日本フェンシング協会、初のクラウドファンディングを開始

公益社団法人日本フェンシング協会のプレスリリース

公益社団法人日本フェンシング協会(所在地:東京都新宿区/会長:太田 雄貴、以下FJE)は、READYFOR株式会社(所在地:東京都文京区/代表取締役CEO:米良はるか)が運営する、日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「READYFOR」で、本日、第73回全日本フェンシング選手権大会のクラウドファンディングを開始します。
受付期間:2020年7月21日~9月27日
URL:http://readyfor.jp/projects/all_japan_fencing_championships

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、FJEでは本年の全日本フェンシング選手権大会を「完全オンライン開催」することを決定しましたが、大会運営資金の確保は非常に難航しています。「全日本フェンシング選手権:スポーツの新しい価値を共につくろう」(以下、本プロジェクト)では、支援を通じてフェンシングの改革を応援し、大会運営の一翼を担っていただく方を募ります。大会運営資金として500万円を目標に掲げており、目標を上回る支援を頂いた場合はコロナ禍で資金確保に苦慮しているフェンシング日本代表選手の活動資金に充てさせて頂く予定です。ご支援は5,000円から受け付けており、ご支援頂いた方には選手のサイン入りグッズや、試合の生中継番組でエンドロールにお名前を掲載するなどのお礼(リターン)を予定しています。
 

クラウドファンディング プロジェクトバナークラウドファンディング プロジェクトバナー

 また、同じく本日、同大会のホームページも公開します。ホームページでは大会の告知動画や注目選手を掲載している他、本日開始のクラウドファンディングや大会当日の結果速報など、今後の様々な取り組みの情報ポータルサイトとしてコンテンツを拡充していく予定です。
URL:http://championship.fencing-jpn.jp/
 

大会ホームページバナー大会ホームページバナー

 FJEはこれまで「フェンシングの先を、感動の先を生む。」をビジョンに掲げ、数々の改革を行ってきました。
これらの改革のショーケースとして中核を担ってきたのが、全日本フェンシング選手権大会です。「スポーツの観戦体験をアップデートする」を合言葉に、2017年から様々な改革を敢行。2018年の東京グローブ座や2019年のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)といった会場設定や剣先の軌跡を可視化する「フェンシング・ビジュアライズド」、得点時の大胆なLED照明や選手・審判の心拍数表示など、斬新な演出が大きな反響を巻き起こしました。結果、2016年にはおよそ300人だった観客数は、2019年には2日間でのべ約3,200人に。オンライン視聴を含めると、実に約64,000人の方々に観戦頂くまでに進化しました。

 そして2020年、新型コロナウイルス(COVID-19)の猛威により、東京2020オリンピック・パラリンピックをはじめ、国内外の様々なスポーツの大会が軒並み延期・中止となっている中、FJEは本年の全日本フェンシング選手権大会を「完全オンライン」で開催することを決定しました。この厳しい環境下だからこそ生み出せるスポーツの新たな価値をフェンシングから提供するべく、「New Standard」をテーマに掲げ、会場での観戦とは異なるオンラインでしか生み出せない価値、新たな「スポーツ観戦」体験をフェンシングから提供するというかつてない挑戦に取り組んでいます。

 そこで、これらの取り組みを進めるための資金調達の一環として、フェンシングを応援してくださる方々、スポーツの未来を応援している皆様の力をお借りしたいと考え、協会初のクラウドファンディングとなる本プロジェクトを実施します。安全に大会を運営するための万全な対策に加え、過去に例のない「オンラインならではの観戦体験」を実現するためには、リアルの演出とはまた異なる費用が必要となる一方、COVID-19の影響で大会スポンサーの獲得は難航しており、例年以上に大会運営資金の確保に苦慮しています。また、日頃フェンシングの改革に興味を持ち、応援して下さる方々にも本大会の運営に関わっていただき、「共に」この困難に挑戦していく仲間に加わっていただきたいという思いも込め、本プロジェクトの実施を決定致しました。

 本プロジェクトに賛同し、支援を頂いた方々にはFJE及びフェンシング日本代表選手より最大限のお返しをさせて頂くと同時に、今後も続くフェンシングからのスポーツ観戦体験のアップデートを共に実現する仲間となって頂きたいと考えています。ぜひ多くの方にご協力を頂けますと幸いです。

公益社団法人日本フェンシング協会会長 太田雄貴コメント
 COVID-19対応にあたって下さっている医療従事者の皆様、様々対応にあたって下さった皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
 今回のクラウドファンディングは選手たちに輝ける場所を提供したい、国際大会の再開が不透明な中で目標となりうる大会を作りたいという思いから始めました。選手・関係者の安全を限りなく担保することはもちろんのこと、ただ開催するだけでなく、今までなかった価値、新しい価値をこの大会を通して作っていきたいとの意気込みで準備を進めていますが、新たな観戦体験を提供するためには様々な費用が必要となります。そこでクラウドファンディングを通じて皆様からの協力を仰ぐことにしました。今までになかった価値を作るために私たちフェンシング界一同、全力で頑張ってまいりますので、ぜひ多くの方々に賛同・応援して頂けると嬉しいです。

                                                 以上
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。