ユーフォリアと明治が実施した育成年代アスリートを対象とする共同研究成果が、国際誌『Frontiers in Nutrition』に掲載

ユーフォリアのスポーツ現場との顧客基盤・研究遂行力を生かし、食品メーカーのエビデンス取得を支援

株式会社ユーフォリアのプレスリリース

アスリート向けデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を展開する株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:宮田 誠・橋口 寛、以下 ユーフォリア)は、株式会社明治(本社:東京都中央区、代表取締役社長:八尾 文二郎、以下 明治)との共同研究の成果が、栄養分野の国際誌『Frontiers in Nutrition』に掲載されたことをお知らせいたします。

本研究は、サッカーチームに所属する育成年代の男子児童(10〜12歳)を対象に、乳たんぱく質・発酵乳たんぱく質の摂取が運動能力・体組成・腸内細菌に与える影響を調査したランダム化二重盲検プラセボ対照試験[*]です。研究計画の策定から参加者のリクルート、試験の実施、測定、データマネジメント、統計解析までをユーフォリアが担当し、その成果が国際誌掲載という形で結実しました。

[*]ランダム化二重盲検プラセボ対照試験とは、試験食品を参加者にも研究者にも伏せた状態で行う、科学的信頼性の高い試験方法

■ 研究の背景:スポーツ界の知見と顧客基盤を、企業の研究開発へ

ユーフォリアは、ラグビー日本代表をはじめ、71競技・1,700チーム以上のトップアスリートのコンディション管理を支援してきた実績を持ちます。その過程で培ってきたスポーツ科学の専門知見・専門家人材と、全国に広がるチーム・選手・保護者とのネットワークを生かし、近年はヘルスケア・フィットネス・食品・栄養など幅広い領域の企業に対して、臨床研究・実証実験の設計から実施、論文化までワンストップで支援しています。

明治は、子どもを対象とした栄養介入研究を通じて、自社製品の科学的エビデンスを構築し、製品開発・改良に活用することを目的として、本研究を企画しました。

子どもを対象とした栄養介入研究は、発育に関する専門的な知識、保護者対応から参加者の継続管理、データ取得の精度確保まで、成人を対象とした研究とは異なる難しさを伴います。スポーツ現場への深い理解と実行力が、研究の完遂を左右します。

■ 研究の概要

本研究は、育成年代アスリートを対象に、乳たんぱく質・発酵乳たんぱく質の摂取が運動能力・体組成・腸内細菌に与える影響を調査したランダム化二重盲検プラセボ対照パイロット試験です。

対象:サッカーチームに所属する男子児童 44名(10〜12歳)

  • 試験期間:8週間

  • 試験食品:プラセボ・乳たんぱく質・発酵乳たんぱく質の3群

  • 主な結果:

    • 乳たんぱく質・発酵乳たんぱく質を摂取した群はいずれもプラセボ群と比較して20m走のタイムが短縮

    • 発酵乳たんぱく質群ではプラセボ群と比較して体重(総体重)が増加

研究計画の策定から研究参加者のリクルート、試験の実施・測定・データマネジメント、統計解析までをユーフォリアが担当し、研究企画、論文執筆を明治が担当しました。

■ユーフォリアの研究設計・遂行における独自性

ユーフォリアは、スポーツ現場での長年の知見を生かし、研究の「完遂」にこだわった設計を行いました。

  1. 保護者・子どもの視点に立ったプロトコル設計

    試験への参加に対する保護者の懸念をできる限り払拭するため、食品の味・摂取の手間・子どもへの負担を考慮した試験設計を実施。参加の入口から継続まで、現場目線の工夫を積み重ねました。

  2. 継続率を高めるプロセスの徹底

    「どうすれば8週間続けられるか」を研究者視点だけでなく、子ども・チームスタッフの行動特性から逆算して設計。複数チームにまたがる試験においても、環境・手順を統一し、高い継続率を維持しました。

  3. 統計的に有効なサンプルサイズの確保

    脱落リスクの高い子どもを対象としながらも、44名という有効なサンプルサイズを維持。研究の信頼性と論文掲載の水準を確保しました。

  4. 測定まで一貫したデータマネジメント

    研究設計・研究参加者管理にとどまらず、パフォーマンス測定・データ収集・管理まで一貫して担当。R&D専門スタッフによるデータマネジメント体制が、精度の高いアウトプットを支えました。

■ 今後の展開

引き続きユーフォリアは、明治とともに本研究に関連した共同研究を継続し、この取り組みを深めてまいります。スポーツ科学の専門性と研究遂行力を強みに、健康食品・栄養・アパレル・ウエアラブルデバイスなど幅広い領域において、企業の研究開発・事業開発をワンストップで支援しています。スポーツ科学の知見を科学的エビデンスとして社会に実装し、人々の健康と豊かな生き方に寄与することを目指しています。

共同研究・臨床研究・実証実験の実施をご検討の企業の皆さまは、ぜひご相談ください。

■ 論文情報

  • 論文名:Fermented Milk Protein Consumption Improves Exercise Performance and Total Body Mass in Prepubertal Children: A Randomized Double-Blind, Placebo-Controlled Pilot Trial

  • 著者: Atsushi Kanda 1, Hironaga Ito 2, Ryosuke Takahashi 2, Yuki Urushizawa 2, Kei Tsukioka 2, Chiaki Sanbongi 1

  • 所属:

    1. R&D Division, Meiji Co., Ltd., Tokyo, Japan

    2. Euphoria Co., Ltd., Tokyo, Japan

  • 掲載誌:Frontiers in Nutrition, Sport and Exercise Nutrition section

  • 掲載日:2026年3月18日

  • DOI:https://doi.org/10.3389/fnut.2026.1755943

■ 株式会社ユーフォリア について

ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。スポーツ選手のコンディション管理・ケガ予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」、スクール・部活動のための運営管理アプリ「Sgrum(スグラム)」、各種団体のためのグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+(プラス)」などを開発・提供しています。さらに、これまでスポーツ界で培ってきたノウハウを生かし、一般企業のビジネス課題を解決する事業も推進中です。

本社  :東京都千代田区麹町4-8-1 麹町クリスタルシティ東館10階

設立  :2008年8月18日

代表者 :代表取締役 宮田 誠・橋口 寛

事業内容:スポーツ領域における ITソリューション提供(コンディショニング管理・各種データベース開発・コンサルティング)、スポーツマーケティング(戦略構築・商品企画・実行支援)、スポーツデータサイエンス、臨床研究支援、健康経営支援

URL  :https://eu-phoria.jp

各サービスサイト▼

ONE TAP SPORTS: https://one-tap.jp

Sgrum: https://service.sgrum.com

らくらく連絡網+: https://www.ra9plus.jp

【本件に関するメディア関係者お問合わせ先】

株式会社ユーフォリア 広報担当 E-mail:pr@eu-phoria.jp

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