一般社団法人日本ゴールボール協会のプレスリリース
2026年10月20日(火)、豊橋市総合体育館(愛知県豊橋市)にて「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会」ゴールボール競技の予選3日目が行われ、男子が2試合、女子が1試合を戦いました。
男子は、6月の世界選手権で優勝した中国と対戦し、前半を7-0と無失点に抑えるなど13-6で快勝。続く韓国戦では、2度追いつく粘りを見せたものの、3-5で敗れました。
女子は予選最終戦で韓国と対戦し、萩原選手の3連続得点などで6-0の完封勝利を収め、準決勝進出を決めました。
これで予選の通算成績は、男子2勝1分1敗、女子2勝1敗となりました。男子は明日21日(水)14:20から予選最終戦でイランと対戦します。女子は22日(木)の準決勝に臨みます。
■予選3日目 結果
女子 日本 6-0 韓国
男子 日本 13-6 中国
男子 日本 3-5 韓国
■試合レポート
<女子>
前半は新井選手、木村選手、神谷選手の3人でスタート。開始29秒、木村選手のゴールで先制すると、6分09秒、11分02秒と新井選手が2得点を挙げ、3-0で前半を折り返しました。
後半は安室選手、神谷選手、萩原選手の3人でスタート。2分46秒、3分01秒、6分22秒に萩原選手が3連続得点。センターは神谷選手がフル出場し、韓国を無得点に抑えて6-0で快勝しました。
得点者:萩原 紀佳(#6)3点
新井 みなみ(#2)2点
木村 由(#8)1点
<男子>
【中国戦】
前半は宮食選手、田口選手、鳥居選手の3人でスタート。序盤は互いに得点を許さない時間が続きましたが、試合が動いたのは4分17秒。宮食選手がペナルティスローを決めて先制すると、6分25秒、7分06秒と鳥居選手が連続得点を挙げます。さらに9分台に宮食選手と鳥居選手が立て続けに3得点、11分12秒にも宮食選手が決め、中国を無失点に抑えて7-0で前半を折り返しました。
後半は行弘選手、金子選手、永野選手の3人でスタート。開始55秒、金子選手のペナルティスローで8-0に。直後に2連続失点を喫したものの、金子選手が1分32秒、3分03秒と連続得点を挙げて突き放しました。その後も永野選手が4分20秒、7分45秒と2得点、8分29秒には相手のオウンゴールで13-4とリードを広げます。終盤に2点を返されましたが、13-6で中国を下しました。
得点者:
宮食 行次(#8)4点
鳥居 陽生(#2)3点
金子 和也(#7)3点
永野 陽希(#6)2点
※オウンゴール 1点
【韓国戦】
前半は田口選手、宮食選手、金子選手の3人でスタート。開始3分45秒、3分59秒と立て続けに失点し、0-2と先行を許します。それでも6分23秒、6分48秒と宮食選手が連続得点を挙げて同点に追いつき、2-2で前半を折り返しました。
後半も田口選手、宮食選手、金子選手の3人でスタート。開始19秒に勝ち越しを許したものの、3分06秒に金子選手が決めて再び同点。5分30秒、7分34秒と連続失点の中、メンバー交代を重ねて流れを引き寄せようとしましたが、終始韓国ペースの展開を崩しきれず、3-5で敗れました。
得点者:
宮食 行次(#8)2点
金子 和也(#7)1点
■試合を終えた女子 藤堂 愛ヘッドコーチからのコメント
― 予選3試合を終えていかがですか。
予選3試合、応援ありがとうございました。2勝1敗という結果でした。予選全体、そして各試合ごとにテーマを持って取り組み、それをきちんと遂行できた3試合だったと思います。トーナメントではまた同じチームと当たることになるので、予選で反省したことを出していきたいです。予選とは違うトーナメントの戦い方をやり切れば、一戦一戦勝ってメダルに到達できると思っています。また応援よろしくお願いします。
■試合を終えた女子キャプテン 高橋 利恵子選手からのコメント
― 予選3試合を終えていかがですか。
応援いただき、ありがとうございました。予選はタイにコールド勝ちし、中国には0-1で負けてしまいましたが、今日の韓国戦でまた快勝できました。これまでやってきたことをチーム一丸となってつなぎ、予選を乗り越えられたことは一つ大きいと思います。明後日から決勝トーナメントが始まり、対戦相手はまた韓国になります。相手も予選からまたギアを上げてくると思うので、こちらもギアを一つ上げて、しっかり一戦一戦勝って、中国へのリベンジを目指して頑張っていきたいと思います。
― 今日は学校観戦の子どもたちも多く、大きな声援が送られていました。
めちゃめちゃ嬉しかったです。いつもの「ニッポン、チャチャチャ」以外にも、「オリオンジャパン」のオリジナルの応援を作ってくれていて、楽しいなと思いました。ゴールボールは、静かにしないといけない時間と、叫んでいい時間がありますよね。私はその音のコントラストがすごく好きなので、盛り上げてくれる皆さんのおかげで、すごく後押しになりました。
■中国戦を終えた男子キャプテン 金子 和也選手からのコメント
― 今日の試合を振り返っていかがですか。
後半から出場しました。この試合のチームとしての大前提は、この間の世界選手権で優勝した中国に対して、全選手がボールを受けることでした。それを達成したうえで、日本の攻撃も通用し、大差をつけて、決勝トーナメントに向けたいい足掛かりになる試合ができました。次に中国とぶつかるときにも、いいイメージを持って試合を運べると思います。
― 中国に大差で勝利したことを、どう受け止めていますか。
中国のディフェンスに一切の手抜きはなかったと思うので、こちらの攻撃が通用したことは十分に評価できます。前半に出たメンバーにはいい圧力のあるボールが来ていて、それを確実に止めて0点に抑えました。得点を取るイメージを持てており、優勝に向けて、しっかり道筋をたどれていると思います。
■中国戦を終えた男子 宮食 行次選手からのコメント
― 今日の試合を振り返っていかがですか。
中国は決勝トーナメントでも当たる可能性のある相手なので、お互いに手の内を明かしすぎず、探り合いながらの試合でした。そういう展開になることを分かったうえで、うまくゲームを作っていけたかなと思います。
― 昨日のタイ戦は8-8の引き分けでした。今日はどう臨みましたか。
タイは攻撃でリズムを作ってくる、本当に強いチームです。昨日はこちらが守備で失点を繰り返して、相手を乗せてしまいました。今日は前半を0点に抑えて、守備から攻撃のリズムを作れたので、昨日の反省をすごく活かせたと思います。
■中国戦を終えた男子 鳥居 陽生選手からのコメント
― パリから比べて、手応えはいかがですか。
中国もボールのスピードが上がっていると思うんですけど、それに対してしっかり反応できたディフェンス面は、個人的に良かったと思います。決勝トーナメントにつながる試合ができたと思います。
― 正面へのストレートで何本もゴールを決めました。狙い通りでしたか。
自分が得意としているのは、正面への圧のあるボールです。思った通りのコースに投げて、それで点が取れたので、個人的にはすごく良かったと思います。正面を狙うだけでなくクロスに投げるなど、コートを広く使った攻撃もできました。
■韓国戦を終えた男子 工藤 力也ヘッドコーチからのコメント
― 今日の試合を振り返っていかがですか。
韓国に守り切られたなという試合でした。チームとして狙っているところに当て続ける中で、崩せている時間帯もあったんですけど、最終的には辛抱強く守り切られてしまいました。決勝トーナメントでまた韓国と当たる可能性は高いので、あと1つどこを改善すれば点が取れたのか、たくさんの材料を持ち帰れたと思っています。気を引き締めて、次に韓国と戦うときに向けてきちんと検証し、戦い方に活かせる試合にしたいと思います。
― 明日のイラン戦はどのように迎えたいですか。
明日は、予選の最後の試合になります。目の前の試合だけでなく、決勝トーナメントで金メダルを取るという目標に向かって、自分たちが一番いい形で決勝トーナメントに臨めるよう、冷静に考え、チームで話し合いながら準備していきたいと思います。
■関連サイト
https://jgba.or.jp/5th-asian-para-games-2026-aichi-nagoya-goalball
■大会概要
【大会名】愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会
【大会期間】 2026 年10月18日(日)~10月24日(土)
【競技日程】2026年10月17日(土)~23日(金)
【競技会場】愛知県豊橋市 豊橋市総合体育館
■出場国
【男子】
日本、中国、イラン、韓国、タイ、カタール
【女子】
日本、中国、韓国、タイ
■試合結果と今後の日本戦スケジュール
10月17日(土)
女子 日本 10-0 タイ
男子 日本 12-2 カタール
10月19日(月)
男子 日本 8-8 タイ
女子 日本 0-1 中国
10月20日(火)
男子 日本 13-6 中国
女子 日本 6-0 韓国
男子 日本 3-5 韓国
10月21日(水)
14:20 男子 日本 対 イラン
10月22日(木)
9:00 / 12:00 男子 準決勝
10:30 / 13:30 女子 準決勝
10月23日(金)
9:00 女子 3位決定戦
10:30 男子 3位決定戦
12:00 女子 決勝
13:30 男子 決勝