日本の伝統スポーツを通じて日英文化交流の架け橋に/規模・関心ともに拡大、初のシード・予選制度導入/石川県とも連携し、能登震災復興を支援
Ekiden Group Ltd.のプレスリリース
Ekiden Group Ltd.(代表:アンナ・ディングリー)は、日本発祥の長距離リレー競技
「駅伝(Ekiden)」を英国で普及・発展させる取り組みとして「FT日経 UK駅伝(以下、
UK駅伝)」第3回大会を2026年6月12日に開催いたします。
本大会は、英国における駅伝競技の発祥となるイベントであり、大学対抗の長距離リレー競技として展開されています。昨年「Ekiden」という言葉がオックスフォード英語辞典に採用されて以降初の開催となり、日本国外唯一の本格的な大学駅伝として、競技規模・関心ともに拡大を続けています。
英国では前例のない大学対抗の長距離チーム競技として、競技性の高さの面でも注目を集めています。また本大会は、日英両国の歴史的・文化的なつながりを象徴するイベントとしての側面も持っています。
■ 大会概要
本大会は、英国・ウィンザーからレディングにかけてのテムズ川沿い約112kmを舞台に実施いたします。1チーム10名(男女混合)によるリレー形式で、大学対抗部門および企業・コミュニティ対抗部門に分かれて競技を行います。
駅伝は長距離のリレー形式で行われる競技であり、本大会は日本国外唯一の本格的な大学駅伝大会です。「たすき」をつなぐ日本の伝統的なルールを基盤としつつ、男女混合チーム編成など、英国ならではの進化も遂げています。
・ 名称:FT日経 UK駅伝(英名:FT Nikkei UK Ekiden)
・ 日程:2026年6月12日(金)
・ 開催地:英国・ウィンザー〜レディング(テムズ川沿い)
・ 距離:約112km
・ 形式:10人 1チーム(男子5名、女子5名の男女混合)
・ 部門:大学対抗(17チーム)/企業・コミュニティ対抗(18チーム)予定
< 2026年大会の主なポイント>
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「Ekiden」がオックスフォード英語辞典に採用後、初の開催
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参加大学数が17校へ拡大(初年度は3校)
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参加希望増加に伴い、初のシード・予選制度を導入
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英国の陸上競技統括団体「England Athletics」公認イベントとして実施
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日本から立命館大学(昨年優勝校)がゲスト参加
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企業・コミュニティ部門を含め約35チーム規模で開催
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石川県と連携し、能登半島地震復興支援を実施
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チャールズ英国王の従兄弟にあたるデービット・リンリー氏率いる高級工芸ブランド「LINLEY」(以下:リンリー)が能登半島地震で被災した家屋の木材を用いトロフィーを特別制作
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英国国民的人気キャラクター、くまのパディントンも応援に登場予定
■ 日英交流の象徴としてのUK駅伝
本大会は、日本発祥の駅伝という競技そのものを英国で展開することにより、スポーツを通じた日英交流の新たな形を体現するイベントです。
本大会は、2024年に箱根駅伝100回目の節目および、天皇皇后両陛下の英国国賓訪問を記念して創設されました。開催時期も国賓訪問と重なっており、日英両国の友好関係を象徴するイベントとして位置付けられています。また、本大会は英政府による日英の文化・人的交流を促進する「MUSUBI Initiative」のパートナーとしても位置付けられており、スポーツを通じた両国の関係深化にも寄与しています。
コースは、英国王室の居城であるウィンザー城の麓をスタートし、天皇陛下がオックスフォード大学在学中に研究対象とされたテムズ川沿いを走行、さらに陛下のご著書『テムズとともに』にも登場するヘンリー橋を通過するルートで構成されています。こうした取り組みを通じて、日本と英国の歴史的・文化的つながりを体感できるイベントとなっています。
■ 出場チームと見どころ
大学対抗部門では、前回(2025年)大会準優勝ラフバラー大学をはじめ、オックスフォード大学(第1回大会優勝校)、ケンブリッジ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)など、英国を代表する強豪大学が出場予定です。英国トップ大学による対抗戦として、実力校同士の競争構図にも注目が集まっています。また、日英交流特別招待枠として、前回優勝を果たした立命館大学のゲスト参加も決定しています。
また、企業対抗部門では、スポンサー企業が単なる協賛にとどまらず、自らチームとして出場する点も特徴であり、日系企業に加え英国メディア関係者や英国空軍チームなども参加予定です。下記が現時点での出場校・出場チームの一覧です。
<大学対抗部門 出場校>
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ラフバラー大学(第2回大会準優勝校/2025年)
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セント・メリーズ大学
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リーズ大学
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エクセター大学
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バーミンガム大学
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ケンブリッジ大学
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ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
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エディンバラ大学
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オックスフォード大学(第1回大会優勝校/2024年)
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カーディフ大学
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ニューカッスル大学
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バース大学
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ダラム大学
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キングス・カレッジ・ロンドン
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ブリストル大学
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ロイヤル・ホロウェイ大学
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立命館大学(第2回大会優勝校、2026年ゲスト参加)
<企業対抗部門 出場チーム>
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日経・FTグループ 1、2、3
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アシックス 1、2
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アビームコンサルティング
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アーカス・インベストメント
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大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパ
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日本航空
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キッコーマン
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マーシュ
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スポーツ・グラウンド
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サイエンス・イン・スポーツ
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サントリー・グローバルスピリッツ
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UCC上島珈琲
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国賓訪問記念チーム
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英国空軍
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ストーリーテラーズ・チーム
■ 石川県との連携および能登復興支援
UK駅伝では毎年1つの都道府県にフォーカスを当て、地域振興にも取り組んでいます。
2026年大会では石川県と連携し、能登半島地震からの復興支援を目的とした取り組みを実施いたします。主な取り組み内容は以下の通りです。
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石川県陸連と連携、選抜された能登地域の大学生を大会に招待
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被災木材を活用したトロフィー制作
(チャールズ英国王の従兄弟が設立した高級工芸ブランド「リンリー」がデザイン・制作) -
地域コミュニティ支援団体への寄付活動
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スポーツを通じた国際交流とともに、継続的に様々な活動への支援に取り組んで参ります。
■ 教育・社会的取り組み
本プロジェクトでは、文化交流イベントとしての役割も持ち、教育的な活動も展開しています。
大学生のみならず、英国の小学生を対象とした「ミニ駅伝」を実施し、次世代への興味喚起・浸透に向け活動するほか、日本文化への理解促進活動なども行っています。
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全国英国の約50校の小学生向け「ミニ駅伝」の実施
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日本文化理解を促進する教育プログラムの展開
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参加機会の平等の推進のため、学生参加費を無料に
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男女混合チームによるダイバーシティの実現
■ 主催者、ヘッドラインスポンサーのコメント
*創設者・アンナ・ディングリー
「UK駅伝はUKでも特別なレースであり、人々が“自分も参加したい”と憧れるチームレースでもあります。大学チームは予選を通過する必要があり、一方で企業チームは大会を支援しながら学生たちと共に競い合います。大学側の費用は大会側で負担し、各大学を代表する男女混合チームが参加することで、平等で高い競技レベルの環境を実現しています。
予選制度を導入したことで、競技レベルはさらに高まりました。学生スポーツ界における注目イベントとして急速に存在感を高めています。
今年、UK駅伝がEngland Athleticsの公認ライセンスを取得したことは、大きな節目となりました。これにより大会の信頼性がさらに高まり、正式かつプロフェッショナルに運営される選手権大会としての地位がより強固なものになっています。
私は、第100回箱根駅伝をきっかけに、駅伝が社会全体一丸となり次世代を応援する文化であることを実感しました。日本において、駅伝文化とチームワークは非常に重要であり、それはまさに“心”をつなぐものです。私たちは、UK駅伝もまた100年続く大会に育てていきたいと考えています。
現在の英国において、新卒の就職市場は非常に厳しい状況にあり、ニュースの見出しも不安を感じさせるものが多く見られます。
UK駅伝は、企業と学生たちが直接交流できる貴重な機会でもあります。今年は新たな取り組みとして、会場内でスポンサー企業によるトークセッションを実施し、ご自身のキャリアや実践的なアドバイスを共有いただくことで、学生選手たちが卒業後のキャリアの可能性をより具体的に考えるきっかけとなることを目指しています」
*日本経済新聞社 代表取締役社長 飯田展久氏
「FT日経 UK駅伝は、日経とフィナンシャル・タイムズの緊密なパートナーシップ、そして日本と英国の揺るぎない絆を象徴する、団結の精神を体現するイベントです。スポーツという共通の言語を通じて人々を結びつけ、たすきによってつながりを生み出すこの歴史的な取り組みに、日経が参加できることを光栄に思います」
*フィナンシャル・タイムズ 最高経営責任者(CEO)ジョン・スレード氏
「UK駅伝の魅力は、日本と英国において、スポーツ、文化、そして学術などそれぞれの伝統の良さを結びつけている点にあります。チームワークを軸とした本レースは、私たちにとって、人やブランド、そしてグローバルな視点にポジティブな影響をもたらす、非常に価値のあるイベントであると考えます」
■ 今後の展望
本大会は、英国における新たな大学スポーツとしての定着を目指すとともに、日本発祥の競技である駅伝が国際的なスポーツ文化として広がる可能性を示す取り組みとして、今後さらなる発展を目指してまいります。
■スポンサー
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ヘッドラインスポンサー:日本経済新聞社、フィナンシャル・タイムズ
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オフィシャルパートナー:アシックス
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オフィシャルスポンサー(アルファベット順):アビームコンサルティング、アーカス・インベストメント、大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパ、日本航空、キッコーマン、マーシュ、サイエンス・イン・スポーツ、スポーツ・グラウンド、サントリー・グローバル・スピリッツ、UCC上島珈琲
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サポーター:英国大使館、日本国大使館、MUSUBI、日本政府観光局、英国空軍、石川県、一般社団法人東京俱楽部、サッポロビール、富士フィルム、ブリック・ローゼンバーグ、リンリー
■ 本件に関するお問い合わせ先
メールアドレス press@ukekiden.com(日本語対応可:UK駅伝PR事務局・芦田)
ウェブサイト https://ukekiden.com