Aston Martin Japanのプレスリリース

- アストンマーティンTHORチーム、FIA世界耐久選手権でValkyrie自己最高成績を達成
- ハリー・ティンクネルとトム・ギャンブルの英国人コンビ、WECの好調な滑り出しで 2連続ポイント獲得
- Valkyrie、WECの過去4戦で連続ポイントフィニッシュ
- アストンマーティン、WECハイパーカークラスのマニュファクチャラーズランキングで4位に
- Valkyrieは、FIA世界耐久選手権とIMSAという2つの世界最高峰スポーツカーシリーズの両方で戦う、唯一の公道仕様ベースのハイパーカー
2026年5月10日、スパ・フランコルシャン(ベルギー):
アストンマーティンのハイパーカーValkyrieがスパ・フランコルシャン6時間レースにてFIA世界耐久選手権(WEC)自己最高の4位に入り、来月のル・マン24時間に向けて強力な基盤を築きました。
昨年カタールでデビューしてからWEC10戦目を迎えた今回、トム・ギャンブル(英国)とハリー・ティンクネル(英国)が駆る圧巻のブリティッシュ・ハイパーカーValkyrieは、白熱の激戦の末に優勝からわずか5秒差でフィニッシュラインを通過し、耐久レースならではの最高のアクションを見せてスタンドを大いに沸かせました。
アストンマーティンのワークスチームTHORのValkyrie 007号車は、残り2時間の時点で巧みな戦略的判断とティンクネルの見事なオーバーテイクが功を奏し、先頭争いに躍り出ました。セーフティカー導入のタイミングも、燃料補給と戦略調整に味方します。
ティンクネルが1周の間に鮮やかなオーバーテイクを2つ決めて10番手から8番手へと順位を上げた後、最終盤の2つのセーフティカー・ピリオドを経て、ギャンブルが2位を巡って戦う5台のマシンの1台となっていました。最後のリスタートで、ギャンブルはオー・ルージュでスピンしてしまったAlpineをうまく避け、最後の5分でToyotaをオーバーテイクして4位に浮上し、息をのむ猛ダッシュでフラッグを通過しました。
マルコ・ソーレンセン(デンマーク)とアレックス・リベラス(スペイン)のもう1台のValkyrie 009号車も、最後のセーフティカー・ピリオドの原因となった不運に見舞われなければ、ギャンブル/ティンクネル組と同様のポイント獲得を果たせたかもしれません。ソーレンセンとリベラスはともにトップ10内を好調に走り、最後から2番目のリスタートではソフトタイヤのスピードを活かせる絶好の位置につけていましたが、リベラスが5番手を追い越そうとしたときに高速区間のケメルストレートで芝生に逃げることを余儀なくされ、スピンしたことでリタイアせざるを得なくなり、素晴らしいパフォーマンスを見せていただけに残念な結果となりました。
今回はValkyrieのWEC自己最高成績であっただけでなく、007号車にとってはプログラム開始以降の最高成績であったと同時にドライバーの英国人コンビにとっては2連続のポイント獲得ともなりました。アストンマーティンはハイパーカークラスのマニュファクチャラーズ選手権で4位、ギャンブルとティンクネルはドライバーズランキングで9位に入っています。
Valkyrieは、昨年の富士(日本)と年末のバーレーンを合わせ、4戦連続ポイント獲得と記録を伸ばしています。金曜日の予選では、両Valkyrieがハイパーポールに進み、グリッド6番手と7番手を獲得する新記録も達成しました。
次回WECは6月13日~14日に開催される世界最大のモーターレース、第94回ル・マン24時間へと舞台を移し、最大の山場を迎えます。Valkyrieも、1959年にロイ・サルヴァドーリ(英国)とキャロル・シェルビー(米国)が伝説のレーシングカーDBR1でアストンマーティンにもたらした記念すべき総合優勝に加える新たな勝利を狙います。
ハリー・ティンクネル、アストンマーティンValkyrie 007号車ドライバー(WEC):「信じられないようなレースでした。最初のスティントでは、後で巻き返すのだから、ただ落ち着いて燃料節約に努めよう、と自分に言い聞かせていました。この選手権とレースでは、このサーキットで驚くようなことが起きます。最高のレースでした。昨年から今日まで、これほどまでにマシンを改良させてきたチームを最高に誇りに思います。今日のレースではそれが本当によく表れていました。常に超高速というわけではなかったものの、電光石火の走りもあり、今回からは多くを学び、それをル・マンに持って行きたいと思います。重要なのは、第1、第3セクターで好調だったことです。これらはル・マンに最も近いセクターなので、とても楽しみです」
トム・ギャンブル、アストンマーティンValkyrie 007号車ドライバー(WEC):「まったく予想していませんでした。残り2時間というところで11番手にいたので、好調なスピードを出せていたのに少々残念なレースになるだろうと思っていました。ところがその後、状況が大きく変わりました!レース終盤のセーフティカー導入が有利に働き、前に進むことができました。フラッグに向けた最後のダッシュでは危うい場面もあり、オー・ルージュでAlpineが目の前でスピンしたときには、これまでの人生が走馬灯のように目の前を流れていきました。巨大クラッシュまであと10インチというところで、しばらく心臓がバクバクしていました。どうにかToyotaをきれいに追い越し、最後には2位を巡る素晴らしい戦いもありました。チームを心から誇りに思っています。レースの最後には先頭にかなり迫ることができましたし、2連続でポイント獲得を果たし、しかもこれほど好調に獲得することができました。これは、ル・マンに向かう中で、大きく士気を高めることになると思います」
アレックス・リベラス、アストンマーティンValkyrie 009号車ドライバー(WEC):「結末に関わらず、それでも全体的に確実に良い週末でした。好調な姉妹車の007号車がもう少しで表彰台に届く好調なフィニッシュを決めたことからもわかります。ここまでの前進に満足してよいと思います。最終的に、チームの雰囲気としては、ル・マンに向けて自信を持って臨んでいます。これまでの前進に満足してよいと思いますし、24時間レースでまた一歩、歩を進める準備はできています。チームの懸命な努力と、これだけ速いマシンでレースさせてもらえることに、感謝しています」
マルコ・ソーレンセン、アストンマーティンValkyrie 009号車ドライバー(WEC):「もっと良い結果となって当然でした。最後の20分から30分に起きたことは少々不運で、理想的ではありませんでしたが、私たちは必ず立ち直ります。マシンが上位で戦えたのは素晴らしかったです。今は結果にひどくがっかりしています。今日、2台のうちどちらかは表彰台を獲得できたはずだと100%確信しています。全員が心から欲しいと思っていた最初の表彰台獲得がお預けになったのは残念です。チームは良い仕事をしてくれましたし、マシンは超高速でした。ル・マンでまた戻ってきます。そこで良い結果を出せることを願っています」
イアン・ジェームズ、アストンマーティンTHORチーム代表:「最高に興奮しました。一日中、心拍数が大きく揺れていました。2台のValkyrieは、レースを通してトップ10内で激しく戦ってくれました。アレックスに起きたことを考えると、当然少々ほろ苦い思いもありますが、4位フィニッシュは素晴らしい成績です。007号車の4位は、これまでの懸命な努力の成果です。トムは今年ずっと絶好調で、IMSA GTDのマシンで見事な仕事ぶりを見せています。今回は彼の実力と、彼がこのクラスで戦うべきドライバーであることを見せつけてくれました。Toyotaの外を回ってレ・コームに入っていくのは大変な動きでしたが、彼はそれをうまくやってのけました。チームは素晴らしい仕事をしました。私たちは最後にソフトタイヤに賭けましたが、そのおかげでアレックスは前を走るAlpineよりあれほど速く走れました。ファンからすれば、現在これ以上のレースは地球上にありません。これだけの数のマニュファクチャラーが上位6チームにあるのは、スポーツカー・レースの水準の高さと、エキサイティングさの証拠だと思います」
アダム・カーター、アストンマーティン耐久モータースポーツ責任者:「スパ・フランコルシャン6時間ほどの激戦レースで4位フィニッシュできたのは素晴らしい成績であり、アストンマーティンTHORチームにとっては来月のル・マン24時間レースに向けた準備にとても良いスタートとなりました。Valkyrieはスパ・フランコルシャンの週末を通して高い競争力を発揮しました。一生懸命努力を続け、ようやく好調なフィニッシュで報われたハリーとトムのためにうれしく思います。最後に首位とわずか5秒差でレースを終えたことは、現在どれほど高く競争力を上げてきているかを明確に示すものであり、6月という重要な月を前に十分に期待できる要素だと思います」

世界耐久選手権LMGT3クラス導入後初の
スパ・フランコルシャンの表彰台を獲得
- The Heart of Racing、スパ・フランコルシャン6時間で2位フィニッシュ
- イアン・ジェームズ、ザック・ロビション、マッティア・ドゥルディが激戦のスパ・フランコルシャンで表彰台獲得、世界選手権のスタートに弾みをつける
- アストンマーティンの最も成功を収めているレーシングカー、アストンマーティンVantageがスパ・フランコルシャンで17度目のWEC表彰台
アストンマーティンで最も成功を収めているレーシングカーのVantageが、The Heart of Racingチームとドライバーのイアン・ジェームズ(英国)、ザック・ロビション(カナダ)、ワークスドライバーのマッティア・ドゥルディ(イタリア)の大活躍により、スパ・フランコルシャン6時間のLMGT3クラス2位を獲得しました。
この成果は、強力なポイントフィニッシュに向けて戦う中でリタイアを余儀なくされた開幕戦イモラからの挽回となり、チームのチャンピオンシップ挑戦に再び火を付けました。
ハイパーポールに歩を進めた後、ロレックス・デイトナ24時間のポールシッターだったロビションがグリッド2番手を獲得したことで、ジェームズはクラスのフロントローからスタートしました。チーム代表でもあるジェームズは、そのポジションをキープしながらレース序盤でダブルスティントを務めました。
やがてジェームズはハイパーカーとの接触に見舞われますが表面的な損傷で済み、6番手でロビションに交代します。ロビションは順位を戻し、4番手を確保しました。
終盤の連続セーフティカー導入でレースがリセットされると、ドゥルディが王道の攻めを仕掛ける舞台が整いました。表彰台獲得に向けた激闘の末、ドゥルディは3位でフィニッシュしましたが、先頭走者がピットレーン違反で5秒のペナルティを課されたことで2位に繰り上がりました。
ジェームズは次のように述べています。「2位を獲得できたのは素晴らしいことです。自分も役割を果たし、ザックとマッティアも素晴らしい仕事をしてくれました。チームも一日中完璧でした。表彰台に再び立てたのも最高でした」
スパ・フランコルシャンでの2位は、2012年以来、Vantageにとって17度目の表彰台となります。この間、Vantageは5度のクラス優勝も果たしています。
昨年に世界最高峰のGT3レースであるスパ・フランコルシャン24時間レースを制したVantage GT3は、ウルトラ・ラグジュアリーなロードカーのVantageと同じメカニカルアーキテクチャを採用し、アストンマーティンの実績ある接合アルミシャシーを中心に組み立てられ、強力な4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載しています。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-bQEAX6VnHinku3qq
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBX707に加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは「ブレンドドライブトレインアプローチ」による内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。

