リアルタイムに対話をしながら障がい者講師から共生社会を学ぶワークショップ型授業 オンライン版「あすチャレ!ジュニアアカデミー」開講決定

公益財団法人 日本財団パラリンピックサポートセンターのプレスリリース

公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ、会長 山脇康)は、パラリンピックやパラスポーツを題材に障がい者の“リアル”を聞き、学び、一緒に考えるワークショップ型出前授業「あすチャレ!ジュニアアカデミー」(協賛:日本電気株式会社)のオンライン版を新たに開講し、8月5日(水)より申し込みを開始します。

【オンライン版「あすチャレ!ジュニアアカデミー」3つのポイント】
①必要な機材は全て貸出

必要な機材一式とポケットWi-Fiの貸出は実施費用に含まれ、インターネットの通信環境がなくても受講可能
②授業に取り入れやすい45分間~
授業1コマに取り入れやすい、小学校45分、中高等学校50分完結のプログラム
③新しい生活様式にあわせたオンライン授業を提案
障がい当事者講師とのリアルな対話からの学びをオンラインだからこそ実現できる形で提供

これまで実施してきた「学校に訪問して、授業2コマに相当する90分のプログラム」に加え「オンラインで、授業1コマで完結するプログラム」という選択肢を増やす発想で今般の開講に至りました。過去にジュニアアカデミーを実施した学校や自治体へのヒアリングを重ね、現在、可能な限りの工夫を行い子どもたちの「学びの保障」に努める教育現場が取り入れやすいよう、実施時間の短縮や必要な機材の貸出などオンライン版ならではの工夫をし、遠隔でもリアルタイムに対話をしながら教室と講師が一体となって共生社会を学べるプログラムです。

【概要】
実施地域:全国
実施対象:小学校高学年(4~6年生)および中学校、高等学校等の児童生徒
受付期間:随時受付(※実施希望日3週間前までに申込)
実施人数:上限100名程度(応相談)
実施場所:教室、視聴覚室、多目的室等
実施時間:小学校:45分、中学校/高等学校:50分
実施費用:10,000円/回※消費税、機材レンタル料、往復送料含む
申込方法:公式ホームページをご参照ください。
URL:www.parasapo.tokyo/asuchalle/junioracademy/
日本財団パラリンピックサポートセンター「あすチャレ!ジュニアアカデミー」事務局
TEL:03-5500-0825 FAX:03-5500-0826 E-mail:jracademy@parasapo.tokyo

【あすチャレ!ジュニアアカデミーについて】
小学校4年生から中高等学校向けのパラアスリートを中心とした講師によるリアルタイムに対話をしながら共生社会を学ぶワークショップ型授業です。レクチャー・体験・グループワークの3部から構成されるプログラムで、障がい当事者だからこそ伝えられる経験を一緒に体感しながら「障がいとは何か」を自分の視点から考えます。2018年10月より講師を学校に派遣する90分プログラムがスタートし、2020年8月に45分または50分間のオンライン版を開講。日本電気株式会社(NEC)協賛のもと日本全国で実施しています。
対象:小学校4年生から中学校、高等学校の児童生徒
実績:2018年度/18校(1,916名)、2019年度/188校(27,589名)

【パイロット版を実施した学校の先生からの声】
▼長崎県 高等学校1年生~3年生 108名 各学年1クラス(2020年7月29日実施)

素晴らしい授業でした。多くの生徒が「できる、できない、の二択ではなく、どう工夫するかが大事」「すごく自分のモチベーションが上がった」などと感想を寄せています。障がいの理解を深めるだけでなく、今生徒が頑張っている取り組みに勇気を与えてもらえました。

▼東京都 小学校6年生 120名 3クラス(2020年7月30日実施)
オンライン授業でも臨場感がありました。45分プログラムは、児童の集中力を考えてもちょうどいい時間です。機材を貸し出してもらえるのはありがたかったです。

【日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)について】
「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指しています。
設立以来、パラリンピック競技団体の運営支援をはじめ、パラアスリートや障がいのある当事者と一緒に知る、学ぶ、体験する、パラスポーツを活用したD&Iプログラムを展開し、2019年にはスポーツ庁長官表彰を受賞しました。
パラサポ公式サイト https://www.parasapo.or.jp/

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