FWT運営事務局（株式会社Pioneerwork内）のプレスリリース
Freeride World Tour (以下FWT)の国際競技連盟FWT Management S.A.（本社：スイス ルトリー、グループCEO：ニコラ・ハレウッズ）は、日本国内におけるすべての事業を子会社のFWTジャパン株式会社（本社：長野県白馬村、代表取締役：宮田誠）から株式会社Pioneerwork（本社：東京都台東区、代表取締役：後藤陽一）に移管し、両社の間で日本国内のすべてのFWT関連イベントに関する協賛権、放送・配信権等についての代理店契約を締結致しました。
■ 事業移管の背景と目的
FWTは「日本の山岳観光資源の魅力を、フリーライド競技を通じて世界へ発信すること」「フリーライド文化を日本に根付かせるために、世界標準の安全管理システムを日本のスキー場に伝えること」を目的に2017年に日本に招致されました。
それから約4年に渡り、選手や自治体・リゾート・企業などのパートナー、そして日本のフリーライド界のパイオニアの皆様の力を借り、白馬を起点に全国に事業を拡大してまいりました。その中で、今後日本の独自性に合わせてフリーライドをさらに発展させるためには、大会運営のみならず、日本のスノーリゾートが持つ課題に対しより包括的に向き合う必要があると判断するに至りました。
事業移管先の株式会社Pioneerworkは、FWTジャパン株式会社マネージングディレクター＆アジア事業統括として日本参入時から事業を遂行してきた後藤陽一が設立した会社であり、今後は大会運営以外にも様々な事業展開を計画しています。
当初の目的を更に加速し、日本全国の山岳リゾートの集客や課題解決に寄与していくために、株式会社Pioneerworkが山岳リゾートに様々なソリューションを提供していくことが、FWTとリゾートの双方にとって成長に繋がると確信し、2年間の協議を経てこの度の事業移管に至りました。なお、このたびの決定は今後のFWT大会開催の有無や開催地について直接的に影響するものではございません。
■ 移管対象となる主な事業
- 競技・イベント運営事業：Freeride World Tour Hakuba（長野県白馬村）、Freeride World Qualifier（各地）、Freeride Junior Tour（各地）
- フリーライドアカデミー事業：FWT Academy（各地）
- 企業スポンサー、放送局、リゾートパートナーへのセールスおよびアカウントマネジメント業務
■ 移管後のFWT事業の運営について
移管対象となる事業およびウェブサイトの運用など関連する業務については、2020年9月1日より株式会社Pioneerworkが行います。昨シーズンのFWT関連イベントは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年3月以降の国内外の大会を中止するなど大きな影響を受けました。2020-2021シーズンの開催についても慎重に調整を進めており、白馬を始め複数の地域と、安全かつ臨機応変に対応できる体制で大会を開催する方法を協議中です。開催リゾート、大会グレード、日程などの詳細の発表は10月上旬ごろになる見込みです。
■Freeride World Tour（FWT）概要
FWTは1996年にスイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。（2017年は男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施。）
ウェブサイト：http://freerideworldtour.jp/
■ 株式会社Pioneerwork 概要
Pioneerworkは、スポーツの力で地域の価値を高めることをミッションとし、スポーツツーリズム関連事業を展開する会社です。
事業内容：
- スポーツマーケティングエージェンシー事業
- スポーツツーリズム事業
- アウトドアスポーツのコンテンツ企画
- インフルエンサーマーケティング事業
- 企業、自治体のマーケティングアドバイザリー事業
- 日本国内におけるFreeride World Tourのライツマーケティング、国際競技大会・イベント等企画・運営事業
設立：2019年11月
代表取締役社長：後藤 陽一
所在地：〒111-0056 東京都台東区小島２−２０−１１小島ビル
ウェブサイト：https://www.pioneerwork.co/
