株式会社SODAのプレスリリース
SNKRDUNK(スニダン)を運営する株式会社SODA(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:内山 雄太、以下SODA)は、自社に蓄積された取引データおよび真贋鑑定データに基づき、大流行中の日本代表チームのサッカーユニフォームの偽造品に関するトレンドレポートを公開いたします。
スニダンの鑑定拠点「スニダンベース」および「スニダン鑑定研究所」では、鑑定士の目と、X線透過装置やマイクロスコープなどの最新機器を駆使し、精巧な偽造品を識別・研究する取り組みを行っています。また、日々の鑑定を通じて得られた知見や調査結果をもとに、偽造品の最新トレンドを分析し、安心・安全な二次流通市場の実現を目指しています。
■偽造品リスク拡大の背景
近年、リユース市場の拡大に伴い、二次流通はより身近な存在となる一方で、偽造品の流通が拡大しており、商品の真贋や品質、安全性への関心が高まっています。
財務省の発表によると、2025年に全国の税関で差し止められた偽ブランド品などの知的財産侵害物品の輸入差止件数は31,760件。品目別では衣類が10,660件で最も多く、偽造品の流通は依然として後を絶たない状況が続いています。(※1)
また最近は、人気やトレンドの商品・カテゴリにおいて需要が急拡大することで、偽造品の流通リスクが高まる傾向も見られます。こうした中で、今年は6月11日にサッカーの世界大会が開幕し、日本代表への期待が高まる中、日本代表チームのサッカーユニフォームの需要がかつてないほど高まっています。アディダスジャパンが3月に発売した日本代表チームのアウェーユニフォームの売上は、前回大会比で約29倍を記録。(※2)
背景には日本人選手の現地プレミアリーグでの活躍による日本代表への期待の高まりとあわせて、人気がファッションにも波及していることがあげられます。ユニフォームをファッションの一部として着こなす「ブロークコア」のトレンドが世界で注目を集め、日本でも広がりをみせています。
スニダンにおいても、日本代表チームのアウェーユニフォームの取引数が開幕5日前と開幕日を比較して3倍超に急増。また、開幕後も日本代表チームの初戦に向けて取引数は増え続け、盛り上がりを見せています。(※3)
※1:財務省「令和7年の税関における知的財産侵害物品の差止状況(詳細)」2026年3月6日発表
https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/cy2025/20260306a.html
※2:アディダスジャパン直営店の売り上げ前回大会比
※3:2026年5月1日〜6月15日の「レプリカユニフォーム」の取引数から算出
こうした需要の高まりにより、二次流通市場では偽造品が拡大し、注意が必要な状況となっています。
本レポートでは、日本代表チームのサッカーユニフォームの購入時に注意すべき偽造品の真贋ポイントをご紹介します。
■偽造品真贋ポイント・注意点
ブランド:adidas
商品名 :サッカー日本代表 2026 ホーム レプリカ ユニフォーム “ジャパンブルー/アッシュブルー”
ポイント:
-
偽造品は胸のエンブレムの黒目部分のピッチが粗く円形も崩れて見えるほか、赤いラインが羽部分にまでかかるなど全体のデザインバランスに違和感が見られます。
-
スリーストライプスの縫製は正規品が白糸のみで統一されているのに対し、偽造品では複数色の糸が混在している場合があります。
-
国旗の枠部分も正規品は光沢のあるプリント加工なのに対し、偽造品では光沢がなくマットな仕上がりになっています。
ブランド:adidas
商品名 :サッカー日本代表 2026 アウェイ レプリカ ユニフォーム “オフホワイト/ブラック”
ポイント:
-
偽造品は胸のエンブレムのモチーフの足先が直線的で不自然な形状になっているのに対し、正規品では湾曲した自然な造形となっており、細部のディテール表現に違いが見られます。
-
国旗の部分は正規品がシリコン素材を使用しているのに対し、偽造品はプリント仕様となっており質感に差が出ています。
-
タグも偽造品には非公式の品番が記載されています。
■二次流通での購入時の注意点
フリマアプリやECサイトなどの二次流通では、出品者が「並行輸入品」、「海外限定」、「ノベルティ」、「アウトレット品」などと説明を添えて偽造品を販売しているケースが多く見られます。中には正規品の正規流通品も存在しますが、こうした表現を偽造品業者が“正規品らしく見せるための手口”として利用するケースも少なくありません。
特に「海外限定」「現地仕入れ」などの表記は、希少性を強調しやすいため注意が必要です。実際にはブランド公式の販売経路を通っていない、あるいは真贋が確認されていない商品が含まれる場合があります。
ただし並行輸入品そのものは違法ではなく、日本の正規代理店を経由せずに、海外の正規ルートから仕入れる合法的な流通形態です。重要なのは商品の真正性と品質が担保されているかどうかです。
並行輸入が適法となるための3つの要件
1. 真正商品であること(適法性の要件)
2. 日本と日本国外の商標権者の実質的同一性があること(同一人性の要件)
3. 品質の同一性があること(品質管理性の要件)
安心して取引を行うためには、購入前に販売経路や販売者の実績を確認し、真贋鑑定を経た商品を選ぶことが大切です。
■スニダン鑑定研究所について
2025年7月に設立。偽造品の研究・分析や鑑定技術の高度化を目的とした組織。X線検査装置・FT-IR・赤外線カメラ・UVライト・マイクロスコープといった各種機器を活用し、外観では判別が難しい内部構造や素材の違いまで確認しています。
また、鑑定拠点「スニダンベース」では100名以上の専門の鑑定士が常駐し、日々進化する偽造品の収集・分析を通じて鑑定精度を高めています。
今後も精巧化が進む偽造技術に対応し、「偽造品流通ゼロ」の実現に向けて、研究所での取り組みと現場の鑑定体制を連動させ、誰もが安心して取引を楽しめるマーケットプレイスを作り続けてまいります。
https://soda-inc.jp/snkrdunklab
■鑑定付きマーケットプレイス「SNKRDUNK(スニダン)」について
SNKRDUNK(スニダン)は、月間600万人以上が利用する鑑定付きマーケットプレイスです。アパレル、スニーカー、ホビー商品を中心に取り扱っています。すべての取引商品にて、鑑定を行うことで偽造品の流通を防ぎ、安心・安全な取引環境を提供しています。