~非認知能力測定システム「みらぼ」を活用し、データドリブンでの次世代教育の実践~
リーフラス株式会社のプレスリリース
子ども向けスポーツスクールの運営や部活動地域展開支援などを行うリーフラス株式会社(LEIFRAS CO.,LTD.、Nasdaq:LFS、本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:伊藤 清隆)は、非認知能力測定システム「みらぼ」を用いて実施した調査・分析結果を公開しました。
児童126名の非認知能力システム「みらぼ」と新体力テストの結果を用いて、非認知能力の成長に影響のある要因を分析しました。
その結果、子どもの非認知能力(人間力)の向上において、「スポーツが好きであること(嗜好性)」が極めて重要な要因であり、有意な相関係数を持つことが明らかになりました。
なお、非認知能力とは、当社が定義する5つの要素(挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力)のことを指し示しております。
■調査結果:スポーツを好きな気持ちと非認知能力の相関関係
1. 「スポーツが好き」な児童ほど非認知能力が高い
非認知能力の合計スコアと「スポーツするのが好きか」という項目の間で相関分析を行った結果、相関係数 r = 0.34という相関関係が確認されました。
統計的知見:実際の運動能力の指標である体力テストの合計点と非認知能力の相関(r = 0.21)と比較して、「スポーツが好き」という主観的な意識の方が、非認知能力とより強く結びついていることが判明しました。
2. 「スポーツが好き」という意識が育む5つの能力
本調査では、スポーツへのポジティブな意識が、当社が定義する非認知能力の5つの要素(挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力)すべてにおいて好影響を与えていることが示されました。特に「自己管理力」や「課題解決力」において、スポーツを好む児童ほど高い傾向が顕著に見られました。
3. 特定要素への強い影響(自己管理力・課題解決力)
非認知能力の5要素の中でも、特に「自己管理力(感情の抑制や規則正しい生活)」において r = 0.39 、「課題解決力(困難への工夫と挑戦)」において r = 0.29 という相関が見られました。これは、スポーツを好むポジティブな姿勢が、自分を律する力や困難に立ち向かう力の育成と密接に関わっていることを示唆しています。
4. 「好き」という意識が非認知能力の基盤を形成
これらの結果は、単に「運動ができる・できない」というスキルの多寡よりも、スポーツという活動に対して前向きな意識を持っていること自体が、非認知能力を高い水準で安定させる重要な要因であることを裏付けています。
■ リーフラスの指導方針との関係性
今回の分析結果は、当社の指導方針が子どもたちの成長にどのように寄与するかを、改めて認識させるものとなりました。
・本分析の対象範囲について
今回の調査・分析は、特定のスポーツスクール会員を対象としたものではなく、学校教育現場における一般児童を対象に実施いたしました。スポーツ習慣の有無を問わず一般の児童を調査した結果であることは、本調査の妥当性と普遍性を担保する上で極めて重要な意義を持つと考えられます。
・「スポーツが好き」を育む指導理念
当社は創業以来、勝利至上主義ではなく非認知能力の育成を重要視したスクール指導を展開しています。指導の現場から体罰や暴言を排除し、「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」指導を行うことで、「うまくできないと叱られる」「失敗したら笑われる」などのスポーツが嫌いになる要素を除いた指導を展開しています。この指導方針は、子どもたちの非認知能力の育成に資するものであることが明示されました。
・理念の継続的な実践
今回の分析で得られた「スポーツを好きな気持ちと非認知能力の相関」という知見を鑑み、今後も一人ひとりの意欲を引き出し、スポーツを好きになるきっかけを作る指導を継続して実践してまいります。
■ 非認知能力測定システム「みらぼ」とは
「みらぼ」は、リーフラススポーツスクールが蓄積してきたノウハウをもとに、スポーツ心理学の専門家と共同研究を行い、これまで感覚的な判断に頼っていた非認知能力の数値化を実現したツールです。
当社は「挨拶・礼儀」「リーダーシップ」「協調性」「自己管理力」「課題解決力」の5つの能力を非認知能力として定義し、「みらぼ」で測定することで、子どもたちの非認知能力の現在地を知り、より伸ばしていくための目標や指導方針の設定に活用しています。
■ 今後の展望
当社は「みらぼ」を通じたデータの可視化をさらに進め、教育の質の向上に貢献してまいります。
・新しい分析視点の確立
今回の調査は、「スポーツが好き」という前向きなマインドセットが、非認知能力と運動機能(体力)の双方に深く関係していることを明らかにした新しい分析事例となりました。
・継続的な要因探求と研究の深化
今後は、非認知能力がどのようなプロセスで向上していくのかをより詳細に解明するため、期間を置いた複数回の測定(縦断研究)などを実施し、成長を左右するさらなる要因探求を進めていく方針です。
■ リーフラス株式会社について
リーフラス株式会社は、『スポーツを変え、デザインする。』という企業理念のもと、社会課題をスポーツにより解決することを使命と捉え、ソーシャルビジネスを実践している企業です。
子ども向けスポーツスクール事業の会員数は約70,000名にのぼり、部活動支援・ヘルスケア・地域共動事業などを通じて、今後もスポーツビジネスで社会に貢献していくために尽力してまいります。
【会社概要】
社名 : リーフラス株式会社(LEIFRAS CO.,LTD.)
上場市場 : Nasdaq Capital Market
ティッカー(米国証券コード):LFS
本社 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー20階
設立年月日 : 2001年8月28日
代表者 : 代表取締役CEO 伊藤 清隆
資本金 : 784,666,480円(資本準備金を含む)
事業内容 : スポーツスクール事業 イベント事業 アライアンス事業
部活動支援事業 地域共動事業 ヘルスケア事業
放課後等デイサービス『LEIF』事業
ホームページ : https://www.leifras.co.jp/
IRサイト : https://ir.leifras.co.jp/jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
本件に関する詳細や、「みらぼ」に関するお問い合わせ、取材のお申し込みは、下記までお問い合わせください。
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