国境なき医師団 「東京マラソン2020チャリティ」に寄付先団体として参加

国境なき医師団のプレスリリース

国境なき医師団(MSF)日本は昨年度に続き、一般財団法人東京マラソン財団が主催する社会貢献事業「東京マラソン2020チャリティ」に寄付先団体として参加します。チャリティランナー、および寄付の受付は、2019年7月上旬から東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイトで開始されます。

東京マラソン2020チャリティを通じて、参加希望者は、各自が選んだ寄付先団体に10万円以上の個人寄付をし、希望する場合は、チャリティ活動をアピールしていただくチャリティランナーとして2020年3月1日(日)開催予定の東京マラソン2020に参加することができます。このほか、クラウドファンディングで一定期間に集めた寄付金総額に応じて選定されるクラウドファンディングチャリティランナーとして参加することもできます。寄付金は税制優遇の対象となります。

東京マラソン2019チャリティの寄付金、パレスチナでの医療援助に

2019大会では、MSFのチャリティランナー176人、寄付件数246件、寄付総額18,404,000円となりました。寄付金は、中東パレスチナのガザ地区で、紛争や暴力によって傷ついた人びとの外科治療、リハビリ、心のケアの提供に役立てました。

東京マラソン2020チャリティの寄付金、ヨルダンでの医療援助に決定

2020大会では、MSFへの寄付金をヨルダンの首都アンマンにあるMSFの再建外科病院へ送り、紛争などで負傷した人びとの専門的な外科治療に役立てます。2006年に建設された同病院は、中東全域から患者を受け入れ紛争による被害者を治療しています。

MSFは「国境なき医師団マラソン部」のアカウント名でSNSを中心に情報発信をしています。東京マラソンチャリティを通じて多くのサポーターの皆様とつながり、2020大会に向けてコミュニケーションをとってまいります。MSFの医療・人道援助の取り組みに、ぜひご賛同ください。

国境なき医師団(MSF)は、紛争や災害、貧困などによって命の危機に直面している人びとに医療を届ける国際的な民間の医療・人道援助団体。「独立・中立・公平」を原則とし、人種や政治、宗教にかかわらず援助を提供する。医師や看護師をはじめとする海外派遣スタッフと現地スタッフの合計約4万5000人が、世界約70の国・地域で活動している。1999年、ノーベル平和賞受賞。

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