要
社 名 ： 株式会社HONU
本 社 ： 〒107-0052 東京都港区赤坂6-19-7
代表者 ： 代表取締役 内田 賢一
設 立 ： 2008年3月
KOHKIN LABについて
災害救助や医療現場などで働く人々を、感染症リスクから防御するために開発されたサービスを提供。 「感染ゼロを目指して」をコンセプトに、法医学の現場で生まれた抗菌製品「デルフィーノ」のほか、新型コロナウイルスへの不活性化試験に合格した「オゾン」を使った空気感染対策製品を取り扱う。 施工実績は、医療施設、宿泊施設、学校、保育園、スポーツジムなど。 新型コロナウイルスの影響により感染症対策へのニーズは急増しており、商業施設においては2020年度中に約100店舗の受注が見込まれる。 東京本社のほか、福島、群馬、岡山、福岡に代理店を持つ。