ユーフォリア、サガン鳥栖×福岡医健と産学連携を始動。ユースのスタッツデータ整備からダッシュボード活用まで、3者で一気通貫

データと人材の共創で、地方クラブのアカデミー強化を支える

株式会社ユーフォリアのプレスリリース

アスリート向けデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を展開する株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮田 誠・橋口 寛、以下 ユーフォリア)は、Jリーグ所属のサガン鳥栖(運営:株式会社サガン・ドリームス、代表取締役社長:小柳 智之、以下 サガン鳥栖)、福岡医健・スポーツ専門学校(運営:学校法人滋慶学園、理事長:浮舟 邦彦、以下 福岡医健)とともに、データ活用と人材育成のための産学連携プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。

本プロジェクトは、サガン鳥栖ユース選手たちのプレーを分析したスタッツデータ整備に、福岡医健の学生たちが実践的カリキュラムの一環として参画し、データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」により統合する試みです。スタッツの生成から統合・可視化まで3者が役割を分担し、クラブのアカデミーダイレクターおよびトップチーム強化部が専用ダッシュボード上でユース選手の客観的データを参照できる体制構築の一環となります。

■ 背景:地方クラブが直面するデータ活用の構造的課題

ユーフォリアは、これまでサガン鳥栖トップチームの包括的なデータ活用推進を支援してきました。プロチームの現場では、走行距離やパフォーマンス指標といったスタッツデータの取得・分析環境が一定程度整備されているのに対し、育成年代では同様の体制を構築するリソース確保が難しく、データ整備そのものが大きな課題となっています。

「育成年代の選手を、データで支えたい」——この意志を持ちながら、実際にデータを整備するリソースを確保できないクラブは少なくありません。走行距離やパフォーマンス指標など、試合や練習で生まれるスタッツは、詳細な映像タギング作業を経て初めてデータ化されます。トップカテゴリーのクラブですら専任アナリストの確保は容易ではなく、地方クラブにとっては分析以前に「データが存在しない」状態が出発点となるケースが多いのが実情です。

サガン鳥栖もまた、ユースチームにおいて選手の映像データからパフォーマンス指標へと活用することへの意向は持ちながらも、リソース上の制約から、スタッツデータの体系的な整備に取り組めない状況に直面していました。本プロジェクトは、この課題に対し「学生の実践的参画」「データ統合技術」「専門ダッシュボード」という3つのピースを組み合わせることで、解決の一形態を示すものです。

あわせて本プロジェクトは、教育機関である福岡医健・スポーツ専門学校の学生がアナリストとしてクラブ運営に実践的に参画する点において、資金・物品の提供を中心としてきた従来のスポンサーシップとは異なる、人材育成を共同で行う新たなパートナーシップのかたちでもあります。

■ 取り組み内容:3者が担う役割分担

(1)スタッツ生成(福岡医健 学生)

4年制学科「スポーツマネジメントテクノロジー科」の学生がアナリストとして参画し、サガン鳥栖ユースの実際の試合映像を元に、ユーフォリアの品質基準に則って詳細なスタッツデータ(走行距離、プレー頻度等)を生成します。学習にとどまらず、クラブが実際に活用するデータを生み出す実務参画であり、スポーツテック領域における人材育成の新たなモデルとなります。

(2)データ統合・ダッシュボード構築(ユーフォリア)

ユーフォリアは、学生が生成したスタッツデータと、データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」が管理する選手のコンディションデータを統合し、閲覧環境を構築します。複数のデータソースを横断的に参照できる専用ダッシュボードを整備することで、選手のパフォーマンス推移を多角的に可視化します。

(3)育成・スカウティングへの活用(サガン鳥栖)

サガン鳥栖のアカデミーダイレクターおよびトップチーム強化部は、専用ダッシュボードを通じて、ユース選手のスタッツデータをコンディション情報と並走させながら参照します。客観的なデータを育成方針の検討材料やスカウティング基礎資料として活用することで、育成現場における意思決定の質的な向上に活用します。

▲福岡医健の学生アナリストが試合映像からスタッツデータを生成する様子

■ サガン鳥栖 アカデミーダイレクター 田中 智宗 様 からのコメント

「育成年代において、個々の選手の状態をより深く理解し、成長を支えていくためには、現場の感覚に加え、客観的なデータを同時に活用していくことが重要だと考えています。一方、日本の育成現場では、トップチームと同じ水準のデータ分析体制を整備することは簡単ではありません。その中で今回、株式会社ユーフォリア様、福岡医健・スポーツ専門学校様と連携し、新しい形でこの課題解決に取り組めることを大変嬉しく思っています。

学生の皆さんが実際のクラブ運営に関わりながら経験を積み、その成果が選手育成にも活かされる。この循環は、単なるデータ分析に留まらず、日本のスポーツ界における人材育成という面でも非常に意義のある取り組みだと感じています。サガン鳥栖アカデミーは、これまでも多くの選手を育成し、Jリーグや欧州へ送り出してきました。今回の取り組みを通じて、選手一人ひとりの成長をより多角的に支え、育成環境のさらなる向上に繋げていきたいと考えています。」

■ 今後の展望

今後、3者は本連携を着実に進め、複数組織が役割を分担してデータ価値を生み出す新たな共創のかたちを、ともに育ててまいります。

ユーフォリアは、本連携を通じて、データアナリスト人材の育成、Jリーグクラブをはじめとするスポーツチームの持続的な発展、そしてスポーツ科学の普及を通じた人々の健康改善まで、スポーツデータが社会に価値を生む環境の整備に貢献してまいります。

■ サガン鳥栖について:https://www.sagan-tosu.net 

サガン鳥栖は、佐賀県鳥栖市をホームタウンとするJリーグ所属のプロサッカークラブです(運営会社:株式会社サガン・ドリームス)。1997年に市民クラブとして創設、1999年Jリーグ加盟、2012年J1昇格。「アジアを代表する育成型クラブとなる」ことを目標に、U-18/U-15/U-15唐津/U-12のアカデミーを擁し、地域に根ざした人材育成に取り組んでいます。

■ 福岡医健・スポーツ専門学校(学校法人滋慶学園)について:https://www.iken.ac.jp

福岡医健・スポーツ専門学校は、福岡市博多区に所在する専門学校です。滋慶学園グループが掲げる「職業人教育を通して社会に貢献する」という使命のもと、医療・スポーツ分野を中心に9学科を設置しています。スポーツ分野では「スポーツマネジメントテクノロジー科」「スポーツ科学科」「理学療法科」「柔道整復科」「鍼灸科」を擁し、産学連携教育・現場実習を通じた即戦力人材の育成を進めています。

■ ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)について:https://one-tap.jp

「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・トレーニング機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータマネジメントシステムです。

アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートしています。現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1,700チーム以上に導入されています。

■ 株式会社ユーフォリア について

ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。スポーツ選手のコンディション管理・ケガ予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」、スクール・部活動のための運営管理アプリ「Sgrum(スグラム)」、各種団体のためのグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+(プラス)」などを開発・提供しています。さらに、これまでスポーツ界で培ってきたノウハウを生かし、一般企業のビジネス課題を解決する事業も推進中です。

本社  :東京都千代田区麹町4-8-1 麹町クリスタルシティ東館10階

設立  :2008年8月18日

代表者 :代表取締役社長 橋口 寛

事業内容:スポーツ領域におけるシステム開発・保守・コンサルティング、スポーツデータ活用による商品開発支援事業、健康経営支援事業

URL  :https://eu-phoria.jp/

各サービスサイト▼

ONE TAP SPORTS: https://one-tap.jp

Sgrum: https://service.sgrum.com

らくらく連絡網+: https://www.ra9plus.jp

【本件に関する報道関係者お問合わせ先】

株式会社ユーフォリア 広報担当 E-mail:pr@eu-phoria.jp

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