公益財団法人 日本財団パラリンピックサポートセンターのプレスリリース
高等学校への配布はISSUE02、03に続き3回目の配布となり、未来を担う高校生に、パラアスリートの力強さと「できない」を「できる」に変える意識や視点に着目してもらい、蜷川氏の「違うからこそ、世界はこんなにも面白く美しい」というメッセージとともに、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会を考えるきっかけとなることを願っています。
*本マガジンは、国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版に同梱され、6月15日(月)より順次発送されています。
配布数内訳:高等学校:5,024部、中等教育学校:54部、特別支援学校:1,151部、高等専門学校:57部、専修学校高等課程:381部
GO Journalは、パラアスリートの力強さで価値観を揺さぶりD&I社会を考えるグラフィックマガジンです。「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに掲げるパラサポが、蜷川実花氏をクリエイティヴ・ディレクターに迎え、アート、ファッション、カルチャーを切り口にパラアスリートとパラスポーツの魅力に迫り、大胆なビジュアルと率直な言葉で語るアスリートのインタビューを中心に構成されるフリーマガジンの制作プロジェクトを主催し、全国で無料配布しています。
2017年11月に創刊、 2号(2017年5月) 、3号(2018年3月)、4号(2020年1月)とこれまで計9万部を刊行し、東京2020パラリンピックの競技から10競技12選手をフィーチャーしました。2020年1月に渋谷スクランブルスクエアにて開催した企画展では2週間で15万人以上が会場に訪れるなど、発行を重ねるごとに大きな反響を呼んでいます。
GO Journal(ゴージャーナル) ISSUE 04|発行 2020年1月22日|部数 25,000部|判型 A3タブロイド判、56ページ
主催:日本財団パラリンピックサポートセンター
クリエイティヴ・ディレクター:蜷川実花
クリエイティヴ・アドヴァイザー:ムラカミカイエ
デザイン:町口 景
編集ディレクション:川田洋平
編集:株式会社 MATOI PUBLISHING / QUOTATION 編集部
制作管理:有限会社ラッキースター
協賛:株式会社ブリヂストン、キヤノン株式会社、全日本空輸株式会社、大日本印刷株式会社、東京地下鉄株式会社
公式サイト https://www.parasapo.tokyo/gojournal/
- GO Journal クリエイティヴ・ディレクター
蜷川実花[にながわみか]|写真家、映画監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)監督。2020年2月27日よりNetflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』が世界190ヵ国で配信。映像作品も多く手がける。2008年、「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回。2010年、Rizzoli N.Y.から写真集を出版、世界各国で話題に。2016年、台北の現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新。2017年、上海で個展「蜷川実花展」を開催し、好評を博した。2018年熊本市現代美術館を皮切りに、個展「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」が全国の美術館を巡回中。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。
https://mikaninagawa.com
- GO Journal ISSUE 04 出演アスリート
■鳥海連志|ちょうかい・れんし
1999年生まれ、長崎県西海市出身。生まれながら両手足に障がいがあり、すねの脛骨が欠損していた両下肢を3歳の時に切断。中学1年生の時に車いすバスケットボールを始めるとすぐに九州地方で頭角を現し、高校1年生の時に日本代表に初選出を果たす。2016年のリオパラリンピックには、当時現役高校生として最年少で車いすバスケットボール男子日本代表に選出。現在、所属はパラ神奈川スポーツクラブ、WOWOW。東京パラリンピックでエース候補と目されており、活躍が期待される。
撮影:蜷川実花
■秦由加子|はた・ゆかこ
1981年生まれ、千葉県出身。パラトライアスロントライアスロン女子日本代表(PT2)。キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・稲毛インター所属。キヤノンマーケティングジャパン勤務。13歳の時に骨肉腫を発症し、右大腿部より切断。社会人となった2007年から水泳をはじめ、2010年からは日本身体障がい者水泳連盟の強化指定選手として多くの国際大会にも出場。2013年よりトライアスロンへと転向し、2016年のリオパラリンピックでは6位入賞を果たす。
撮影:蜷川実花
■星野佑介|ほしの・ゆうすけ
2001年、名古屋市出身。パラテコンドー男子-75キロ級選手。先天性骨形成不全(K44)。中学3年生の時に、東京都が主催する「パラスポーツ次世代選手発掘プログラム」に参加し、テコンドーと出会う。以来、国内屈指の強豪道場「炫武館」に所属しトレーニングを重ねる。2018年、日本選手権パラ男子の部-61キロ級で3位、同年のパンアメリカ選手権男子K44-61キロ級で3位。競技歴はまだ約3年と短いが、2019年からは海外選手との共同合宿や国際大会の遠征にも積極的に参加し、世界レベルの経験を着実に積んでステップアップを図っている。
撮影:名越啓介
- GO Journal について
GO Journalは、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの息づかいとそれを取り巻くカルチャーとの交錯点を伝えるフリーマガジンです。そこから目指すのは、パラスポーツ観戦のボトルネックとなっている「先入観」───障がい者はかわいそう、なじみが薄い、そもそも分からない、スポーツそのものの興奮がない、などといった見方・認識───を揺さぶり、転覆させ、ひいては2020年以降のインクルーシブ社会の発展に向けて、一人一人の行動を喚起するためのトリガーとなることです。
ISSUE 01|2017年11月22日発行|20,000部
重本沙絵(旧姓:辻)=パラアスリート(陸上競技)photo by 蜷川実花
山本篤=パラアスリート(陸上競技)photo by 蜷川実花
高橋和樹=パラアスリート(ボッチャ)photo by 大橋仁
ISSUE 02|2018年5月17日発行|20,000部
一ノ瀬メイ=パラアスリート(水泳)photo by 蜷川実花
山田拓朗=パラアスリート(水泳)photo by 蜷川実花
安直樹=パラアスリート(車いすフェンシング)photo by 甲斐啓二郎
ISSUE 03|2019年3月13日発行|25,000部
藤本聰=パラアスリート(柔道)photo by 蜷川実花
浦田理恵=パラアスリート(ゴールボール)photo by 新津保建秀
川村怜=パラアスリート(5人制サッカー)photo by 今井智己
辻井伸行=ピアニスト・作曲家 photo by 蜷川実花
ISSUE 04|2020年1月22日発行|25,000部
鳥海連志=パラアスリート(車いすバスケットボール)photo by 蜷川実花
秦由加子=パラアスリート(トライアスロン)photo by 蜷川実花
星野佑介=パラアスリート(テコンドー)photo by 名越啓介
キヤノンギャラリーSにて実施した写真展「PARA ATHLETE」
グループ展なども実施しています
WEB版では、バックナンバーも、英語ページも、読めます
http://www.parasapo.tokyo/gojournal/
GO Journal ISSUE 04に関連するリリース
蜷川実花氏と最高のクリエイターがパラスポーツと未来を写真で魅せる”GO Journal ISSUE 04″ 1月22日いよいよ発刊!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000023445.html
パラアスリートが蜷川実花氏との撮影秘話や2020年とその先への想いを語る「GO Journal ISSUE 04 発刊記念アスリート トークイベント」開催レポート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000023445.html
来場者数7万人を突破中 「GO Journal」のポップアップ「GO Journal in SHIBUYA」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000023445.html
日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)について
「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指しています。
設立以来、パラリンピック競技団体の運営支援をはじめ、パラアスリートや障がいのある当事者と一緒に知る、学ぶ、体験する、パラスポーツを活用したD&Iプログラムを展開し、2019年にはスポーツ庁長官表彰を受賞しました。
https://www.parasapo.or.jp/