「Female Athlete Conference 2020 ~女子選手のヘルスケアを考える~」を開催します

公益財団法人日本スポーツ協会のプレスリリース

スポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、近年の競技スポーツにおいて女性アスリートが活躍している一方、スポーツによる健康問題が問題視されている中で、女性を取り巻くスポーツに関する活動環境の充実や改善を通してスポーツへの参加を促進するため、女性アスリートやその指導者の支援に取り組んでいます。

女性アスリートには、月経異常、月経に伴う症状、貧血及び摂食障害など女性特有の健康問題を抱え、十分にパフォーマンスを発揮できない例や、誰にも相談できずにひとりで悩んでいる例が少なくありません。女性アスリートが現役時代のみならず引退後も生涯にわたり健康的にスポーツを続けるためには、スポーツ指導者、養護教諭及び学校医などの支援者が、発育発達や身体活動量に応じた指導、女性特有の健康問題やその対処法を理解することが大切です。
そのため、JSPOなどが構成団体となっている一般社団法人女性アスリート健康支援委員会(東京都新宿区/会長 川原貴)は、女性のスポーツに関わる支援者を対象に、婦人科、栄養学、精神医学などの知見及びその対処法に関するカンファレンスを開催いたします。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

【プログラム】
12:00~13:00 受付

13:00~13:15 開会挨拶

13:15~14:20
「女性アスリートの医学的諸問題」
講師
・鈴木なつ未 氏(国立スポーツ科学センター スポーツ研究部)
・川原貴 氏(一般社団法人女性アスリート健康支援委員会 会長)
・武冨修治 氏(東京大学医学部附属病院 整形外科教室)

14:20~15:35
「月経随伴症状と対策法」
講師
・中村寛江 氏(東京大学医学部附属病院女性診療科・産科)
・百枝幹雄 氏(聖路加国際病院 副院長)
・ヨーコ ゼッターランド 氏(公益財団法人日本スポーツ協会 常務理事)

15:35~17:20
「女性アスリートの三主徴の予防と治療」
講師
・能瀬さやか 氏(東京大学医学部附属病院女性診療科・産科)
・小清水孝子 氏(大妻女子大学家政学部 教授)
・関口邦子 氏(国立スポーツ科学センター スポーツメディカルセンター)「総合討論」
「総合討論」
ゲスト:原裕美子 氏(女子マラソン元日本代表)

17:20~17:30 閉会
 
【定員】600名(先着順)
【参加料】5,000円(税込)
【申込方法】下記URL又はQRコードからお申込ください。
http://bit.ly/301PSeO

申込期限:令和2年1月22日(水)

◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。
2019年の大河ドラマ「いだてん」で、主人公を導く重要な役回りとして登場した嘉納治五郎はJSPOの初代会長であり、JSPOは「いだてん」の舞台でもありました。

 

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