「失点抑止に最適な配球」を予測するAIの設計に成功 日本テレビ系プロ野球中継内での利用が決定

データスタジアム株式会社のプレスリリース

データスタジアム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤 善彦、以下「データスタジアム」)は、野球競技において「投手にとってポジティブな結果を生む」確率が最も高い「球種」と「コース」をリアルタイムに導き出すAIの設計に成功いたしました。また、当該AIは日本テレビ系地上波で放送のプロ野球中継内で実施予定の、リアルタイム予測企画「AIキャッチャー」に活用されます。

本企画では、投手にとって「失点抑止に最適な配球」を1投球ごとに「AIキャッチャー」が予測します。また、配球が注目されるシーンでは、予測結果を中継画面上にリアルタイムで表示します。
本企画の実現に向けて、当社が保有する膨大な投球データを機械学習させることで、試合状況と投手の持ち球を考慮して「投手にとってポジティブな結果を生む」確率が最も高い「球種」と「コース」を導き出すAIの設計に成功いたしました。
また、当社は本中継内企画において試合中のAIの運用まで全面的にバックアップいたします。

<今回開発したAIおよび、「AIキャッチャー」企画の概要>
・当社保有の1球単位の膨大な試合データ(過去16年、402万投球分)を用いて機械学習を行い、予測AIの自社設計に成功
・リアルタイムに試合状況(得点、塁状況、投手-打者の過去対戦成績等)を参照し、マウンド上の投手の持ち球を考慮した上で1球ごとに失点抑止に最適な球種、コースを非常に短い処理時間(約1.5秒)で予測
・予測結果の中からストライク、アウトなど投手にとってポジティブな結果を生む確率が最も高いものを中継画面上で表示
・今シーズン、日本テレビ系地上波で中継される巨人主催試合20試合(うち1試合はオープン戦)で実施予定
※初回実施予定は3月15日(日)「巨人 対 楽天」

■日テレ系プロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL 2020」ホームページ
https://www.ntv.co.jp/baseball/

■データスタジアムとは
データスタジアムは、2001年の設立以来、Jリーグ・プロ野球・ラグビートップリーグなどのデータを取得・蓄積・分析し、スポーツ団体やチーム・クラブ・選手に対して強化や戦術向上のためのソリューションを提供しています。また、ファンやメディアに対しても様々なデータやデータを活用したエンターテインメントコンテンツを提供し、スポーツの新しい楽しみ方を提案しています。

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