公益財団法人日本ハンドボール協会のプレスリリース
2026年8月、岡山県で「令和8年度全国中学校体育大会 第55回全国中学校ハンドボール大会」が開催されます。本大会は、公益財団法人日本中学校体育連盟と公益財団法人日本ハンドボール協会が主催し、開催地の岡山県ハンドボール協会が主管します。その全試合をライブ配信で全国へ届けるため、岡山県ハンドボール協会がクラウドファンディングに挑戦します。日本ハンドボール協会も、主催団体としてこの挑戦を応援しています。

最後の「全中」を、未来へつなぐために
本大会は、全国中学校体育大会として開催される最後の全国中学校ハンドボール大会となります。中学生にとって全国一を目指す特別な舞台であり、世界で戦う日本代表の多くも、この舞台を目標に努力を重ねてきました。その歴史ある全国大会が、岡山県での開催を最後に一区切りを迎えます。
「全中」の見直しと、これからのプレー環境整備
ハンドボール競技が全国中学校大会で実施されなくなることは、2024年6月に日本中学校体育連盟が発表した方針によるものです。少子化や教員の負担、開催経費などを背景に、ハンドボールを含む一部競技が2027年から全国中学校大会での実施を取りやめます。普及や人材の発掘・育成の多くを中学校の部活動が担ってきたハンドボールにとって、影響の大きい決定です。
日本ハンドボール協会は、この変化をハンドボールの未来を見直す機会と捉え、試合機会の充実と全国大会の再編を柱に、小学生から中学生年代までのプレー環境を整える「プレー環境整備10年計画」を進めています。その一つとして、2027年8月には、部活動とクラブが同じ土俵で日本一を争う「U-15全国選手権大会」を新設します。中学生年代が全国を目指す舞台は、形を変えてこれからも続きます。
だからこそ、全国中学校大会として歴史に幕を下ろす最後の全中を、次の時代へつながる形で残すために、主管の岡山県ハンドボール協会が全試合ライブ配信の実現を目指しています。
会場に足を運べる人だけでなく、離れて暮らす家族や仲間、これまで全中を支えてきた指導者や関係者、そして未来のハンドボール選手たちにも、最後の舞台で全力を尽くす選手の姿を届けるための取り組みです。
日本ハンドボール協会は、主催団体として、この取り組みの趣旨に賛同し、より多くの方に届くよう協力してまいります。
全44試合を、全国へ届けるために

目標金額を達成した場合、男女全44試合のライブ中継とアーカイブ保存、準決勝以降の実況付き配信などを予定しています。
仲間とつないだ1点、ベンチから響く声、最後まで諦めない姿。中学生だからこそ生まれるまっすぐな情熱を、全国のどこからでも見届けることができます。そして、その映像を見た子どもたちが「自分もこの舞台に立ちたい」と願うことが、ハンドボールの未来につながっていきます。
実施概要
● 大会名:令和8年度全国中学校体育大会 第55回全国中学校ハンドボール大会
● クラウドファンディング実施期間:2026年6月30日(火)9:00 〜 8月1日(土)23:59:59
● 目標金額:1,650,000円
● 方式:All-or-Nothing方式(目標金額に達した場合のみ支援が成立し、未達の場合は全額返金されます)
● 対象:男女全44試合のライブ配信、アーカイブ保存ほか
日本ハンドボール協会より
「全国中学校大会として最後の開催となる今大会が、多くの方々の記憶に残る大会になることを願っています。動画配信は、会場に足を運べない家族や仲間、指導者、卒業生、そして未来のハンドボール選手たちに大会を届ける取り組みです。選手たちが全力でプレーする姿を記録に残し、次の世代へつないでいく意義ある挑戦として、日本ハンドボール協会も応援しています。」
公益財団法人日本ハンドボール協会 常務理事 藤本 元
歴史ある最後の全中を、会場の外にも、未来にも届けるために。皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
※プロジェクトは2026年6月30日(火)9:00より受付を開始します。

