第2回 『 ゴルフに関するアンケート調査 』13種のスポーツ経験・イメージを分析、現役プレーヤーが最も多いのはゴルフ!

CCCMKHDのプレスリリース

CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村 和彦)はこのたび、2019年12月に発表した第1回『ゴルフに関するアンケート調査』に引き続き、昨今のゴルフ市場課題に際し、ゴルフ業界の今後を考えるべく、ゴルフを含む13種類のスポーツへのイメージを独自調査し、ゴルフの魅力や需要を調査いたしましたのでお知らせいたします。

 

  • 【 第2回トピックス 『ゴルフに関するアンケート調査』 】

【1】  ゴルフは、他スポーツに比べて現役プレーヤーが最も多い!観戦するよりも、実際にプレーを楽しみたい?
【2】  ゴルフは、「お金がかかる」というイメージが強い
【3】  13種類のスポーツへのイメージを「テキストマイニングツール」で徹底比較。そこから見えたゴルフに求められることとは?
  ■「魅せるスポーツ」としての魅力をもっと発信
  ■プロゴルファーの世界的な活躍が、ゴルフへの興味・関心を高めるきっかけに
  ■ゴルフの「楽しい」「おもしろい」ポイントを積極的に発信することで、自分ごとのスポーツに
【4】 ゴルフは、「大人になっても始めやすい」「これからやってみたい」スポーツ

 

  •  【1】ゴルフは、観戦を楽しむよりも、実際にプレーをしている傾向が強い

ゴルフは、観戦を楽しむよりも、実際にプレーをしている傾向が強い13種類のスポーツ(野球、サッカー、バスケットボール、卓球、テニス、ラグビー、ゴルフ、陸上競技、水泳、体操競技、柔道、ボルダリング、サーフィン)を対象に、経験・関心・認知の有無を調査したところ、現役プレーヤーが最も多いのは他スポーツの2~6倍でゴルフという結果になりました。経験者を含むと合計15%となり、水泳やテニスと同程度です。ただし、ゴルフは水泳やテニスと比べて、テレビ観戦や試合観戦を楽しむ関心層の割合が26%と低い結果となりました。野球やサッカーなどのメジャー球技は経験者の割合自体は少なくとも関心層が多く、「観戦を楽しむスポーツ」となっている一方で、ゴルフはその傾向が低く、「ゴルフを知っている程度」と「ゴルフを知らない」の合計は60%となり、無関心層の割合が高い結果となりました。

 

  • 【2】ゴルフは、「お金がかかる」というイメージが強い 

「ゴルフについてどのようなイメージを持っていますか?」という質問に記述式で回答いただき、回答結果をテキストマイニングツール『見える化エンジン』(※1)で解析しました。上記のグラフは係り受けワードランキング(「主語と述語」・「修飾語と被修飾語」のキーワードを出現数順にランキングしたもの)の上位結果となります。また、他を大きく引き離して出現しているワードは「お金-かかる」です。その他にも「お金持ち-スポーツ」「お金持ち-やる」など「お金」にまつわるワードが多く出現しています。また「生涯-スポーツ」「年-とる」など、年齢を重ねても続けられるイメージが想起されていました。
 ※1)テキストマイニングツール『見える化エンジン』 株式会社プラスアルファ・コンサルティング提供

 

  • 【3】     13種類のスポーツイメージを、「テキストマイニングツール」で徹底比較!

ゴルフ同様、他スポーツ12種目についても、スポーツに対するイメージを自由に回答いただきました。その回答結果を『見える化エンジン』の「ワードクラウド」でマッピングし、各スポーツの回答傾向を比較したところ、3つのポイントが見えてきました。これらは、今後のゴルフの情報発信のヒントになってくると捉えることができます。

 

 

 

  • 【テキストマイニングツールで見えた!ゴルフ情報発信のヒントは3つ】

①    「魅せるスポーツ」としての魅力をもっと発信
②    プロゴルファーの世界的な活躍が、ゴルフへの興味・関心を高めるきっかけに
③    ゴルフの「楽しい」「面白い」ポイントを積極的に発信することで、自分ごとのスポーツに

 
①    「魅せるスポーツ」としての魅力をもっと発信
サッカー、バスケットボール、サーフィンでは「かっこいい」、体操競技、水泳、ボルダリングでは「すごい」といったアスリートのスーパープレーから想起されると思われるワードが多く出現します。派手なアクションがないことやプロゴルファーの技術の「すごさ」が未経験者に伝わりにくいことが影響しているかもしれません。

 ②    プロゴルファーの世界的な活躍が、ゴルフへの興味・関心を高めるきっかけに
スポーツに対するイメージとして、アスリート名が出現するケースがあります。テニスの「錦織 圭」「大坂 なおみ(大阪の漢字間違いも含む)」や体操競技の「内山 航平」、水泳の「北島 康介」のようなトップアスリートや金メダリスト、近年の注目選手など、そのスポーツの顔ともいえる選手たちが想起されています。ゴルフでは2019年の活躍で注目されている「渋野 日向子」「シブコ」や「タイガー・ウッズ」「石川 遼」などの出現もあるものの、他スポーツに比べると出現数は多くありません。プロゴルファーの更なる世界的な活躍は、ゴルフの興味・関心を高めるきっかけにもなるかもしれません。
 
③    ゴルフの「楽しい」「面白い」ポイントを積極的に発信することで、自分ごとのスポーツに
前述のゴルフイメージの係り受けランキング同様、ゴルフで多く出現するワードは「お金」です。その他「おじさん」「金持ち」「セレブ」など、自分とは遠い存在を指すようなワードが多く見られます。他のスポーツで多く出現する「楽しい」「面白い」といった自分自身の経験に起因するような発言をゴルフでも増やすために、ゴルフの持つ楽しさや面白さを積極的に発信していくことが求められるのかもしれません。

 

  • 【4】     ゴルフは「大人になっても始めやすい」「これからやってみたい」スポーツ

「あなたが『これからやってみたいと思う』スポーツを自由回答で聞いたところ、「ゴルフ」は、1位の「テニス」とは僅差の結果で2位となりました。「ゴルフ」は男性30~60代以上の年代で1位を獲得。女性も20~30代では5位であるものの、すべての年代で上位にランクインしていました。大人になっても始めやすいスポーツが上位にランクインしており、「ゴルフ」はその筆頭とも言えるでしょう。
第1回『ゴルフに関するアンケート調査』(※2)にもあるように、ゴルフを始める人にとってのハードルを払拭する施策を打ち出しつつ、ゴルフの魅力をより積極的に情報発信してくことが、より一層のゴルフ発展に繋がると言えるかもしれません。 

※2)第1回『 ゴルフに関するアンケート調査 』
 https://www.ccc.co.jp/news/2019/20191224_005608.html

 

  • 【5】 アンケート調査概要

調査期間:2020年2月12日(水)~2月17日(月)
調査機関:CCCマーケティング株式会社 Tアンケート(T会員へのWEB調査)
調査対象:全国/男女/20~79歳
割付・有効回答数:下記の通り。
調査設計: CCCマーケティング株式会社

 

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