直接吸引型でウイルス感染抑制のフィットネス機器を開発

株式会社日本マシンサービスのプレスリリース

株式会社日本マシンサービスは、新型コロナウィルス対策としてウイルス感染を抑制する空気清浄機を開発し、6月1日より東京都墨田区の24時間無人フィットネス「筋二郎」で運用を開始した。

株式会社日本マシンサービス(※1)は、ウイルス感染を抑制するフィットネス機器を開発し、運用を開始した。

トレッドミル近くに空気清浄機を設置し、吐息が室内に漂う前に、より多く直接吸引して、酵素処理した抗ウイルスHEPAフィルタ(※2)を通過させることによって、有害ウイルスの不活性化を効果的に実現してクリーンな空気を室内に戻すようにした。
空気清浄機はマシンとマシンの間に設置し、マシンとマシンの間には遮蔽カーテンも併せて設置する。
遮蔽カーテンだけでは、吐息を直接受けることは防止できるが、吐息は室内に漂い続けるため室内の有害なウイルスの量は減らない。 今回は、遮蔽カーテンに加えて空気清浄機を設置したので、室内の有害なウイルスの量も減らして、感染リスクをさらに低減することを目指した。

◆ フィットネスクラブで実運用開始
株式会社エイゼン(※3)が東京都墨田区で経営している24時間無人フィットネス「筋二郎」は、都の自粛要請を受けて4月8日より休業していたが、自粛解除で営業再開する6月1日から、床置型の空気清浄機をトレッドミル近くに設置して運用を開始する。 さらに、バイク、クロストレーナーなどの有酸素マシンおよび休憩コーナーにも、天井吊下型の空気清浄機を導入して運用を開始する。
空気清浄機は換気扇(最大風量1200㎥/h)とHEPAフィルタで構成する。1Fジムエリアに設置した6台分の最大風量は1200㎥/h☓6台=7200㎥/hとなり、これまで同施設に設置していた換気設備の最大風量1000㎥/hに対して7.2倍になる。

仮に、換気式(吸引空気を外気に放出して、同量の空気を外気から取り込む方式)を選んだ場合でも同等の効果は得られるが、7.2倍の風量が過大であって、既設の空調設備能力をはるかに超えてしまうため、今回は空気清浄式を採用し、外気に放出せずクリーンな空気を室内に戻すようにした。

 

なお、本開発にあたり千葉大学(※4)から適宜アドバイスをいただきました。深く感謝申し上げます

■店舗情報

店名:24Hフィットネス 筋二郎 文花店
住所:〒131-0044 東京都墨田区文花2-2-8   URL: https://kinjirou-fit.com/

■株式会社日本マシンサービスの出願済特許

特願2020-067090 『フィットネスクラブ』 (換気式)、特願2020-075824 『フィットネスクラブ』 (空気清浄式)

※1            株式会社日本マシンサービス 東京都墨田区 代表取締役 片桐 茂夫
※2          日本無機株式会社製 型式ATMC-50-E42TBK 
※3            株式会社エイゼン 神奈川県川崎市 代表取締役 片桐 拓弥
※4            千葉大学 千葉⼤学⼤学院⼯学研究科建築・都市科学専攻 准教授 鈴⽊ 弘樹
          千葉大学 千葉⼤学⼤学院⼯学研究科建築・都市科学専攻 准教授 林 ⽴也

 

 

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