【ファイナル振り返り】ノジマTリーグ 2025-2026シーズン

一般社団法人Tリーグのプレスリリース

ノジマTリーグ 2025-2026シーズン終了

◆3月27日(金)
・男子ファイナル
木下マイスター東京 3-0 金沢ポート

優勝 木下マイスター東京
プレーオフMVP #17 リン ユンジュ

KM東京が5度目の王者に 金沢は”3年目の正直”ならず

男子ファイナルはKM東京vs 金沢ポートの一戦。平日にも関わらず、両チームの応援団がかけつけ、大声援の中、試合が行われた。

第1マッチのダブルス、リン ユンジュ/ヤン アンというレギュラーシーズン5勝0敗のエースペアを起用したKM東京に対し、金沢は初ペアとなる小林広夢/チャン ウジンを起用。日本、韓国、中国、チャイニーズタイペイ、屈指のダブルス巧者のマッチは非常にレベルの高い戦いが繰り広げられた。第1ゲームはレギュラーシーズンの勢いそのままにKM東京ペアが先取。第2ゲームは一転、金沢ペアがフォア強打やラリーで強さを見せ11-5でこのゲームを奪う。最終ゲームはお互いタイムアウトを使用し、9-9の場面までもつれるも、最後はリンユンジュのカウンターとブロックが決まりKM東京が先行する。

第2マッチはオーダーが開示されていた田中佑汰と、その田中に国内の選考会で勝利している超新星・川上流星の戦い。
持ち味である守備力に加え、今までにない程の攻撃的な卓球を見せた田中が第1ゲームを奪う。
「最初は緊張して足が全然動かなかった」という川上に対し、第2ゲームも先行した田中だったが、ここから川上が16歳とは思えぬミスの少なさを見せ逆転。ゲームカウントをイーブンに戻す。
第3ゲームは田中がサーブの配球の良さや変幻自在のバックハンドを見せ勝利するが、第4ゲームは競り合いとなった展開を粘りと台上技術で上回った川上が奪い、ゲームオールに。
最終ゲームは川上が持ち味の両ハンドを見せ10-7でゲームポイント。田中もネットインをねじ込むプレーで粘ったが、一歩及ばず。KM東京・王凱監督代が、「成長スピードに衝撃を受けている」と評した川上が、プレーオフ初勝利をあげ、KM東京は優勝に王手をかける。

第3マッチは世界トップレベルのカード、KM東京・リン vs 金沢・チャン。第1ゲームからフィジカルの強さや技術力の高さ、また判定の怪しいボールにチャンが自ら失点を選ぶフェアプレー精神を見せるなど、あらゆる面で世界最高峰の試合が繰り広げられた。
試合はサーブレシーブで優位に立ったリンが、第1ゲームと、勢いそのままに第2ゲームも奪う。第3ゲームでは、チャンがフォアドライブで得点を奪う場面もあったが、試合の流れを渡さなかったリンがストレート勝利。KM東京が2シーズンぶり5度目の優勝を果たした。

◆3/28(土)
・女子ファイナル
日本生命レッドエルフ 2-3 木下アビエル神奈川

優勝 木下アビエル神奈川
プレーオフMVP #16 張本 美和

女子ファイナルは歴代最長”4時間2分”の大激戦

女子ファイナルは、レギュラーシーズン1位の日本生命レッドエルフとセミファイナル勝者の木下アビエル神奈川の一戦。3145人の観客がこの激戦を見届けた。

第1マッチのダブルス、日本生命はペアとして5連勝の笹尾明日香/上澤杏音ペア、KA神奈川は今年の全日本を制した張本美和/長﨑美柚ペアを起用。第1マッチの第1ゲームから20-18までもつれる激闘を展開。この1ゲーム目を良いコンビネーションで制した日本生命ペアが流れをつかむかと思いきや、第2ゲームは出だしからリードを奪ったKA神奈川ペアが勝利しファイナルゲームへ。最後は、強気の両ハンド攻撃を成功させたKA神奈川ペアに軍配が上がった。

第2マッチは世界ランク5位の張本美和がダブルスから連続出場。対する日本生命は世界ランク9位の早田ひなが登場し、世界トップランカー同士の組み合わせとなった。ここ一年多くの試合でフルゲームの激闘を展開する両者の対戦は、今対戦もフルゲームまでもつれる展開に。両ハンドの球威を中心に点数を奪う早田。ピッチやコースの厳しさを中心に点を奪う張本。白熱の最終ゲームは台から近い距離で早田を揺さぶった張本が11-8で勝利。KA神奈川が2シーズン連続の優勝に王手をかける。

第3マッチはKA神奈川がチェン イーチンをアドバンテージによりオーダー開示。日本生命はそのチェンから勝利を挙げている赤江夏星を起用した。チェンの軽快なフットワークから放たれるフォアハンドvs赤江の両ハンドの前陣カウンターという様相を呈した試合。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲームでは、8-3とリードした赤江に対し、チェンも8-7まで追いつく。ここでタイムアウトをとった赤江が、反撃の流れを断ち切り、第3ゲームを奪うと、勢いそのままに第4ゲームもとり、ゲームカウント3-1で赤江が勝利した。

続く第4マッチはKA神奈川のキャプテン・平野美宇と選考会で優勝し、日本代表となった成長株・面手凛の一戦。序盤は平野が経験の差を見せゲームカウント2-0とし優勝に王手をかける。しかしここから面手が強化してきたフォアハンド攻撃と元々得意としていたバックハンド攻撃で流れをつかみ、第3,第4ゲームを取り、ファイナルゲームへ。両ハンドの勢いで点を奪う面手に対し、技術の巧みさで点を奪う平野。巻き込みサーブから強打の展開に活路を見出した面手が18-16までもつれた試合を制し、マッチカウントを2-2とする殊勲の一勝を挙げた。

ビクトリーマッチは、日本生命・早田 vs KA神奈川・平野のキャプテン対決。日本卓球界を代表する黄金世代対決が実現した。序盤は平野リードで進むも、早田も追い上げ8-8に。ここで平野がネットイン後のサーブをサーブミス。早田が初めてリードを奪うも、次の一点を完璧なシュートドライブで平野が奪い9-9と試合はクライマックスを迎える。続く早田のサーブ2本に対し、バックドライブで振りぬいた平野が4時間を超える熱戦に決着をつけた。

第4マッチで敗れた直後のビクトリーマッチに、「なんで自分を書いたんだ」と振り返った平野だったが、「自分自身の第4マッチで敗れた責任を取り返せるのは自分」と切り替え、涙の勝利をあげた。

木下アビエル神奈川は自チーム初の連覇を達成。こちらも初となるKM東京とのアベック優勝を成し遂げた。

来シーズンの開幕戦は初の海外開催!

本メルマガをもって「ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」の振り返りと見どころは終了となります。今シーズンもご声援ありがとうございました。

来シーズンの開幕戦は初の海外開催!台湾・新竹県での開催となります。

開催日:2026年7月25日(土)
男子開幕戦:T.T彩たま vs 木下マイスター東京
女子開幕戦:木下アビエル神奈川 vs トップおとめピンポンズ名古屋

開幕戦の情報、2026-2027シーズンのその他開催スケジュール等は決まり次第発表!
7月までノジマTリーグはお休みとなりますが、各種イベントの実施や、新たな契約選手、移籍選手の情報なども随時発信してまいります。
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