初のドラフト指名選手を含む、2名が國學院大學に合格

國學院大學のプレスリリース

 國學院大學(東京都渋谷区東4-10-28、学長:針本正行)は、セカンドキャリア特別選考によってドラフト指名選手を含む2名の元プロ野球選手が合格したことをお知らせいたします。合格者は島孝明さん(千葉ロッテマリーンズ・元投手)と岡林飛翔さん(広島東洋カープ・元投手)です。両者は、4月1日(水)から本学人間開発学部健康体育学科に所属し、他の学生と共に教職課程の履修も含めた学生生活をスタートさせる予定です。

 「セカンドキャリア特別選考入試に関する協定」は、2017年11月に國學院大學と一般社団法人日本プロ野球選手会が、引退後のセカンドキャリアに進む元プロ野球選手の支援を目的に締結したものです。昨年は、この制度を利用した初の合格者(元プロ野球育成指名選手)が本学に入学しました。今回の合格決定によって、2年連続で元プロ野球選手が入学する予定です。
 

  • 合格者プロフィール

■島孝明(しま・たかあき)さん
元千葉ロッテマリーンズ 投手
1998年6月26日生まれ。千葉県出身。東海大学付属市原望洋高等学校を経て、2016年ドラフト3位で千葉ロッテマリーンズへ入団。2019年秋に退団後、2020年4月國學院大學入学(予定)
(大学進学を選択した理由)
純粋に自分にはまだやりたいことが沢山ありました。自分の人生はまだ前半であり20年30年先の自分が、いい人生を送って来れたと誇れるような生き方をするには、野球から学んだことだけではなく、大学での学びが必要だと考え、進学を選択しました。

■岡林飛翔(おかばやし・つばさ)さん
元広島東洋カープ 投手
1999年8月9日生まれ。三重県出身。菰野高等学校を経て、2017年育成選手ドラフト1位で広島東洋カープへ入団。2019年秋に退団後、2020年4月國學院大學入学(予定)
(大学進学を選択した理由)
将来は、野球の指導に携わりたいと思っています。しかし、指導する立場にも学ぶべきことがあります。何も勉強せずに指導をしても相手に伝わらなかったり、その人に合った指導が出来ません。 そのため、体の仕組みや使い方などしっかり学んだ後に、野球の指導に携わることができればと思い大学進学を選択しました。​
 

  • 関係者コメント

■城所俊哉(國學院大學 総務部長)
人間開発学部(健康体育学科)は、人の潜在的な可能性を見出し、競技や健康維持を支える新時代の指導力を育成することを目的としています。学位や資格の取得に止まらず、元プロスポーツ選手としての経験をいかし、次の世代に影響を与えられるような人材に育ってもらいたいと考えています。そして今後の活躍が、プロスポーツ選手が抱えるセカンドキャリアへの継続的な発展につながることを期待しています。

■嶋理恵子氏(一般社団法人 日本野球機構 野球運営本部 課長)
昨年秋に実施した若手選手を対象にしたアンケートでは、「進学」という進路について21%の選手が関心を寄せていることが分かっています。新しい環境に臆することなく貪欲に学び、新しい友人を得て自分の可能性をどんどん広げていって欲しいと思います。新たな人生のステージでさらに輝きを増して活躍することで、プロ野球選手に憧れる子どもたちに夢や希望を与え続けられる人になっていってくれることを期待しています。
 

  • 國學院大學×日本プロ野球選手会協定に基づくセカンドキャリア特別選考入試 概要

 國學院大學と一般社団法人日本プロ野球選手会が、2017年11月に引退後のセカンドキャリアに進む元プロ野球選手の支援を目的に「セカンドキャリア特別選考入試に関する協定」を締結。日本プロ野球選手会の推薦を受けた引退選手で、中・高等学校の保健体育教諭や小学校教諭の免許状を取得し、健康やスポーツ分野でのリーダーを目指す人を対象として、入試合格者には入学金と年間学費相当額を奨学金として給付し、國學院大學人間開発学部での学びを支援するものです。

学部・学科:​ 國學院大學 人間開発学部 健康体育学科
選考方法:  論作文、面接
合学枠:   3名
奨学制度:  入学を許可した者に対して國學院大學より入学金(24万円)
       および年間学費(1年間106万円)を奨学金として給付する ※令和2年度入学者

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