金栗氏ご親族および地元・熊本県玉名市の快諾を受け命名。6月12日の大会当日に初授与へ
Ekiden Group Ltd.のプレスリリース
Ekiden Group Ltd.(代表:アンナ・ディングリー/Anna Dingley)は、2026年6月12日(金)に英国で開催する「FT日経 UK駅伝」において、企業・コミュニティ部門の優勝トロフィーを「金栗カップ(Kanakuri Cup)」と命名したことを発表いたします。
本トロフィーは、2026年6月2日(火)に英国の高級工芸ブランド「LINLEY」(以下リンリー)にて開催されたお披露目イベントで、デザインおよび名称が初めて公開されました。トロフィーには、能登半島地震で被災した家屋の木材が用いられており、英国のクラフトマンシップによって新たな形へと生まれ変わりました。
「金栗カップ」は、日本におけるマラソン・駅伝の発展に大きく貢献し、“日本マラソンの父”“駅伝の父”とも称される金栗四三(かなくり・しそう)氏への敬意を込めて命名されたものです。命名にあたっては、金栗氏ご親族の窓口である熊本県玉名市を通じ、ご親族より快諾をいただくとともに、同市からの協力で実現しました。
6月12日の大会当日には、企業・コミュニティ部門の優勝チームに「金栗カップ」が初めて授与される予定です。初代「金栗カップ」を手にするチームが決まる瞬間は、大会当日の大きな見どころの一つとなります。
■ 「金栗カップ」命名の背景・込めた想い
競技を通じた国際交流と地域連携を促進する「企業・コミュニティ部門」の優勝杯として、今大会より「金栗カップ(Kanakuri Cup)」と命名することを、新たに決定いたしました。この優勝杯は今後毎年、同部門の優勝チームへと受け継がれていく予定です。
この名称には、“日本マラソンの父”“駅伝の父”とも称される金栗四三氏への敬意と、日本で育まれてきた駅伝文化を英国の地で受け継いでいきたいという想いが込められています。
駅伝は、単に速さを競うだけでなく、「たすき」をつなぐことで仲間の想いを受け継ぎ、次の走者へ託していく競技です。UK駅伝では、この駅伝本来の精神を通じて、人と人、世代と世代、そして国と国をつなぐことを目指しています。金栗氏が築いた長距離走・駅伝文化への敬意を込め、その象徴となる優勝杯を「金栗カップ」と名付けました。
※UK駅伝は「大学対抗部門」と「企業・コミュニティ部門」の2部門で構成されています。「大学対抗部門」の優勝杯は、UK駅伝の創設を支援した日本経済新聞社の特別顧問であり、フィナンシャル・タイムズ名誉会長を務めるジョン・リディング氏への敬意を込め、「Ridding Cup(リディング・カップ)」と命名されています。
*金栗四三氏について
金栗氏は、日本人初のオリンピック選手(1912年ストックホルム)の一人であり、その後日本の陸上競技を世界へと接続した先駆者です。また、長距離走・マラソンの普及と発展に尽力しました。また、箱根駅伝の創設にも尽力し、現在も日本の駅伝文化を語る上で欠かせない存在です。
■能登の被災木材を用いたトロフィーを、英国リンリーでのイベントにて初披露
「金栗カップ」は、2026年6月2日(火)に英国の高級工芸ブランド「リンリー」にて開催されたお披露目イベントで、デザインと名称が初めて公開されました。
本トロフィーには、能登半島地震で被災した家屋の木材が使用されています。地元住民の協力のもと寄付された木材は、チャールズ国王の従兄弟であるDavid Linley氏が創業した英国の高級工芸ブランド「リンリー」のクラフトマンシップによって、新たな優勝杯へと生まれ変わりました。
イベントは、トロフィー制作に込められた意図や、金栗四三氏の名を冠する意義、能登の木材を英国で受け継ぐことの意味について紹介されました。また、金栗氏ご親族からのメッセージも紹介され、「金栗カップ」命名への快諾とUK駅伝への期待が伝えられました。
能登で被災した木材が、英国で「金栗カップ」として再生されることは、復興への願いと、日英両国の友好、そして駅伝における「たすき」の精神を象徴するものです。
■ トロフィーのデザインに込められた想い
「金栗カップ」のデザインには、駅伝における「たすき」の精神と、日本で生まれた駅伝文化を英国、そして世界へとつなぐ想いが込められています。
トロフィー上部には、世界とのつながりを象徴する地球儀が配され、駅伝が国や地域を越えて人々を結ぶ競技であることを表現しています。また、優勝チーム名を刻む真鍮プレートを備え、今後毎年、企業・コミュニティ部門の優勝チームへ受け継がれていくトロフィーとして設計されています。
素材には、能登半島地震で被災した家屋の木材に加え、ロンドンを象徴する木であるロンドン・プレーン材が用いられています。日本と英国、それぞれの土地に根ざした木材を組み合わせることで、復興への願い、日英の友好、そして世代を超えて受け継がれる継承の精神を表現しています。詳細なデザイン意図や素材に込められた物語については、リンリー側のコメントでも語られています。
<コメント>
◉金栗氏 親族代表/蔵土伸夫氏(金栗四三氏の三女:蔵土スミ子氏の長男)
「この度は、玉名市を通して素晴らしいお話を頂き大変名誉に思っております。生前の金栗も若い人たちのスポーツを楽しむ姿を見るのが大好きで、地域のマラソン大会や駅伝大会に積極的に参加していたと聞いております。祖父たちが100年前に蒔いた種が海を渡って英国の地で花を開いていることは私共親族も驚きに堪えません」
◉玉名市 金栗四三氏推進専門官/徳永慎二氏
「今回の『UK駅伝』、素晴らしい企画と思いました。金栗先生とは実家がお隣で、家族ぐるみのお付き合いをしているのですが、エピソードとして印象深いものは、私の小学校のマラソン大会で金栗先生に応援していただいた時のことです。レースが終わり「どうだった?」と聞かれ「終盤抜かれ上位に行けませんでした」と答えると「熊本弁:よかよか 次頑張ればよかタイ あきらめんならば 絶対成功するけんね!(標準語:大丈夫だよ 次に頑張ればいいよ あきらめなければ 必ず成功するよ)」と励ましてくれたのを今でも覚えています。「継続は力なり」ですね」
◉リンリー コマーシャル・ディレクター/ジャネット・ジョカット(Janet Jokat)氏
「今回の協業は、それぞれの作品に込められた文化的なつながりや象徴性の面でも、特に意義深いものだと感じています。
『Ridding Cup』では、160年以上前に英国へ初めて渡った日本人留学生たちが鹿児島の出身であったことを踏まえ、鹿児島の屋久杉とロンドン市内に広く植えられ“都市の肺”とも称されるロンドン・プレーン材を組み合わせ、日本と英国の歴史的な関係を表現しました。
今回新たに制作された『Kanakuri Cup』もまた、ヘリテージとつながりの物語をさらに受け継ぐことを大切にしています。
このトロフィーに使われている木材は、職人や創造的なクラフトマンシップで知られる石川県に由来するもので、2024年の能登半島地震で倒壊した家屋から回収されたものです。このトロフィーを通じて、木材は新たな目的と命を与えられ、困難を乗り越える力、再生、そして創造性とクラフトマンシップの不屈の精神を表しています。
この2つのトロフィーを特別なものにしているのは、デザインだけではなく、素材そのものに宿る特別な物語です。英国で駅伝という伝統を祝うとともに、日本のヘリテージ、クラフトマンシップ、そしてコミュニティへの敬意を、これらの作品を通じて表現できたことは、私たちにとってこの上ない光栄です」
◉UK駅伝創設者/アンナ・ディングリー代表
「UK駅伝は、『たすきをつなぐ』という駅伝本来の精神を通じて、人と人、世代と世代、そして国と国をつなぐことを目指しています。金栗四三氏は、日本の長距離走と駅伝文化の発展、そしてスポーツの国際化に大きな功績を残された方です。そのお名前を英国で生まれたこのトロフィーに冠することができ、大変光栄に思います。金栗カップが、日英両国の友情、挑戦、継承の象徴として未来へ受け継がれていくことを願っています」
■「FT日経 UK駅伝」について:開催概要
「FT日経 UK駅伝」は、日本発祥の長距離リレー競技「駅伝」を英国で展開する国際スポーツイベントです。2026年大会は、6月12日(金)に英国・ウィンザーからレディングにかけてのテムズ川沿いを舞台に開催します。本大会は、国外唯一の本格的な大学駅伝として、英国の大学対抗部門および企業・コミュニティ対抗部門で実施されます。競技としての発展に加え、日本各地の文化を英国へ発信する文化交流プラットフォームとしての役割も担っています。先日配信の第3回大会概要リリースに詳細を記載しておりますので、詳しくは下記よりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000165005.html
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名称:第3回FT日経 UK駅伝(英名:FT Nikkei UK Ekiden)
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日程:2026年6月12日(金)
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開催地:英国・ウィンザー〜レディング(テムズ川沿い)
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距離:約112km
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形式:10人 1チーム(男子5名、女子5名の男女混合)
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部門:大学対抗(17チーム)/企業・コミュニティ対抗(18チーム)予定
■スポンサー・サポーター
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ヘッドラインスポンサー:日本経済新聞社、フィナンシャル・タイムズ
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オフィシャルパートナー:アシックス
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オフィシャルスポンサー(アルファベット順):アビームコンサルティング、
アーカス・インベストメント、大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパ、日本航空、キッコーマン、マーシュ、サイエンス・イン・スポーツ、スポーツ・グラウンド、サントリー・グローバル・スピリッツ、UCC上島珈琲
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サポーター:英国大使館、日本国大使館、MUSUBI、日本政府観光局、英国空軍、石川県、一般社団法人東京俱楽部、サッポロビール、富士フイルム、ブリック・ローゼンバーグ、リンリー
■ 取材について・本件に関するお問い合わせ先
大会当日は、企業・コミュニティ部門の初代「金栗カップ」授与シーンの撮影・取材が可能です。現地取材および写真素材の提供については、下記問い合わせ先までご連絡ください。
メールアドレス press@ukekiden.com(日本語対応可:担当 芦田・マークス)
ウェブサイト https://ukekiden.com