ヤマハ発動機株式会社のプレスリリース
~昨年末発売FX JAPAN LIMITED、「ボルト一本まで高品質」細部にこだわるモノづくり精神~
水上バイクウェーブランナー40周年記念モデル「FX JAPAN LIMITED」
国内メガネ産地の技術を部品に採用
「“ヤマハクオリティ”を満たすためにボルト一本まで高品質を目指しました」。当社の水上バイクウェーブランナー40周年記念モデル「FX JAPAN LIMITED」開発リーダーを務めた井上かおりさん(マリンWV開発部WV機能開発グループ)は自信に満ちた表情でこう語ります。
ウェーブランナーは1986年に当社が発売を始めた水上バイク。これまでの累計生産台数は150万台以上に上ります。初代モデルを出してから40周年を迎える今年、記念モデル限定120台を昨年12月から販売しています。節目を記念し企画された「FX JAPAN LIMITED」は、ヤマハ発動機が長年大事にしてきた細部にまでこだわるモノづくり精神を感じてもらえる製品になっていると井上さんは言います。
こだわりの1つに、艇体の各パーツの固定に用いられている金色のボルトが挙げられます。当初採用しようと考えていたボルトは、耐食性を評価する塩水試験で塗装が剥離してしまう事態に。「お客様に届ける製品には妥協のない品質を」。そう考えた井上さんは「人が汗をかくことを考え作られている眼鏡素材を扱うメーカーなら、耐食性ある部品を作っていただけるのでは」と着想。今まで取引の無かったメガネの産地で知られる福井県鯖江市の企業に自らアプローチしました。予想は的中し、鯖江産のボルトは当社の長時間に及ぶ厳しい評価試験をクリア、40周年記念モデルを構成する部品として採用されました。
色へのこだわりを語る当社社員の井上かおりさん(右)とGK京都の笹倉秀介さん
「成長」の色として“ワインレッド”
今回の記念モデルで忘れてはならないこだわりの点はそのカラーリングです。黒地にワインレッドの配色にした背景には、ウェーブランナーを長年ご愛顧いただいているお客様への当社からの感謝の気持ちが込められていると言います。
記念モデルの製品デザインを井上さんと共に生み出し、長年当社マリン製品のデザインに携わる社外デザイナーの笹倉秀介さん(GK京都)は、カラーリングの狙いについて「近年トレンドというよりも、初代モデルでも使われていた赤色をオマージュしたいという想いで色の検討を始めました。販売から年を重ね、製品として成長した印象を持って頂ければと、当初の鮮やかな赤色から色合いの変化を感じられる ワインレッドの色を選びました」と説明します。
愛好家への“恩返しモデル”の「FX JAPAN LIMITED」。井上さんは「私たちは今回のワインレッドを“きらめく深紅”とも表現しています。光の当たり方で様々な表情が見えるカラーリングになっているので、乗るたびに新鮮さを感じてもらえるかと思います」と話します。
■広報担当者より
何度も試作を重ねてたどり着いた“FX JAPAN LIMITED”のワインレッドは、見る角度や光の当たり方によって表情が大きく変わります。当モデルは、今年の「ジャパンインターナショナルボートショー2026」にも出展予定ですので、40年のウェーブランナーの歴史に思いを馳せながら、写真では伝わりきらないこの色合いを、ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。