S-CADE.、清水エスパルスとフィジカル強化サポートを締結

ジュニアからトップチームまで、一貫したフィジカル強化をサポート

株式会社S-CADE.のプレスリリース

 株式会社S-CADE.は、Jリーグ創設時からのオリジナル10クラブである清水エスパルスとフィジカル強化サポートを締結いたしました。

 S-CADE.は、スポーツデータの分析と即時フィードバックのシステム開発を通じて、競技現場のアナログな課題をテクノロジーで解消することに取り組んできた、慶應義塾大学発のスタートアップ企業です。本サポート締結により、自社開発の次世代ハイブリッド測定デバイス「Voltono X」の提供・フィジカル測定代行の実施・スポーツデータ統合分析プラットフォーム「CORISEアナリティクス」の提供という三つのサービスを通じて、清水エスパルスのU-12(ジュニア)からトップチームまでの全カテゴリーにわたるフィジカル強化を包括的にサポートします。

 清水エスパルスは1993年のJリーグ開幕時からの伝統あるクラブであり、「将来トップチームで活躍できる選手を育成する」という理念のもと、U-12からユースまでの一貫した育成体制を構築してきました。S-CADE.の測定・分析サービスはその理念と連動し、各カテゴリーで蓄積したフィジカルデータをクラブ全体で共有・活用できる仕組みを実現します。

■ S-CADE.が清水エスパルスに提供する3つのサービス

本サポート締結において、S-CADE.は以下の三つのサービスを通じて、清水エスパルスの全カテゴリーのフィジカル強化を包括的にサポートします。

01:Voltono X 提供

スプリント・アジリティ計測とジャンプ計測を1台に統合した次世代ハイブリッド測定デバイスを提供。高精度LiDARセンサー搭載で、グラウンドに置くだけで即セットアップ完了。反射板設置・光軸合わせ一切不要。重量約170g・防水仕様で、屋外練習場でも気兼ねなく日常使いできる設計です。Bluetooth接続によりデータは即座にプラットフォームへ集約されます。

02:フィジカル 測定代行

S-CADE.スタッフが現場に出向き、全カテゴリーのフィジカル測定を代行実施。設置・測定・データの三段階の品質保証設計により、測定者や環境が変わっても同一基準のデータを安定取得。「測って終わり」ではなく、測定直後に選手がスマートフォンで自分のデータを確認・活用できるフィードバックまで完結します。U-12からトップチームまで、同じ基準で測定を受けられることが大きな価値です。

03:CORISEアナリティクス 提供

フィジカル測定・コンディション・ジャンプ力など、多岐にわたるデータをプラットフォームに集約して一元管理。自分好みのダッシュボード・即時帳票生成・カテゴリー間の縦断比較により、U-12からトップチームまで一貫した「成長の軌跡」を可視化します。エクセルライクな操作性で、専門知識がなくても現場スタッフ自身が直感的にデータを扱えます。

 ■ ジュニアからトップチームまで ― 一貫したフィジカルデータの「縦の軸」

本パートナーシップが実現すること

・U-12からトップチームまで、同一基準のデータで「成長の軌跡」を追跡できる

・選手が各カテゴリーを上がるたびに、蓄積されたフィジカルデータが次の強化指針になる

各カテゴリーで取得されたフィジカルデータはCORISEアナリティクスに集約され、選手がカテゴリーを上がるごとに過去のデータが蓄積・引き継がれます。ユース時代のスプリントタイムとトップ昇格後のデータを並べて比較するなど、長期的な成長の軌跡を科学的に追跡することが可能になります。

■ 測定品質の保証 ― どのカテゴリーでも、同じ精度のデータを

本サポート締結においてS-CADE.が最も重視したのが「測定品質の均一化」です。U-12の小学生からトップチームのプロ選手まで、同じ基準で測定されなければ、カテゴリー間の比較に意味がありません。設置・測定・データの三段階で品質を担保する独自の仕組みで、これを実現します。

 

STEP 1:設置チェック

Voltono Xの高さ・距離・角度を規定値で固定。環境要因による誤差を入口で遮断。

STEP 2:測定チェック

NG例の定義とやり直し条件を事前に明確化。現場ごとの「揺れ」をプロトコルで封じる。

STEP 3:データチェック

測定現場での再測判定→測定後の異常値検査。二重ネットで欠損・誤記を捕捉。

■ CORISEアナリティクスによるデータ活用

S-CADE.のフィジカル測定・フィジカル測定・即時フィードバック分析システム「CORISE」を軸に展開するCORISEアナリティクスは、清水エスパルスの全カテゴリーで取得されたデータを一つのプラットフォームに集約します。

・即時フィードバック 

測定後、選手がスマートフォンでデータを確認した直後に、前回との差分・カテゴリー内での評価・個別最適化されたトレーニングメニューが提示されます。「今すぐ練習したい」というモチベーションを逃しません。

・プロファイル分析 

選手個人の強み・弱みを詳細に可視化。「この選手はスプリント加速に課題がある」「ジャンプ反応力は同年代トップ水準」といった、具体的な強化指針を提示します。

・縦断・横断の比較分析 

U-12からトップチームまでの縦断比較に加え、カテゴリー内・学年別の横断比較も可能。個人の成長軌跡とチーム全体のフィジカル水準を多角的に把握できます。

・帳票・ダッシュボードの即時生成 

測定後すぐにチーム全体のフィジカルレポートを自動生成。指導者がデータを分析するための時間ではなく、コーチングに時間を使える環境を実現します。

■ 今後の展望

S-CADE.は清水エスパルスとのサポート締結を通じて、Jリーグクラブにおける一貫したフィジカル強化サポートのモデルケースを構築します。

・フィジカルデータの長期的な蓄積 
選手のU-12からトップ昇格までの全データを継続的に蓄積し、日本サッカー界にとって貴重な育成データベースを形成します。

・Jリーグクラブへの展開 
清水エスパルスでの成功モデルを基に、他のJリーグクラブへのサービス展開を加速させます。

 ■ コメント

 

株式会社S-CADE. 代表取締役 山口翔大

Jリーグ創設時から日本サッカーを牽引し続けてきた清水エスパルス様と、このたびフィジカル強化サポートを締結できることを大変光栄に思います。

私たちS-CADE.は、競技現場のアナログな課題をテクノロジーで解消することを使命に、研究と開発を重ねてまいりました。U-12からトップチームまでの全カテゴリーにおいて、現場が抱える課題を科学の力で解決していくことを全面的にサポートできるのは、私たちにとって何より嬉しいことです。

測定デバイス・測定代行・分析プラットフォームの三位一体で、エスパルス様が30年以上にわたって築き上げてこられた一貫した育成体制を、データの面から支えてまいります。一人ひとりの選手がジュニアからトップへと駆け上がる、その成長の軌跡を科学的に可視化し、伝統あるエスパルス様の理念の実現に全力で貢献してまいります。

©S-PULSE

株式会社エスパルス GM 反町康治

S-CADE.様にサポートいただき、トップチームとアカデミー双方のフィジカルデータ測定に取り組んでいただいていることを大変心強く感じています。

エスパルスは、育成型クラブとして「個の成長」がチーム強化につながるという考えを大切にしています。そのためには、感覚だけでなく客観的なデータも活用しながら選手の成長を支えていくことが重要と考えています。

S-CADE.様は高い専門性を有するだけでなく、測定結果を選手育成へどう生かすかという視点も共有いただける存在であり、大きな魅力を感じています。

また、クラブとしてはトップチームとアカデミーを切り離して考えるのではなく、一貫した育成・強化環境を整えることを目指しています。育成年代からトップと同じ視点・基準で自分を知り、成長を積み上げられることは、選手にとって非常に価値ある経験になるはずです。

この取り組みが、選手自身の成長意欲をさらに引き出し、より高いレベルへ挑戦していく文化作りにつながることを期待しています。

■ 会社概要

◆ 株式会社S-CADE.

会社名

株式会社S-CADE.

代表取締役

山口翔大

設立

2021年

資本金

31,650,000円

所在地

〒165-0025 

東京都中野区沼袋4-2-12

事業内容

スポーツフィジカル測定事業

トレーニング指導・運動指導事業 

体験型スポーツ科学教育事業 

測定機器の自社開発・販売事業

URL

https://www.top.s-cade.com/

備考

慶應義塾大学「Keio University Startup System」認定スタートアップ

◆ 株式会社エスパルス(清水エスパルス)

クラブ名

清水エスパルス(Shimizu S-Pulse)

運営会社

株式会社エスパルス

代表取締役社長

山室晋也

所在地

静岡県静岡市清水区三保2695番地1

設立

1992年(Jリーグ加盟:1993年・オリジナル10)

ホームタウン

静岡市(清水区)

ホームスタジアム

IAIスタジアム日本平

アカデミー構成

U-12清水 / U-12三島 / ジュニアユース / ジュニアユース三島 / ユース

URL

https://www.s-pulse.co.jp/

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