「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)を活用した運動遊び促進事業」の実施について

公益財団法人日本スポーツ協会のプレスリリース

「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)を活用した運動遊び促進事業」の実施についてスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、現在、運動不足による体力低下が懸念されている子供たちに、身体を動かすことの楽しさと喜びを体験する機会を提供するとともに、その先にある運動習慣の定着に至ることを目的に、家でできる運動遊び(アクティブ・チャイルド・プログラム)を紹介する他、学校の一斉休業解除後などのPost コロナを見据えた子供の運動遊びの環境を整えるため、国と連携し、国庫補助事業(下図)として標記事業(注)を実施いたします。
(注)…標記事業名がJSPO の事業名です。なお、下図のプランは国庫補助事業の名称です。

  • 【事業の趣旨】

現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、子供の運動不足による体力の低下が懸念されています。
今後、学校の一斉休業が解除された後、地域における子供の運動・スポーツ活動の受け皿であり、活動を自粛している全国のスポーツ少年団並びに総合型地域スポーツクラブ(地域スポーツクラブ)の速やかな活動再開に加え、より多くの子供たちが身体を動かせる環境の整備が重要です。
このような状況の中、運動遊びを行う環境を整えるため、日本スポーツ協会(JSPO)が、平成22 年にスポーツ医・科学のエビデンスに基づき開発した「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)」を有効活用し、身体を動かすことの楽しさと喜びを体験する機会を子供たちに提供します。
これらの体験を通じて、子供たちの運動習慣の定着を図ることを目的に、本事業を実施いたします。
 

  • 【事業の概要】

本事業は、国(スポーツ庁)や都道府県の体育・スポーツ協会などとも連携・協働しながら、以下内容を中心に実施していくこととしています。
● 新型コロナウイルス感染症拡大に伴うスポーツ活動の実態把握及びACP のニーズ調査
● 家でもできる運動遊びプログラムの開発
● ACP の改訂(新ACP の開発)
● ACP を体験するイベントの開催
● ACP の理念やノウハウを普及させるための研修会の実施
● ACP イベント開催に関する運営方法等マニュアルの作成・周知
● 新たなACP 総合サイトの制作
● 新たなACP 実践に係る効果検証
※ 開催場所などの具体的な実施方法等については、詳細調整が整いましたら、改めてご案内いたします。
 

  • 【ご参考】

本事業の実施にあたり、子供が楽しみながら自ら積極的に運動することの重要性や、アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)誕生の背景をはじめ、今だからこそJSPO がACP を推奨する理由について、PRTIMES 社のSTORY 記事で紹介します。ぜひ、併せてご覧ください。

PRTIMES 社のSTORY ⇒ https://prtimes.jp/story
※5月18日(月)11:30にSTORY機能が公開され、本件関連記事は14:00頃公開予定です。

◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPO は、2019 年の大河ドラマ「いだてん」でも登場した嘉納治五郎が、1911 年7 月に「国民スポー
ツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018
年4 月1 日、現在の名称となりました。
JSPO では、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポ
ーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートす
るスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを
「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの
統一組織として、国や大学等の研究機関、公認スポーツ指導者との連携の他、60 を超える競技団体、47
都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織が加盟しています。

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