新型コロナウイルス感染症のプロスポーツ観戦への影響とは?コロナ禍の国内プロスポーツ観戦実態調査

株式会社ネオマーケティングのプレスリリース

総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2020年7月6日(月)~2020年7月7日(火)の2日間、全国の男女1000名を対象に、「コロナ禍のプロスポーツ観戦実態」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

<調査背景>
7月10日からプロ野球とJリーグは、ともに観客を動員しての公式試合を開始します。政府の指針に従いしばらくは収容人員を制限するとのことですが、今まで試合会場に足を運べなかったファンにとって待望の知らせではないでしょうか。しかし、新型コロナウイルス感染症を懸念する声も根強く、この自粛期間がスポーツファンにどのような影響を及ぼしたのかも気になるところです。そこで今回「コロナ禍のプロスポーツ観戦実態」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。報道の一資料として是非ご利用ください。

 【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の男女を対象に実施
3.有効回答数:1000名(感染者数による割付と観戦方法による割付の4セル各250名ずつ)
4. 割り付け:
①感染者数による割付
 ・感染多発エリア(2020年6月30日時点で感染者が累計200人を超えている都道府県)
 ・感染散発エリア(2020年6月30日時点で感染者が累計199人以下の都道府県)
②新型コロナウイルス感染症流行以前の国内プロスポーツ観戦方法による割付
 ・現地観戦層(「1か月に1回程度」以上の頻度で現地会場で生観戦していた方)
 ・映像観戦層(現地会場での生観戦は「1か月に1回程度」未満、映像では「1か月に1回」以上の頻度で見ていた方)
5.調査期間:2020年7月6日(月)~2020年7月7日(火)

■「コロナ禍の国内プロスポーツ観戦実態調査」主な質問と回答
◆プロスポーツの会場での生観戦で、感染への懸念がある項目は?
「観客席での観戦」が61.3%、次いで「声援による飛沫感染」が50.4%。会場での生観戦ならではの活気や臨場感といったものを生み出す要素が感染への懸念要因に。

Q1. 新型コロナウイルス感染症の流行前に、テレビなどの映像観戦でスポーツを観ていた方にお伺いします。具体的にどのような方法で映像観戦をしていたか教えてください。(複数回答)【n=982】

まず、新型コロナウイルス感染症の流行以前に映像観戦していた方に、どのように観戦していたか伺いました。全体でみると、「テレビ(CS放送などの有料放送)」が31.2%、「動画配信サービス」が22.0%という結果となりました。観戦方法別で見ると、現地観戦層の有料サービスの利用率が映像観戦層と比較すると高くなっています。特に「テレビ(CS放送などの有料放送)」の利用率が高く、現地観戦していない時でも、日常的にスポーツ観戦を楽しんでいる様子がうかがえます。

Q2. 新型コロナウイルス感染症の流行後、国内のプロスポーツ試合は中断・延期されましたが、あなたはその間、どのようなことをして過ごされていましたか。(複数回答)【n=1000】

新型コロナウイルス感染症の影響で、国内のスポーツ試合が中断・延期されていた時期、日常的に行なっていたスポーツ観戦ができなくなった方たちは何をして過ごしていたのでしょうか?全体でみると「映画鑑賞」が45.5%、「音楽鑑賞」が36.8%、「読書」が35.4%と続きます。観戦方法別で見ると、現地観戦層の「スポーツ観戦(過去の試合など)」と回答した方の割合が高くなっています。特にスポーツ観戦が好きな方の中には過去の試合の映像などを見返すことで、ライブの試合を見られなくなった分を補填しようという感情が生じたことが推測できます。

Q3. 2020年7月以降、国内のプロスポーツで観客動員も認められる動きが報じられていますが、あなたは次の期間では、どのような方法でスポーツ観戦をしたいとお考えですか。(単数回答)【n=1000】

観客動員が認められた後どのような方法でスポーツ観戦をしたいと思うか、7月から12月の期間で聞いてみました。観戦方法として、「現地会場での生観戦」「どちらかといえば現地会場での生観戦」と回答した方の割合をまとめました。

現地会場での生観戦と回答した方の割合は、全体的に11月をピークとして右肩上がりに高くなる傾向にあります。しかし、現地会場での生観戦を希望する方が最も多い11月でも、感染多発エリアの現地観戦層は48.0%、感染散発エリアの現地観戦層は47.2%となり、5割を下回る結果となっています。まだ完全に新型コロナウイルス感染症の終息が見えていないこと、この自粛期間中の価値観や考えの変化が影響しているのかもしれません。

Q4. 新型コロナウイルス感染症の流行後、あなたが国内のプロスポーツを現地で生観戦するにあたり、不安に感じていることをすべて教えてください。(複数回答)【n=359】

7月~12月のいずれかの期間で「現地会場での生観戦」を希望した方に、不安に感じることを聞きました。「観客席での観戦」が61.3%、次いで「声援による飛沫感染」が50.4%と続きます。普段であれば現地会場での生観戦ならではの、活気や臨場感といったものを生み出す要素によって、新型コロナウイルスに感染する懸念を感じてしまうようです。

Q5. 新型コロナウイルス感染症の流行後、あなたが国内のプロスポーツを現地で生観戦するにあたり、試合会場で実施してほしい新型コロナウイルス感染症対策をすべて教えてください。(複数回答)【n=1000】

続いて、試合会場で実施してほしい新型コロナウイルス感染症対策について伺いました。「一定の入場者数への規制」が54.9%、「観客のマスク着用」が54.6%、「トイレ・化粧室の消毒」が48.7%と続きます。

【 すべての調査結果はこちら 】
https://neo-m.jp/investigation/2519/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードできます。
 
■この調査のその他の質問
・国内プロスポーツが中断・延期中の期間に、新しく始めたこと
・新型コロナウイルス感染症の流行後、現地で生観戦をしたい理由
・今後の映像観戦の方法は何か
・映像観戦時にあったらいいと思うサービス内容
など

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■「ネオマーケティング」
URL : https://www.neo-m.jp/
 

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