【レースレポート】CATERHAM CUP JAPAN OBERON Series ROUND.2@岡山国際サーキット

波乱の雨天決勝を制し #9 安達准平選手が開幕戦に続く連勝!

エルシーアイ株式会社のプレスリリース

【プロローグ】

「CATERHAM CUP JAPAN」は、世界各国で開催されている「CATERHAM CHAMPIONSHIP」をモチーフに、日本市場向けに誕生した新たなワンメイクレースシリーズです。車両には、SEVEN 170 をベースに FIA 基準適合の安全装備を施したナンバー付きの「SEVEN 170 CUP」を採用しています。

シリーズ初年度となる2026年は、東日本の「PETRONAS Syntium Series」と西日本の「OBERON Series」の2シリーズ体制で、各3戦・計6戦を開催しています。すでに東日本 PETRONAS Syntium Series は初戦(筑波サーキット)と第2戦(スポーツランド SUGO)を、西日本 OBERON Series は初戦(岡山国際サーキット)を終えており、ご参戦いただいているドライバーやチーム、観戦にお越しの皆さまからは「本格的なレースを安心して楽しめる新しいカテゴリー」と高い評価をいただいております。

【予選】

開幕戦と同じ岡山国際サーキット(岡山県美作市)を舞台に、7月20日に行われた CATERHAM CUP JAPAN OBERON Series の第2戦は、大雨に見舞われた前戦とはうって変わって、朝から猛暑を予感させる天候となりました。スケジュール通り午前9時15分から20分間の予選セッションがスタートすると、エントリーする全12台が順次コースインしていきます。

CATERHAM CUP JAPAN で使用されるマシン「SEVEN 170 CUP」のポテンシャルと、ワンメイクタイヤのヨコハマ「ADVAN dB V553」の特性については各選手とも十分に把握しているようで、コースイン早々からペースを上げていきます。第2戦目のゲストでレーシングドライバーの #14 阪口選手(賞典外)が2分フラットのタイムで全体を牽引していくと、#9 安達選手、#22 齋藤選手、#5 中里選手、#80 佐藤選手(賞典外)、#55 竹内選手らが約1秒のギャップ圏内で追随していきます。

予選セッションの中盤では、各選手が走行スタイルを調整してベストタイムを更新する中、開幕戦を制した #9 安達選手が2分00秒390のトップタイムをマーク。対してインターバルをとって再アタックを掛けた #14 阪口選手は最終ラップで1分59秒710のファステストを更新。#5 中里選手はベストタイムの2分00秒986で3番手に入り、続く #22 齋藤選手は序盤に記録した2分01秒345で4番手につける僅差となりました。

これにより、CATERHAM CUP JAPAN OBERON Series 第2戦の決勝レースは、ポールポジションの #14 阪口選手と2番手の #9 安達選手がフロントローから、3番手の #5 中里選手と4番手の #22 齋藤選手がセカンドローからのスタートとなります。

【予選コメント】
予選1位 / #14 阪口 良平選手(賞典外) / 1分59秒710

「ケータハム SEVEN はムチャムチャ面白い! 乗用車感覚が残っているのにミッションがカッチリしていて扱いやすいです。ターボを活用してスロットル全開率を上げることがポイントです。カウンターは減速に繋がるし、フロントタイヤをロックさせてクリップを外すのもダメですね」

予選2位 / #9 安達 准平選手 / 2分00秒390

「スリップストリームを使ってタイムを上げていきました。途中でクールダウンを入れてみましたが、阪口選手には届きませんでしたね。ドライ路面でのレースは嬉しいですが、後続とのタイム差を見ても決勝レースは接戦になるでしょう。スタートから1コーナーまでは慎重にいきますよ」

予選3位 / #5 中里 紀夫選手 / 2分00秒986

「阪口選手のアドバイスに従ってアクセル全開率を意識しました。ドライでの走行は楽しいですが、フロントのブレーキロックが課題なので、予選では周回を重ねながら自分なりに走行スキームを改善していきました。決勝レースではスタートをミスせずに自分の走りを向上させていきます」

予選4位 / #22 齋藤 和重選手 / 2分01秒345

「数週間前に別のカテゴリーで岡山国際サーキットを走りました。クルマの条件は違いますがケータハム SEVEN は面白いです。予選ではブレーキングを意識して突っ込み過ぎないよう心掛けましたが、まだまだタイムを詰められると思いますので、立ち上がり重視に切り替えて挑みます」

【決勝】

午後のプログラムとなる決勝レースに向け、14時40分のフォーメーションラップから全12台の SEVEN 170 CUP がスターティンググリッドに整列しますが、路面温度が45℃に達するほどの暑さとなった岡山国際サーキットの上空は、この頃から一転して暗雲に覆われはじめました。

そしていよいよシグナルのブラックアウトで CATERHAM CUP JAPAN OBERON Series 第2戦の決勝レースがスタート。先頭の #14 阪口選手と #9 安達選手、#5 中里選手が順当に第1コーナーからウイリアムズコーナーを抜けていく後方から、#22 齋藤選手をパスした #80 佐藤選手が #5 中里選手に迫りますが、全車が2ラップ目に差し掛かる頃から小雨が降りはじめ、みるみるうちに大粒の雨が SEVEN 170 CUP のフロントシールドを叩きはじめました。ポストではグリップ低下を警告するオイルフラッグが掲示されるほど急激に路面状況が刻々と変化する中で、各ドライバーはグリップ感覚を探り、マシンをコントロールしました。

そして状況が激しく変化したのは4ラップ目です。いよいよ雨が激しさを増すと、先頭の #14 阪口選手がリボルバーコーナーを下った先のパイパーコーナー(9コーナー)でグリップを失ってグラベルにはみ出ると、後続の #9 安達選手、#5 中里選手、#22 齋藤選手、#55 竹内選手も同じポイントで連続してコースアウトを喫します。その要因はコース上に残っていたラバーに、水がのって滑りやすい状況となっていたためです。#9 安達選手と #5 中里選手、#55 竹内選手は間もなく自力でコースに復帰してレースを続行できましたが、#22 齋藤選手がグラベルにスタックしてしまいます。この混乱の中で冷静に前走車の状況を見た #80 佐藤選手と #8 萩野選手、#37 大野選手がそれぞれポジションを上げますが、レースはここで赤旗中断のジャッジとなります。幸いにも #22 齋藤選手が自力でピットまで帰還できたため、セーフティーカーの先導でレース再開となりましたが、そのまま2周を走行して全6ラップで決勝レースはフィニッシュとなりました。

予選とはうって変わって激しい豪雨に見舞われるという難しい決勝レースは、#14 阪口選手のポール・トゥ・ウインとなりましたが、賞典外のエキスパートに該当するため、CATERHAM CUP JAPAN OBERON Series 第2戦は開幕戦に続いて #9 安達選手が見事に連勝を飾りました。続く2番手の #80 佐藤選手も賞典外のため、#5 中里選手が2位に繰り上がり、#8 萩野選手が3位という結果になります。

今回のリザルトを受け、西日本 OBERON Series は #9 安達准平選手が40ポイントで首位に、#5 中里紀夫選手は32ポイントで2番手。表彰台を獲得した #8 萩野貴司選手は29ポイントで3番手となりますが、続く #37 大野偉貴選手が27ポイント、#55 竹内大樹選手も25ポイントという僅差のため、今期の OBERON Series のチャンピオンとランキングは、11月23日に同じ岡山国際サーキットで行われる最終戦に持ち越されることになりました。

【決勝コメント】
決勝1位 / #9 安達 准平選手 / 2分01秒344(ベストラップ)

「得意なスタートが決まって先頭の阪口選手を追えるペースでしたが、中里選手の猛追にプレッシャーを感じて、ブレーキのターンインで飛び出たりしました。今回はチームメイトの萩野選手と表彰台に上がれて嬉しかったです。次戦もまわりに負けないよう威厳のある走りをしたいと思います」

決勝2位 / #5 中里 紀夫選手 / 2分01秒507(ベストラップ)

「決勝レースは気持ちに余裕が無かったから、ブレーキングでは手前からの慎重な操作を心掛けました。30数年ぶりに走る岡山国際サーキットは楽しいし、SEVEN 170 CUP やワンメイクタイヤといったレギュレーションも素晴らしいですね。次の最終戦こそはドライであって欲しいです」

決勝3位 / #8 萩野 貴司選手 / 2分03秒089(ベストラップ)

「決勝レースでは運がいいポジションにいました。やはりウェット路面で滑ってしまいましたが、すぐに復帰できたのもラッキーでした。普段は SEVEN 170 CUP では走っていないので、次の最終戦に向けておじさんドライバーなりに練習しておきたいと思います」

【本件に関するお問い合わせ】

エルシーアイ株式会社 / CATERHAM CARS JAPAN
広報担当:森田
TEL:03-5754-2227 / E-mail:info@caterham-cars.jp

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