2026年7月11日(土)いしかわ四高記念公園(金沢市)強豪校2校を撃破!優勝は遊学館高校「Toi(トイ)」で拾ったごみの総量は10.49kg! バラエティ豊かなオリジナルアイテムを6チームが制作 石川県大会で集められたごみの総量は47.6kg!優勝チーム「Toi(トイ)」のコメント
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟のプレスリリース
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟(本社:東京都港区、代表理事:玉澤 正徳、以下「日本財団スポGOMI連盟」)とMRO北陸放送(本社:石川県金沢市本多町3-2-1、代表取締役社長:島田 喜広、以下「MRO」)は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全18チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2026 石川県大会』を7月11日(土)に、いしかわ四高記念公園にて開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、未来を担う高校生がスポGOMIに出会うことで、日々の暮らしと海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。全国各地での予選を勝ち抜いたチームは、後日開催される全国大会(決勝)に進み、“高校生スポーツごみ拾い” 日本一の座を競います。
『スポGOMI甲子園2026 石川県大会』イベント概要
・日 程 :2026年7月11日(土)9時00分~11時40分
・開催場所 :いしかわ四高記念公園
・参加人数 :1チーム3名×18チーム=54人
・主 催 :一般財団法人日本財団スポGOMI連盟/MRO北陸放送
・助 成 :日本財団
強豪校2校を撃破!優勝は遊学館高校「Toi(トイ)」で拾ったごみの総量は10.49kg!
遊学館高校「Toi(トイ)」が、強豪校2校をおさえ、見事初優勝を果たしました。ポイント合計数は1,387.0pt。拾ったごみの総量は10.49kgでした。
今回の石川県大会には18チームが参加しました。昨年優勝した金沢高校や、過去に4連覇経験のある小松大谷高校をはじめ、北陵高校、遊学館高校、星稜高校、そして能登の震災以降、初めて能登地区から参加した七尾高校など、顔ぶれもさまざまでした。なかでも注目されていたのが、前回大会を制し連覇を狙う金沢高校と、過去に4連覇を果たした小松大谷高校によるリベンジマッチです。
当日は最高気温30度を超える真夏日の予報に加え、梅雨明け前らしい北陸特有の蒸し暑さもあり、選手たちにとっては少し厳しいコンディションとなりました。それでも、司会を務める「ほくりくアイドル部」の有松来未さんの号令とともに大会がスタートすると、各チームは元気よく繁華街の香林坊・片町エリアへと飛び出していきました。多くのチームが目をつけたのは、路地裏の駐車場や自動販売機の周りです。ポイ捨てされたペットボトルやタバコの吸い殻を中心に集めながら、なかにはビニール傘のような大きなごみを見つけて喜ぶチームの姿も見られました。
60分間のごみ拾いを終えて優勝したのは、遊学館高校の「Toi(トイ)」です。2位・3位となった小松大谷高校の2チームを抑え、見事に初優勝を飾りました。
バラエティ豊かなオリジナルアイテムを6チームが制作
今大会では、各チームが手作りした「オリジナルアイテム」を携えて競技に臨む姿も見られました。ごみ拾い用の道具を自作して参加したチームは、6チームです。
なかでも遊学館高校は、出場した4チームすべてがオリジナルアイテムを制作するというこだわりようでした。使用済みの針金ハンガーを曲げた枠に、洗濯バサミでごみ袋を留め、回収作業をしやすくした実用的なアイテムから、段ボールに緑を基調とした装飾を施した心温まるアイテムまで、各チームがそれぞれの工夫を凝らしたアイテムを持ち込みました。
審査の結果、オリジナルアイテム賞に輝いたのは七尾高校「イデア〜ゴミのない世界に」です。紐で首から下げた段ボール箱の周りを人工芝で覆い、七尾のちくわや七尾和ろうそくなどの名産品を模した粘土細工を散りばめたアイテムは、見た目にも楽しく、審査員からも高い評価を得ていました。
石川県大会で集められたごみの総量は47.6kg!
石川県・金沢随一の繁華街である香林坊・片町エリアは、飲食店が数多く立ち並び、夜も多くの人で賑わうまちです。そのぶん、周辺に点在するコインパーキングにはポイ捨てごみが目立ち、自動販売機の周りにはペットボトルや空き缶、路上にはタバコの吸い殻が残されている光景も少なくありません。
こうした何気なく捨てられたごみは、雨が降れば排水溝から川へと流れ込み、やがて海へと運ばれていきます。私たちが普段目にする「ちょっとしたポイ捨て」が、実は海洋ごみ問題の入り口になっているのです。
スポGOMI甲子園の活動は、海洋ごみ問題全体から見れば、決して大きなものではないかもしれません。それでも、高校生たちが実際にまちを歩き、自分の目でごみを見つけ、拾い集めるという経験は、日頃なにげなく見過ごしていた光景を見直すきっかけになります。そしてその小さな気づきの一つひとつが、やがて大きな変化へとつながっていくのではないでしょうか。
この大会をきっかけに、参加した高校生はもちろん、1人でも多くの方が環境問題を「自分ごと」として捉え、日常の中で小さな一歩を踏み出していただければと願っています。
優勝チーム「Toi(トイ)」のコメント
優勝した遊学館高校「Toi(トイ)」は、コインパーキングなどの駐車場を中心に周り、そこに捨てられていたごみを丁寧に拾い集めていました。今回の大会で唯一、ごみの総重量が10kgを超えたチームとなり、なかでも燃えないごみの量はダントツの6.4kgを記録しました。その内訳には、ビニール傘や除雪スコップの残骸などが含まれており、こうした大物ごみをうまく見つけ出せたことも、高得点につながった要因の一つといえます。さらに、ビン・缶も2.73kg集めており、これらが高得点獲得の要因となりました。
「Toi(トイ)」のメンバーは、「あまり他のチームが注目しないエリアの駐車場で、大物のごみや空き瓶、缶を集めることができました。全国大会でも石川県代表として、たくさんごみを拾えるように頑張ります」と、全国大会への意気込みを語ってくれました。
◼︎「スポGOMI」とは?
スポGOMIは”スポーツごみ拾い”の略称で、決められたエリアで制限時間内に拾ったごみの量や種類に応じて与えられるポイントをチーム同士で競い合うスポーツです。「ごみ拾いはスポーツだ!」の合言葉で、2008年に日本で生まれました。競技を通じてごみがなくなるだけでなく、チームワーク、そして戦略と戦術次第で、年齢や性別に関係なく、誰もが”勝てる”可能性があるのが、スポGOMIの魅力です。
◼︎「スポGOMI甲子園」とは?
「スポGOMI甲子園」は全国の高校生(15~18歳の方)を対象とした「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会です。高校生たちは3名でチームを組み、あらかじめ決められた競技時間と競技エリアでごみを拾い、まずは「地元のチャンピオン」を目指します。その後、全国大会で文字通り「日本一」チームが決せられます。
「スポGOMI甲子園」は2019年にスタートし今年で8大会目を迎えました。海洋ごみ問題への気付きをテーマに開催されるこの大会は、次世代にきれいな海を引き継ぐために海を介して人と人がつながるプロジェクトです。海洋ごみ問題に挑む高校生たちの勇姿にご期待ください!
https://zenkoku.spogomi.or.jp/
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾う活動の普及・促進・啓発を推進します。それにより、健康な体づくりや、子どもから大人までごみとの関わり方における意識や行動の変容を促し、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
MRO北陸放送
大切にしているのは、スポーツならではの「熱狂」や「歓喜」を通じて、環境問題をもっと身近に、もっと前向きに変えていくことです。そして活動の先にあるのは、人と人、地域と地域が温かくつながる未来を、皆さまと一緒に描いていくことだと考えています。
◼︎日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園2026」は、日本財団の助成事業です。